こんばんわ。オーナーの宮本です。
以前から、
ワタクシが車の中で聞いている、経営戦略DVDの枚数が半端なく溢れているのに最近気が付きまして、
「それなりに勉強したなぁ~」
と、きょう改めて見て感じる一方。
まだまだ実行に移せているのはごくわずか、
10%ほどなんだな~と思うと、もっとスピードを上げて頑張らなければと、改めて実感します。
学生時代は勉強の「べ」の字どころか、「へ」の字もせず、毎晩、どれだけ遊べるか、何して遊ぶか!といった事ばかりを考えていた自分でしたが(笑)
それが今は、
学び、気づき、そして実行計画を立てるのが、今は楽しくて仕方がない上、
DVDを見終わると、次は誰の、何の戦略を参考にしようかと、次に聞くDVDを探してしまいます。
いったい俺どうなったんよ~(笑)と、不思議に思いながらも、
車に乗って、たまには、音楽でも聞いてみようかと流すのですが、
人間、不思議なものです。
以前の自分なら、普通に聞いていた音楽が、
今となると、その時間が勿体ないと思ってしまい、
学びの為のDVDに切り替えてしまいます。
いつの間にか、億劫に思いながらも始めた事が、
今は「習慣化してしまった」という事なんだろうと思いますが、
楽しく学べるようになったのは、いつ頃からだったのでしょうか?
そのキッカケも、時期も、実はあまり記憶にありません。
10年も前になりますが、いろいろと模索していた頃に、
自分は、モスバーガーの「差別化戦略」と言うのを参考に致しました。
「量販店には出来ない事」と言うのを念頭に置き、
品質を求めず、「低価格」を前面に押し出したような、商品の提供は極力抑え、
高品質のモノを、なるだけ安くご提供できる方法を模索しました。
大量生産、輸入品、短納期
と言ったものには手を出さず、納期が1ヶ月から2か月、3ヶ月かかろうと、良い品を、受注生産体制で、お客様の希望に限りなく近い仕様にオーダーし、それを適正価格から少しでも安くご提供できれるように、企業努力を重ねました。
よって、価格だけを見ると、ミヤモト家具は、ニトリさんや無印さん他、富山の量販店と言われる所と比較すると、「高品質・高価格路線」であるとも言えるでしょうか。
差別化戦略は、まさに業界2位以下の弱者が取るべき戦略で、弱者が強者になる戦略とも言われています。
モスバーガーさんを当時参考にしたキッカケは、
私の学生時代から起業したての貧乏時代に、よく、マクドナルドさんにお世話になったからでございました(笑)
特に。さすがに今は少し値上げしたのでしょうか?
100円マックには大変お世話になりました(*^_^*)
マックが無かったら、自分の人生は破綻していただろうなと思うくらい、マクドナルドさんはワタクシの「命の恩人?」なので(笑)、
当然、今でも応援しておりますし、強者がするべき「コストリーダーシップ戦略」を、確実に実行し、成果を上げてこられたところには、本当に尊敬を抱きます。
しかしながら、当時、100円マックを食べながら、
「早い!安い!」
そこで勝負していては、ミヤモト家具はいつか滅びるな…と、仕事をしながら感じておりました。
一方、当時、たまに自分が良い仕事をした時のご褒美として、ハンバーガー好きのワタクシは、月に一度ほどでしたでしょうか?
時間を惜しんで、ドライブスルーで購入していたマックでなく、車を降りて、モスバーガーの店内で、「照り焼きバーガー」を食べる。
これが、当時の私の楽しみのひとつでした(*^_^*)
カラっと仕上がったマックと違い、モスでしか出せない、ジューシーな味付けは、米味噌醤油の文化である、日本人好みと思いましたし、
価格設定も、安くなく、高すぎず、絶妙だな…
と感じたのをキッカケに、ミヤモト家具もこんな製品を提供したいと思ったのは、今から10年以上も前。
そう思うと、私にこの道を選ばせてくれた、マクドナルドさんに、やはり感謝しなければと思いますし(笑)
1990年代後半にマクドナルドさんに端を発した値下げ競争において、競合他社が次々と値下げ競争に走った中、
モスバーガーさんだけは価格競争に乗ることなく、ぶれない差別化戦略を実行し続け、業績を伸ばし続けたことは、
個人的にも「カッコいい!!」と思ったし、
私に、そこを目指して実行し続ける、勇気と希望を与えていただけたと感じております。
きょうは、久しぶりにヴィンテージで、工場長とゆっくり話をしました。
手間暇時間のかかるオイル仕上げの製品は、乾燥させるのにもウレタン仕上げの何倍もの時間がかかり、量産が出来ません。
しかしながら、やはり素材の持ち味を生かせる仕上げの為、ワタクシはオイル仕上げの製品にこだわってまいりました。
きょうも良い製品が仕上がりましたね~(^_^)
と、言いながらも、こちらはウレタン仕上げなわけですが(笑)、当然のことながら、お客様のご希望に合わせて、使い分けできるのも、受注生産、オーダー家具の良い所と思います。
お客様が家具に合わせて購入するのではなく、
家具が、お客様に合わせてカタチを変える。
素材・サイズ・仕上げ・張地。
こういったのもが、ベースとしてお選びいただける仕様になっている所は、まさに僕等が目指した差別化戦略の一環でした。
ミヤモト家具は、来年、総勢20人近くの組織となり、起業当時に比較すると、10倍の売上げになりました。
ライバルは自分達自身であることも当然ですが、
これまでにミヤモト家具を知らず、量販店にてご購入されていらっしゃったお客様も顧客にするべく、
いよいよ量販店との勝負になる日も来るのだろうと、なんとなくですが実感している次第です。
しかしながら戦略を変える気もございません。
いや、むしろ、これまでに磨き上げてきたことを、ブラッシュアップする必要があると思い、専務には、接客の仕組み(マニュアルと言う言葉は好きでないので、仕組みと申し上げます)を作成するように指示いたしました。
きっと、次の世代にも働きやすい、良いモノに仕上げてくれると信じております(*^_^*)。
ちなみに…
工場にも新入りが入社します。
なぜ先に経験豊富なスタッフでは無く、まだまだ経験の浅い彼を入社させたのには、私なりに理由があるのですが…
黙々と作業をする工場長は、まだそれに気づいていないようですので、
今は内緒にしておきます(笑)
そのうち必然と、気が付くだろうと思います(*^_^*)
本日は、「ミヤモト家具!モスバーガー戦略を真似る!?」
と題して送りさせて頂きました。
明日は定休日。
久しぶりに、モスバーガーに行って、照り焼きバーガーを食し、
櫻田 厚社長のDVDを車で聞いて、息子とドライブしたいと思います(息子は面白くない!仮面ライダーに変えろ!とせがみますが、お構いなしでございます!!!笑)
親子、良い休日になるといいですね(笑)
それでは皆様。ごきげんよう(*^_^*)
ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
https://www.miyamoto-kagu.net
Vintage Factory
https://www.vintagefactory.jp
代表取締役 宮本 豊彰