店長である私の仕事は大きく分けて2つあります。1つはお客様に対する仕事、もう1つは社内の仕事です。
お客様に対する仕事というのは、家具の提案・販売がメインになります。お客様の暮らしや家族構成・好みはもちろん、家具選びにおける現状の問題点や欲求などをお聞きして、それに合った家具のご提案をします。お客様にとっての「本物」を見つけます。
それを受発注センターが発注し、出来上がった家具を配送部がお届けします。お届けの際に、配送に同行してお客様と喜びを共有する時間は最高に幸せです。
また、住宅メーカー様へ営業に出向き、ミヤモト家具の魅力を知って頂く仕事もあります。
社内の仕事というのは、店舗作りがメインです。お客様がご来店されて、「ここに来てよかった!」と思っていただけるお店作りだったり、より良いサービスを提供できる販売員を育てるのが私の仕事です。部署の皆で環境整備に取り組んだり、PDCAを回してうまくいったことは継続して、うまくいかなかったことはその原因を追究して改善していきます。
「家具屋」という仕事がこんなに奥深く、面白いものだとは入社前は想像もつきませんでした。
どんな仕事でも考え方ややり方一つで面白くもできるし、つまらなくもできると思います。今任せられている仕事をいかに面白いものにしていくか、それを常に考えています。
この仕事をする上で大切にしていることは、いくつかありますが一番は「今ここでこの仕事をしているのは、すべて自分で決めた事」だということを忘れないことです。
お客様相手の仕事なので、ご注文を頂いたり、納品をしてお客様の喜ぶ姿を見ると心底嬉しいですし、頑張ってご提案していたお客様からお断りのご連絡があったり、ミスをして納品できずお客様を悲しませてしまう時は本気で凹みます。また、夜遅くまで売り場を作ったり、自ら配送する時は体力を奪われるため、大変だなと思う時もあるかもしれません。店長として、うまくいかない時もあります。しかし、それもすべて自分でこの会社に入ることも決めたし、口下手だと分かりながら販売員になることも決めました。人をまとめ上げることが得意だと思ったことはないけども社長から店長を任せたいと言われた時には「やらせてください!」と答えました。すべて自分の意思で選んだからこそ今があります。だからこそ、うまくいかないことがあっても落ち込むのではなく、お客様や働く仲間が喜ぶ仕事をするには次どうしたら良いかを考えるだけです。そういう考えでいると、仕事を通してとても成長できるので仕事が面白くなります!
前職では電気部品の設計開発をやっていました。大学では電気を学んでいたこともあり、それを活かせる仕事に就きました。日々勉強し、トライアンドエラーを繰り返して製品を開発するのは面白かったのですが、お客様が見えない仕事でした。この仕事が誰に届いて、どう思われているのだろうか。
関わる人を幸せにする仕事がしたい!それも短期的な幸せではなく、長く続く当たり前の日常が作り出す幸せを届けたいと思い、住宅関係の仕事を探しました。本来は住宅メーカーさんで営業をするつもりでいましたが、出来る限りお客様に対して妥協のない仕事をしたいと思い、住宅よりももっと狭い分野でトコトンお客様のために働ける業界にシフトしました。
そこでミヤモト家具を見つけ、社長に面接をして頂き、「この会社はお客様のために妥協無く動ける」と確信し、入社を決めました。
入社してからもこの確信は変わらずで、今でもこのように仕事ができることに感謝しながら働いています。
ミヤモト家具を日本一働きたい会社にする!