育てる家具。ブラックチェリーの家具。

Mar.29
2025

皆さん、こんばんは！
ミヤモト家具の高光です。

ミヤモト家具は「木の材種」を選ぶことができるセミオーダーの家具屋さん！

お客様のご自宅に合わせて、サイズ・張地を選べることに加えて、「木の材種」を選べます。

お部屋のインテリア、例えば建具（扉など）に合わせて家具を揃えることで、より統一感のあるインテリアに仕上げることができます。

また、プリントではない「無垢材」を使用しているため、手触りが良く、どこか温かで懐かしい、暮らしに寄り添う家具をご提供しております。

そんな中でも「ブラックチェリー（BC）」の特徴をお伝え致します。

ブラックチェリーという木は、あまり馴染みの無い木材かもしれません。ブラックチェリーはさくらんぼの仲間で、特にアメリカの東部でよく育つ木で、家具を作るときによく使われ、人気の高い木材です。

ブラックチェリーの特徴としては、木目の綺麗さにあります。ブラックチェリー材は見た目がとてもきれいです。

木の表面を見ると、細かい模様があって、色は淡い茶色からだんだん濃い茶色に変わっていきます。これを「経年変化」と言いますが、時間が経つにつれて色が変わるのがブラックチェリーの特徴です。新品の際には明るい色ですが、使っていくうちにだんだんと味わい深い色（赤褐色）になっていくのが最大の魅力です。

また耐久性にも優れているブラックチェリーの木材は、丈夫で加工しやすく、家具にすることで長い間お使い頂けます。オイルでお手入れをすると、さらにツヤが増し、経年変化しながら家族の思い出が詰まった特別な家具に育っていきます。

ブラックチェリーは、他の木材と比べると木目が細かくて、とても柔らかい印象を与えます。たとえば、オークという木と比べると、オークはもっと力強い印象を持っていますが、ブラックチェリーは、木目が細かく美しいため、インテリアに採用することでどこか懐かしい、優しい雰囲気のインテリアにすることができます。

ですが、ブラックチェリーの家具を使うときには気をつけないといけないポイントもあります。それは「日焼け」です。

たとえば、ダイニングテーブルにテーブルクロスをずっと敷いていたら、敷いていない部分だけが日焼けして、色が違ってしまうことがあります。ですので、直射日光は避けた方が良いですし、できれば時々家具の上に置くものを移動させると均一に経年変化していきます。ミヤモト家具の店舗でも、ブラックチェリーの新しい展示が増える際には、設置するデコレートを日々動かしながらお手入れすることで、綺麗に経年変化するように可愛いがっています！

またブラックチェリーは他の木と比べると、新しい家具でも色の違いが大きいことがあります。しかしながら、時間が経つとその差も馴染んできますので、長くお使いいただく家具ではあまり気にしなくても大丈夫です！まずはしっかり手入れをしてあげることが重要！色艶風合いがどんどん良くなっていくので、自分だけの特別な家具に育てていく楽しみがブラックチェリーにはあります。

ブラックチェリーの家具は、アンティークとしても人気があって、海外のアンティーク家具は新品よりも価値が上がる程です。持ち主の手で丁寧に育てられた家具は、時代を感じさせる新品には出せない味わい深い家具に育てることができます。

ブラックチェリー材で作られた家具は、ただの家具ではなく、時間とともに育っていく大切な存在になります。もし、インテリアを温かみのある雰囲気にしたい方や、自分だけの特別な家具を育てたい方、何年にも渡って家具を育て続け、自分の息子や孫にも使って欲しいと思われている方は、家具を選ぶときに、ぜひブラックチェリーも考えてみては」いかがでしょうか？

自分だけの特別な家具を見つけて、毎日をもっと楽しく過ごす。そんなきっかけになれば嬉しいです。

お店に御来店された際には、ぜひブラックチェリーの家具もご覧になられてみてくださいね！

それでは！