こんばんわ。
オーナーの宮本です(*^_^*)
嬉しい悩みではありますが、ミヤモト家具と直営工場ヴィンテージでは、同時に複数の仕事を遂行しなければならぬ。
そんな時期に来たようです。
新店舗の準備
職人とコーディネーター採用への人員計画
新製品の開発。
社員教育
イベント準備
経営幹部同士でのマニュアル・決定事項の実行計画
おかげさまで、受注状況も当初予想していた以上に順調で、ここにきて特注の大型家具の受注も増加し、増税後に一旦落ち着きながらも戻ってきた波を、確実に捕らえられそうな雰囲気もございます。
計画を前倒しで実行する計画を立てたが為に、私も一気にしなければならないことが多くはなってしまいましたが…。
しかしながら、
この状況…。
何故かとてもワクワクいたします(*^_^*)笑
何でやろか?
やろうとしていることが、あと一ヵ月後にはこうなって、三ヵ月後にはこうなって、半年後にはこうなるんだな!と想像すると、楽しくて楽しくてワクワクしてくるのです(^_^.)
当然大変なんですよ~(^_^;)
私も一日一日、何から手を掛けてよいのやら若干パニックになってしまいます。
そのまま放り投げて帰りたくなる日もございますが(笑)、最近は、こうして前を向いて仕事が出来る喜びに、とても幸せを感じるのです。
不思議ですが、ちょっと前まででは考えられない状況なのですが、危機感にもあおられながら、リスクも背負い、時には手に汗を握りながらも(笑)、楽しいと思える今の自分に感心いたします(ど~いうこっちゃ!笑)
今のメンバーなら、必ずやり遂げられる!
といったような、若干根拠がないようにも思えますが、確かな手ごたえを感じているのも事実です。
実は昨日。
仕事が休みだった為、ドラッグストアに行き、頑張っている工場長にコーヒーの差し入れを買いに行ったところ、10年以上前に自宅をリフォームし、家具を購入して頂きましたKさんに、偶然声を掛けられまして…
宮本。恥ずかしながら工場に向かう帰り道に、久しぶりに車の中で泣いてしまった…。
下記、一部始終でございます。
Kさん 「宮本さん。宮本社長ですよね?」
宮本 「あっ!!!Kさん!お元気ですか?ほんとにお久しぶりです!!!」
その後、懐かしい昔話でしばし盛り上がり、
Kさん 「社長!実はね!最近とっても嬉しい事があって、実は今度ミヤモト家具さんにお邪魔しようと思っていたのよ!」
宮本 「えっ!来てくださいよ~(^○^)何も買わなくてもいいですから(笑)でも、何かありましたか???」
Kさん 「ええ。私の息子が、最近家を建ててね。お母さん家具屋さんでいい所知ってるんだから紹介しようか?って、話をしたのにね。息子はお袋の知り合いの家具屋なんて良い店のはずないだろ!家具はこだわってるんだ!自分で決めるから余計な事しないでくれ!ってね。」
宮本 「今の若い子は、そう言って当然ですよ(^_^)でもKさん。うちを息子さんに紹介しようとしてくれたんですね!お気持ちだけで十分!本当に有難うございます!」
Kさん 「いやいや社長違うのよ!息子が家具はもう予約してきたって言うから。お母さんのいう事も聞かないで、何処でかったのよ!って聞いてみたのよ~」
宮本 「へぇ~。息子さん。何処で購入したんですか?」
Kさん 「あのね。そしたらね。息子が富山市のミヤモト家具で買ったって言うのよ。私、何も言ってなかったのに、社長さんの所で予約したんだって!」
宮本 「え~~~!ほんとですか?Kさんてお客様。いたっけなぁ~?」
Kさん 「私驚いて、お母さんが紹介しようとしてた家具屋はね。ミヤモト家具さんなんだよって言うと、息子驚いて何て言ったと思うがね。」
宮本 「何ていってました???」
Kさん 「お袋!なんであんなオシャレな所しってるんだ!俺の会社の同僚も、友達も、みんなあそこで買ってるよ!どこの住宅メーカーに行ったって、ミヤモト家具を勧められたよ!って、息子が言うのよ~!」
宮本 「ホントですかぁ~(^○^) やっぱり親子ですね(^_^)きっと趣味もあってるんですよ(*^_^*)」
Kさん 「息子がね。あまりにもミヤモト家具を褒めるからね。私嬉しくて嬉しくて…。きっとこの10年で…。社長さん。ほんとに頑張っていらっしゃったんだなって思うと、私、自分事のように嬉しくて嬉しくて…。」
Kさんが購入されたのは、およそ11年前。
当時何の魅力も無かったミヤモト家具で、Kさんは私だけを信頼し家具を購入していただきました。
当時はお客様も少なかったので、一人ひとりにかけた時間も多く、私は何度もKさん宅にお邪魔しては、当時、なぜか昼食までご馳走になりました(笑)
27歳だった私は、Kさんに、
「あなたね。きっと立派な家具屋さんになれるわ!私が保証する!私の感はネ!いつだって当たるんだから!」
と言っては笑ってくれた当時を、私は昨日鮮明に思いだし、なんだか涙が止まりませんでした。
嬉しい嬉しい
そう言って、とても楽しそうに話すKさん。
「私のいった事、当たったでしょ(^○^)」
そう言って大声で笑われまして…
定休日のミヤモト家具に立ち寄る予定はなかったのですが、気になって、Kさんの息子さんを、うちで誰が担当したのか伝票を探しました。
専務じゃない…
チイちゃんでもないな…。
みどりかな?いや違う…。
ノブのやろ~かぁ~!あれ、違うな… という事はまさか…
ひょっとしてと想い、自分の伝票を見てみました。
Kさんkさん…
あっ!!!
あのご夫婦だ!!!
何とめったにお客様を担当しない、ワタクシがお相手させて頂いておりました…。
何かのご縁だったのかな…
そう思うと、嬉しくて…。
やっぱり親子だな…
顔が似てますよ… Kさん…。
長くやっていると、時にドラマチックな出会いを経験するものなのでしょうか…。
Kさん。
本当に有難うございました。
自分でお金払ってでもいいから。息子様への新築祝い。何かうちの製品でプレゼントしてあげようかな…。
私から。
いや。たまにのプレゼントなんて、自分が払う必要ないやろ。会社で払えばいいんだ…。
いや…。
やっぱりむしろ…
自分でお金を払いたい。
そんなふうに思いました。
K様のお母様から私へ。
私から息子様へ。
これも
受け継がれました、確かな思いです(*^_^*)
工場では
ヴィンテージ・ファクトリーの秘密兵器!ブラックチェリーがいよいよ入荷致しました!
沢山の出会いと、絆を結ぶ無垢材に、心から感謝しなければと思います。
仕事って、なんて素晴らしいんだろう。
長く同じ職場で、同じ仕事が出来るって、なんて得なんだ(笑)!
ワタクシ、本当に幸せです(*^_^*)
必要としてくれるお客様の為に、
明日も頑張ります(^^)/
それでは皆様。ごきげんよう(ToT)/~~~
ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
https://www.miyamoto-kagu.net
Vintage Factory
https://www.vintagefactory.jp
代表取締役 宮本 豊彰