こんばんわ。オーナーの宮本です。
いよいよ明日、我らが竹原工場長の結婚式を迎えます。
思えば10か月ほど前。
私はスタッフの前で、工場長が来年の3月に結婚する事を報告し、その時、自然と皆から笑顔が溢れ、拍手が沸き起こりました。
あれから10か月。
ミヤモト家具は、私が創業してから14年目にしまして、初めて土曜日の営業をお休みします。
きょうは、そんな工場長の男前な仕事ぶりを、新製品ロバスト・コーヒーテーブルの製作風景と共に、ト~ンとお伝えしたいと思います。
では先日のブログの続きから
一気にお見せいたしましょう!
今回の製作に合わせて、用意された極上のブラックウォールナット無垢材。
始めます!
バンドソーという機械で、不必要な部分を切り落とし、
強固に接着させるために、実溝(さねみぞ)という溝を造ります。
二液硬化剤を付着させていきます。
ブラックウォールナット材の同材にて、実を挟み込んでいきます。ミヤモト家具では、ただただ圧着するだけの造り方はいたしません。
見えないところにこそこだわる。
これが、日本人の「粋」というやつかと思います(笑)
色合わせを済ませ、接ぎ合わせるイメージを形にする為、墨を付けて無垢板を合わせていきます。
ハタガネで圧着します。
出来上がった無垢板を、心を込めて研磨します。
何度も何度も手触りを確認しながら、最後はカンナを使い仕上げます。
ノミを使って、仕口加工です。
部材がどんどん仕上がってきました。
出来上がった部材を何度も何度も確認する工場長。
誰が何と言おうと、私は工場長が日本一の家具職人になれると信じています。
魂をも込めて… 納得いかなければ、再度カンナをかけていきます。
美しい仕上がりと、心地よい手触りを求めて仕上げていくのです。
組み上げていきます。
未来のヴィンテージ家具にする為に、塗装は手塗りで、植物性のオイルを擦り込ませます。
最後の拭き上げを完了し、
工場長の思いの詰まったロバストを、ミヤモト家具に運びます。
ミヤモト家具の撮影スタジオで、専務が写真撮りです。
写真を撮り終えたら、カタログ製作です。
カタログが出来上がりました。
そして、こうしてミヤモト家具にて展示されます。
我々は、ひとつひとつの製品に、とびっきりの「思い」を詰め込みます。
普通の家具屋ではできない。
プロショップだからこそ、お客様に「本物」を伝えることが出来ると思うのです。
日本のインテリアショップに、デザインから製造、販売、コーディネート、配送にメンテナンスと、全ての業務を高いレベルで自社でこなすことが出来るショップはどれほどあるのでしょうか?
使い捨てが繰り返される現代に、長くに渡り、愛し使い続けられるモノがある。
我々は生涯をかけて、それをお届けしていきたいと思っています。
本日も長編ブログを最後までご覧いただいた皆様。
本当にありがとうございました。
ワタクシ明日は、工場長の晴れ姿を目に焼き付けて、14年目で初の会社土曜休みを、満喫してきたいと思います。
さて、明日に備えて帰りますね!
それでは皆様。
ごきげんよう(*^_^*)
宮本 豊彰
ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
https://www.miyamoto-kagu.net
Vintage Factory
https://www.vintagefactory.jp/