こんばんわ。オーナーの宮本です。
きょうは、お盆休みの最終日だったせいか、本店のミヤモト家具、また姉妹店のLOWVE共に、沢山のお客様で賑わいました。
結局、 私は、仕事が忙しいといった理由で、
先祖のお墓参りに、いまだ行っておりませず…
きっと、天国でうちのオヤジと、爺さん、婆さんは、
「とよあき!あいつはまだ来んのか(ー_ー)!!」
と、家族会議をしている模様と思いますので、
今度の定休日には、
オヤジにパーラメント。
ジイさんにはマイルドセブン。
婆さんにはセンベイでもたらふく買って、
墓参りに行きたいと思っております。
我が家族には、「宮本」と名乗る性の者が少なく、
きっと、遠い親戚のヒトもいるのだと思いますが、
関わり合うことは、もはや少ない。
「寂しい」
というわけではありませんが、
昔は、夏になると、親戚同士で海に行ったり、 人並みによくある行事も、少なからずございました。
何処の家族も、 そんなものなのでしょうか?
そんな中、
私には、14離れた従兄弟がおりまして、
今は26だったと思います。
私の10代は学生時代の頃から(つまり彼が生まれたばかりの頃から)、
可愛がっておりました、 東京生まれ東京育ちの貴久君。
私との関係は、死んだオヤジの妹の息子に当たりまして。
不思議と彼だけは、
お盆休みになると、東京からひとりで車に乗って、
私に逢いに来てくれます。
まぁ~、独身の社会人なので、
来やすいというのもありますが、
決まってひとり、
富山に遊びに来ると、
自前でホテルを予約し、年に一度、 私にショートメールをしてくる貴久君。
ちなみに今回はこんなメールでした(*^^*)
「トヨくん、お久しぶりです~!明日から予定が空いたので、トヨくんに会いに富山へ遊びに行こうかと思うんだけど、夜飲みに行けますか~?」
といった感じです(何度も言いますが、14歳年下です!笑)
予定より早く富山に到着した貴久君は、
まず最初にLOWVEに突然立ち寄り、
私の知らぬ間に、 支配人のノブ君に、平然と接客を受けている変わり者です(笑)
東京の有名私立大学を卒業し(確か早稲田だったと思う…慶応やったっけな?笑)、
現在勤めている、会社内でも、いち早く出世し、
エリート街道をひた走る、 私の血の繋がった兄弟には珍しい、優秀な男でございます(ど~いうことよ!笑)
年に一回。
必ず会うと、自分の仕事に役立てようと、ワタクシは質問攻めにあいまして、
最後はジャイアンツとTUBEの話で締められるのが、
毎度のパターンです(笑)
最近は、いろんな職種のヒトの接客を受けることで、自分の仕事のスキルを磨くことを目的にしているようで、
自己成長に、とにかく貪欲。
ノブの接客を受けた貴久君は、
「とよ君!!島田さんの接客は、聞きやすくて心地よかったよ~!」
と、
きっと、うちのスタッフと思い、ひいき目で話してくれたんだと思いますが、
「自分の所の家具が、本当に好きだという気持ちが伝わってきた」
と、我が会社の事のように、嬉しそうに話しておりました。
東京生まれで東京育ちの割には、
まったく擦れた所も感じさせず(多分あるのやろうとは思いますが…笑)、
私自身も、どこか仕事を始めた頃の、一途な気持ちを思い出させてくれる、
貴久君の存在は、私にとっても、 とても貴重な存在と思います(*^^*)
昔々、夏休みになりますと、お父さんとお母さんに富山に連れてこられては、
私はプールに連れて行ったり、
カラオケに連れて行ったり、
サッカーをしたり。
あれは私が17くらいの頃だったと思います。
ひとりで東京に遊びに行った時に、
まだ小学生にもなっていない貴久君の少年サッカーチームに連れていき、
一緒に食事をして、 夜は貴久君のお父さんに、東京ドームに野球観戦に連れて行ってもらいました。
その後、数日滞在したのち、
富山に帰る際、
「貴久君。もう富山に帰るね」
と、声をかけると、
布団にくるまって、
ずっと、泣いていたのが可愛くて、
物覚えの悪いワタクシが、誰も覚えていないこの日の、
もう、23年も前の出来事を、不思議と鮮明に思い出せます。
誰しも、 きょうという当たり前の一日が、
毎日普通に繰り返されると思ってしまいます。
毎年、恒例にあることが、
来年にはなくなるかもしれないことに気が付きません。
そして、それがなくなってから、
「あの時、こうしてあげればよかった」
とか
「なんであの時、こんな事をしてしまったんだ」
とか、
笑顔で話すこと、
こうしてまた会えたことに感謝することを忘れてしまう。
残念ながら、 それが普通の人間です。
後悔してしまっても、後の祭りです。
私には、 このおよそ40年間の間で、
そんな経験が山ほどございます。
だからと思いますが、
こうして今も行く当てが私しかない、この富山の地で、
貴久君が遊びに来た時には、
自分がしてあげられることを、精いっぱいしてあげたいと思うし、
富山に、
今年もトヨくんに会いに行けて良かった。
トヨくんから、またいろいろ学ばせてもらえたと、
そう、思ってもらえるように、
私は私で、成長し続けていかねばなりません!
もしかしたら、来年は無いかもしれない。
そう思いながら、
その時間を悔いの残らぬように、
精いっぱい使ってあげたいと思う訳です。
私はご存知の通り、 若い時にオヤジ、爺さん、婆さんを亡くしました。
貴久君が、生まれたばかりの頃から、今もこうして繋がることができる事は、当たり前でしょうか?
生きて、出逢う、という、 当たり前のように見えて、当たり前のはずがない。
そんな奇跡の連続に 、感謝して生きていかねばと、
この歳になって、強く感じるようになりました。
しかしそれにしても…
大きくなったなぁ~~ たかひさ君!笑
来年も、無事に、
また富山に遊びに来てくれることを、とよ君は心から願っています(*^^*)
本日は、仕事に全く関係ございませぬが(笑)、
ワタクシの、数少ない従兄弟をご紹介させて頂きました。
それでは久しぶりに、とある家族に対して、
ワタクシの本日の気づき
どんな家族であったとしても、当たり前と思わずに、素直に、感謝し合うことができるのなら、いつか必ず、分かり合えると思う。
それでは皆様。 ごきげんよう(*^^*)
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代表取締役 宮本 豊彰