株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本豊彰のブログ

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真似こそ最高の創造???

こんばんわ。

オーナーの宮本です。

最近、まぁ言うてももう半年ほど経ちますが、私の学生時代の友人が昨年脱サラして起業いたしまして、しばらく連絡のなかった男から、急に頻繁に連絡が来るようになりました(笑)

お客様といい感じでお話ししているときに限って電話が鳴るので、

「仕事の用件でないなら、夜の12時に電話してきてくれ!」

と話すと、

「トヨアキ!昔は所構わず、いい奴だったのになぁ~」

と言われます(どういうこっちゃ!笑)

ただ、よくよく考えると一理ある(笑)。

私にとっては友人からの電話は仕事でなくとも、友人にとってはかなりの確率で仕事の相談なわけでして…。

話を聞いて欲しいという気持ちを、私も軽く考えていたのは否めません。

起業し始めたばかりで、不安でしょうがないのは、以前の自分もそうでした。

昨日、やはり12時に電話をしてきた友人は(意外に律儀!)、

「トヨアキ!お前会社でどんな仕事をしてるんだ?」

と聞くので、素直に答えると、腑に落ちない様子。

まぁ当然です。業界も違えば会社の規模によっても役割が違うので、おこがましい事を言うつもりもありませんが、起業したての彼と、言うても14年してきた私とでは、仕事に特別共通点がありません。

続けて、

「トヨアキ!じゃあ社長の仕事ってなんなんだ???」

「ん?社長の仕事???」

そう言いながら、なんて答えようかとしばらく考えましたが。

とっさにこう言いました。

「決定する事と、責任をとることかな」

答えた後に、我ながらいいコトいうな!と思いましたが(なんのこっちゃ(^_^;)笑)

きょうになって、自分で言ったにも関わらず、その意味を考えてしまった(笑)

うちも、営業会議や製品会議、幹部会議といった会議を定期的にしているわけですが、結局の所、いろんな意見が飛び交う中、私のしていることは、それをやるかやらないか。するかしないかを決定する事にしか他ありません。

スタッフは、その決定に従って、実行に移すのが仕事であって、うまくいかなければ私一人が責任をとらなければいけません。

まさか、決定した内容を実行して、会社が潰れ、

「なんで潰れたの?」

と聞かれた時に、

「いやぁ~、社員が働かなかったから」

とか、

「社員が提案した事業に失敗してしまったから」

なんていうアホな社長はいないでしょう。

仮に潰れもしたら、全ての負債を社長が背負うことになるのですから。

何事も決定するというのは、何より社長にとって重大な仕事です。

片や、うまくいった事に関してスタッフが、

「成果の出たこの件に関しては、実は俺が考えたことなんだ!」

と、仮に言ったとして。

それはとても良いことだと思います(笑)。

成果が出た内容に関しては、私が責任をとることも無いし、会社に利益も残せ、それが続けば全体の給与、賞与にも還元されることでしょう。

そのうえ、提案したスタッフは、自分の考えた取り組みで成果も出て、同僚や友人に自慢もできて、さらに仕事のモチベーションアップにもつながろうものなら、一石何鳥?5鳥程でしょうか?笑

ならばどんどん自分のプロジェクトの成功を、自慢してもらいたいものです(笑)

そこで、私も日ごろ耳にタコほど話をしますが、

「初めからオリジナリティーを出そうとするアホになるな!とにかく真似して真似して、いつか自分のオリジナルにしていこう!」

チンケなプライドがある人ほど、何かと過去の実績を振りかざし、オリジナリティーを最初から出そうとしますが、その組織のやり方を、先輩や上司、時には後輩からも真似して、完璧にこなせるようになった時、ようやく自分のオリジナリティーが確立するものです。

愚かでチンケなプライドがある人ほど(私も最近までその一人です!笑)、それが意外に出来ません。

起業し始めた私の友人がそうでしたので、そこは先輩面して言ってやりました(笑)。

私の尊敬する経営者の一人である、株式会社武蔵野の小山昇社長は、自分の会社の事を、別名「株式会社盗品見本市!」だとか、「学ぶ」とは、「真似ぶ」ことだ(笑)!とまで言い切ります。

私は今も、うちのスタッフがお客様の前でいいコトを言おうものなら、聞き逃さず、

「よしっ!自分も明日から使おう!」

と、真似します(笑)。

そこにはすでに、プライドはありません(笑)

では今日の工場長。

 

スリッパラック

大型家具の製作に明け暮れていたと思ったら、きょうは大量のスリッパラックを製作しておりました。

スリッパラック2

スリッパラック3

スリッパラック5

スリッパラック4

そもそも、うちのトモエさんの考えたデザインらしいのですが、最初に製作した職人さんの造り方を、そのまま真似て製作しております。

きっと、優秀な職人としてのプライドの残る工場長は、若干、面白くない仕事でしょうか?(いや!きっとそんな事はない!笑)

人間、いくら頑張っても、過去と他人は変えられません。

しかしながら、

自分と未来は、確実に変える事が出来るのです(^_^)はい。こちらも小山先生のお言葉です(笑)。

では、本日はワタクシのパクリ名言集の中からひとつ。

 

誰も思いつかない新しい発想やオリジナリティーに価値は無い。目の前の当たり前のことをやるところに価値があるのだ。希少価値が全てでは無い。

 

プライドとは今まで生きてきて培った人生観のことです。能力のない人ほど高いものです。恥をかくとつまらないプライドが捨てられる。

 

すいません。ふたつにしました(笑)ちなみに、まぐまぐより抜粋!笑

本日は、「真似こそ最高の創造???」と題してお送りさせて頂きました。

それでは皆様。ごきげんよう(*^_^*)

 

 

ミヤモト家具

INTERIOR SHOP MIYAMOTO

https://www.miyamoto-kagu.net

Vintage Factory

https://www.vintagefactory.jp

 代表取締役 宮本  豊彰

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PROFILE
  • 株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本 豊彰
  • ミヤモト家具ホールディングス(株)、(株)Vintage Factoryの代表取締役であり創業者。オリジナルブランド【AF Lusty Road】のディレクター。国産家具ブランド【SOLID】及び【RENSEY】の立ち上げに、共同創業者として携わり、パートナーショップを全国に展開。(株)ミヤモト家具の代表取締役も歴任し、幼い頃に亡くした父親と祖父母を想い、家族で営んでいた【宮本タンス店】を、自身集大成のインテリアショップとして復活すべく、52歳で跡継ぎになる事を目指した実業家。座右の銘は【情熱は伝染する】。現在48歳3児の父。

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