こんばんわ。
オーナーの宮本です!
11月は遅くなりましたが、一発目のブログでございます!
先日、ワタクシ、初めて小矢部市にございます、
三井アウトレットパークに行ってまいりました(しかもひとりで!)
一応、目的がございまして、
SOLIDはコンクリートの床の為、
普通のスリッパで仕事をしていると、
忙しい土日は、歩き続けて、途中、どうにもこうにも足が疲れてきてしまい、
これがそこそこのストレスになっておったというわけ(笑)
よしっ!
きょうこそ、履き心地の良いルームシューズを購入するぞ!!
と、
張り切ってやってきた先は、
ビタやな~~~と思われるのもなんですが、
ビルケンシュトックに、中学生以来の来店!笑
実はワタクシ、足の形が特殊で、
どんなに見た目に気に入っても、合わない靴が多すぎるあまり、
いつも気に入った靴が買えずにおりました。
よって、たまたま私の足に合う、
レッドウイングのアイリッシュセッターだけは、
何足も持っているわけでして(好きで履いているのもありますが)
本当はもっとオシャレな靴も履きたい!
そう思いながらもはや何年も経過。
そこでビルケンならひょっとして、
自分の足に合った靴があるのかも・・・(しかも内履きやし・・・)
と思い至り、
お店でウザいくらいに、店員さんに質問し、トコトン履くに履きまくり・・・笑
見つけてしもた・・・
これや・・・
とりあえず家具屋なので革にはこだわりたいし、
と思っていたところ、これに目が留まりまして
コヤツを履いてみたところ、
絶妙にワタクシの足の形にフィットしてしもた・・・
ちょっと見るつもりが、
散々質問していた店員さんに、
「ミヤモト家具の社長さんですよね!」
と、まさかのセリフを言われ、急に恥ずかしくなったワタクシは、
即刻、これを購入!笑
半信半疑で翌日、
これを履いて仕事をしたところ・・・
履き心地が良すぎて驚きました(なんで今まで買わずにいたのか不思議!笑)
流石は230年以上もドイツで、ヒトの身体に優しい靴づくり一筋に歩み続けた歴史は、まさに本物。
餅は餅屋という事でしょうか?
きっとそうや。
だって、我々家具屋で、
靴の履き心地を家具に例えるとするのなら、
やっぱり椅子なのかなと思う。
国内のメーカーの中でも、
製品として、椅子を作るのはとても難しいし、
仮に作れたとしても、
それを製品としてコンスタントに流通させるほど、
価格 対 品質において価値の高い椅子を作れる工場は、
言っても国内で多くはない。
この椅子は、只今、SOLIDで絶賛発売中のオリジナルチェアー。
047のミヤモトモデル。
なんだか座り心地を追求した、
座面の立体形成が、
ビルケンのインソールのように快適に思えて仕方がない(笑)
SOLIDは特に
ダイナミックで力強いデザインのテーブルやソファーに目が行きがちですが、
何といっても普段、必ずと言ってよいほど使用する
椅子の作りの良さと座り心地は、
最大の特徴のひとつでございます。
肘付きと・・・
肘なし。
座面の板座が苦手なヒトは、
ファブリックやレザー、本革などのクッション座にして、
ホンマに快適にお座り頂けます。
ちなみに写真は、SOLID一押しの帆布生地。
耐久性の高さと、その独特な風合い。
また、使い込んだ際の経年変化さえも楽しめるのではと期待しております。
消耗した見え方も、もはや劣化をメリットとして、審美性を高めていける素材のひとつとして、
SOLIDでは帆布を定番化しております。
製品開発の段階では、
ナガノさんの開発メンバーから、
ソファーは帆布で問題ないにせよ、
分厚い帆布生地を、
椅子に綺麗に張り込むのは難しいのではと懸念されました。
そこで、
どうしても、
SOLIDで、今後定番化し、売り出していきたい素材のひとつとして考えておりましたワタクシは、
共同開発者の永野副社長に懇願。
すると、永野副社長が、開発メンバーに、
「やっても無いのにやれないと言うのはおかしい。」
続けて、
「宮本社長。ご安心ください。とにかくやってみますから、その仕上がりが、商品化するにあたり、許容範囲かをご確認下さい!」
それを聞いた私と岡本君は、顔を見合わせミッコリ微笑み、
九州からの帰り際、
「永野副社長って、温かいヒトだよね・・・」
そんな会話をしながら車の中。
流石!男前やわ~~
ちなみに永野副社長はこんな方です。
ちなみに私がこれまでにお逢いした工場の方で、
間違えなくトップスリーに入るほど、顧客志向で、顧客目線な方です。
たかが椅子一脚。されど椅子一脚です。
この047の椅子には、いろいろな方の想いが詰まっています。
1次試作が出来上がり、
実物を見た時は、感動しすぎて鳥肌が立ちました。
ちょっとしたディテールの変更も、快く受けてくださいました、
写真は開発の前田さんと佐藤さん。
こうして出来上がった本チャンの椅子。
最終的には、足を長く見せたかったので、
シートハイの高さも変更しました。
こちらがウォールナット無垢材オイル仕上げの肘なし帆布生地。
こちらがブラックチェリー無垢材オイル仕上げの肘付き帆布生地。
肘付きにした際のサイズ感やバランスが特にお気に入りです。
テーブルに横並びで、肘付き、肘無しを並べても、
全く違和感がない。
テイストを選ばず、どんな空間にも馴染みやすく、
まさにハイスタンダードと呼ぶに相応しい、SOLIDチェアー第1号機は、こうして出来上がりました。
仕上がりの良さ、肘を置いた時の手触り。
座った際に、しっかりと体を預ける事のできる、
背もたれの角度や曲げ木の具合も絶妙です。
最も気に入っておりますのは、
肘つきの際の、この削り出し。
前から後ろにかけて、削りが緩くなり
最終的にはチリも無くなります。
写真の通り、
非常にシンプルな椅子でありながらも、
板座の際の座面一つ。
クッション座にした際の生地感ひとつ。
更には、無垢材を曲げる。削るといった、造り手のコダワリが、しっかりと詰まっている。
本当に良い椅子に仕上がりました。
ちなみにメディア嫌いであります、ボスの永野社長は、SOLIDが全国47都道府県に普及するまで・・・
謎の存在にしておきたいと思います<m(__)m>(随分と長い期間です!笑)
いつか僕が死んでも、SOLID furniture store が末永く,
各、地域地域で、愛される存在になって欲しいな~と、
今からすでに、夢に描いております、
超絶ポジティブな宮本です(なんなら・・・ビルケンの230年も超えてみたい!笑)
というわけで、
本日は、お待たせしまして、いよいよSOLID製品の詳細を明らかにすべく、
「SOLIDチェアー CH047」
と題して、おおくりさせて頂きました。
明日も必要として頂けるお客様の為に、
当然!全力で頑張ります(ー_ー)!!
それでは皆様。
きょうも笑顔で
ごきげんよう(*^-^*)
ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
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SOLID FURNITURE STORE
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代表取締役 宮本 豊彰