こんばんわ。
オーナーの宮本です(*^-^*)
今から丁度、7年5か月前。
SOLIDの創業&新規店舗のオープンを、
1か月前に控えた・・・
時は2016年。8月20日・・・
あの時、弊社で定期的に行われている理念研修を受けていたのが、
現SOLID金沢、店長の澤田駿と、
現AF事業部、副部長の中村友香、
そして現受発注センター、センター長の塩岡タカユキの3名でございました。
ちなみに、手前が当時LOWVEのパートさんとして働いていて
旦那さんの転勤と共に県外に引っ越していった長野さん(*^-^*)
ふと今回のブログを書くにあたり振り返ると、
今の歳になって、ようやく7年5か月前という年月が
「懐かしい!( ̄▽ ̄)!」
と思うようになりました(笑)
思えばワタクシも、当時は今ほど人数もいなかったし、
何としてでもこの中から…せめて1人でも…
モノになってくれる人材が出てきて欲しい!(と言うか…出てこないとヤバい!( ̄▽ ̄)!笑)
くらいの気持ちで。今となれば有り得ないのですが、
当時は私が直接指導もしていましたし。
SOLIDのオープンが1か月後に差し迫る中、私は私で、とにかく必死で仕事をしていた!
そんな毎日でございました(笑)
今思えば、稲盛和夫さんの教えじゃないけど、ホンマに寝る時間以外の事は、
仕事の事しか考えてなかったと断言できるほど、ホントに頑張っていたな…と、
我ながら思う(笑)
(今は筋トレする余裕がある上に、息子とプロレスする余裕があるから幸せです!( ̄▽ ̄)!)
しかし今となれば結果論ではありますが、
あの時研修を受けた3人は、
その後、紆余曲折を経まして
それぞれがぞれぞれの良さを活かした部署に配属され、
3人共に、店長クラス以上の役職者になった事は、
地味に…私の誇りでもございます(ToT)/~~~
ミヤモト家具では、
「成長」という言葉の定義を、
「出来なかったことが出来るようになること」
としております。
出来なかったことが、ドンドン出来るようになった先に、
今まで見えてこなかった、ワクワクする景色が、
鮮明に見えてくるようになるものだと思うから。
これは、実際に目の前の事しか見る事が出来なった20代の頃から、
今現在に至るまで・・・
自分自身が身を持って経験して事でもあります。
また。つまりはそんなワタクシにも、ミヤモト家具をやり始めた25歳の頃に、
初めてお客様になって頂いたHさまから、
今後、自分は何のために、何を求めていけば良いのか?
また、何をしていけば良いのか?という事を学び、
そもそもはそれがキッカケで、今もこうして、楽しく面白く、仕事が出来ているのだと実感する毎日です。
きょう、なんでこんなブログを書いているのかと申し上げますと・・・、
先日、今年入社したばかりの新卒、戸河くんにとって、
自分が一番最初の「お客様」に成りたいと思い、
息子の本棚を発注したことがキッカケで、こんなブログを書いています。
発注したのは、デスクの下に収納する、小さな本棚だったのですが、
思い浮かんだその日から、どんな不具合の生じる物で出来上がろうとも、
「これは絶対に戸川君に依頼しよう!」
と、心に決めておりました。
そんな私が彼に伝えた事は、
「自分は例え失敗しようと、戸河くんが製作に掛けた時間に合わせ、
お客様としてちゃんとお金の支払いをするから、
決められた工程の時間内で、齋藤主任の力を借りず、
全部ひとりで出来るように、一生懸命製作してみろよ!」
と言いました。
ホントは全部無垢材が良かったんですが、
戸河くんの勉強代として支払う気持ちでいましたので、
無垢材加工とフラッシュの加工。
どちらも経験させようと、無垢と突板を合わせた、
小さな本棚を発注させて頂きました。
そして、あれから1か月後・・・
こうして・・・
出来上がった本棚がこちらです(*^-^*)
いつも部屋いっぱいの大型家具であろうとも、
バシバシ製作している、我が自社工場でございますので、
「こんな小さな仕事?」
と思われたかもしれませんし、
「新卒とは言えど、8か月経ってんのに、まだこの段階か?」
と思われる方も。もしかするといるのかもしれません。
でも・・・、
日頃の仕事も遂行しながら、
誰の力も借りず、木取りから彼が1人で製作したモノとしては、
これが最初のオーダーであり、
これが彼にとって、かけがえの無い、第1歩目だったという事を、
まずは皆さまにお伝えしたかった・・・。
出来上がりを見にいった時は、
まだ彼は緊張した面持ちで、
これ恐らくですが・・・
「社長はこれを見て、何て思うのだろうか?」と、
きっと、不安に思っていた表情だったんだな…と、今となっては思います。
恐らく、こんな小さな本棚で、ブログをご覧のお客様はピンとこないだろうと思いますが、
わたくし、なかなか成長し切れない、もどかしさを感じていた、
彼の紆余曲折を知っていましたから・・・
その出来栄えに・・・、
本当に・・・本当に感動いたしました。
「戸川くん!ありがとう!仕上がりメッチャいいじゃん!!!ホントに腕上げたなぁ~!」
と言うと、彼は今にも泣きそうな顔で喜んでおりました!( ̄▽ ̄)!笑
ちなみにその隣りにいたコワモテ上司の齋藤主任は、
「勿論段取り等は教えはしましたが、彼が1人で製作しました!」
と、我が事のように、とても得意気に喜んでいるように見えた(*^-^*)
きっと、本気で嬉しかったのだと思う。
ちなみに齋藤主任がその時どんな表情だったかと申しますと・・・
こんな感じです!( ̄▽ ̄)!笑
ありがとうございました<m(__)m>
なのせ今回、最も印象的だったのは、
当の戸河くんが、充実感に満ち溢れたような表情をしていた事です(*^-^*)
成長(出来なかった事が出来るようになる)為には、
本で読んだり、動画で見たり、座学で学んだりする事よりも、
何より!
実践で学ぶ事の他、成長の近道は有り得ません。
お客様の「頼まれごと」に対して、期待以上でお返しする事を繰り返し、
人は成長していくものだと思います。
彼は不器用な男でありますが、その仕事に取り組む姿勢や、
何事も一生懸命に取り組む姿に、私も若きし頃を思い出しますし、
そんな彼から、実際に昨年。沢山の勇気を頂く事が出来ました。
当然、立場的に社長でありますので、
わたくし、口では生産性だの効率だの言っておりますが、(勿論これ大切なんですけど…)
でも・・・本来は不器用でも泥臭く、一生懸命に仕事する人が大好きですので。
私はそんなことが当たり前のように出来る彼を、心から尊敬しています。
「予定よりも掛かった時間分だけ、追い銭しますから、齋藤さん追加で請求して下さい」
と言うと、齋藤主任が誇らしげに、
「いや社長、彼は予定通りに、ちゃんと仕上げてくれましたよ!」
という、その誇らし気な言葉が、不思議と、何故が妙に、
私の印象に残りました・・・。
ワタクシも・・・
肉体的には25歳と思っているのですが・・・
実年齢は48歳と呼ぶらしいので(勿論認めてはおりませんが!( ̄▽ ̄)!笑)
ただし人間のピークは、
52歳という事ですから(私が決めたのですが…←お前かよ!( ̄▽ ̄)!)
まだまだ果てしなく私にも、成長の余地が随分あるな…と実感しておる次第です!( ̄▽ ̄)!
今年も、出来なかった事が、沢山出来るような年にしよう!
そして、もっともっと、この家具屋としての仕事を誇りに思い、
そして、もっと好きになろう!
そう決意させてくれる。
この日は、
そんな、最高の1日でございました!(*^-^*)
ということで、きょうはこのへんにしまして、
久しぶりにですが、偉人の名言を紹介し、
本日のブログとさせていただきます。
偉大な仕事をする唯一の方法…
それは、自分がしている仕事を、愛することだ
by スティーブ・ジョブス
本日も、最後までご覧いただきまして
本当に有難うございました!
明日も皆様にとって、笑顔溢れる、最高の1日になるコトを
ワタクシ、心より願いまして・・・
それでは皆さま
きょうも笑顔で
ごきげんよう(*^-^*)
株式会社ミヤモト家具
https://www.miyamoto-kagu.net/corp/
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
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SOLID FURNITURE STORE KANAZAWA
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RENSEY金澤本店
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代表取締役 宮本 豊彰