- Mar.27
- 2023
ソファのウレタンってなんなんけ?
ソファの座り心地や耐久性を左右する「ウレタン」
外見では判断し辛い、ソファの「中材」は
良いソファかを判断するために、とても重要な要素です
そもそもウレタンとは何か?
良いウレタン(良いソファ)とは?
本日は、そんなソファの中材=ウレタンのお話です
皆さま、おはようございます!
ミヤモト家具の高光です。
本日は
①ウレタンとは何か?
②良いウレタン(良いソファ)とはどのようなものか?
についてお話します!(*´▽`*)
【ウレタンとは何か?】
そもそもウレタンとは?
ウレタンとは、薬品に水や触媒等を混ぜて発泡されて作る化合物。スポンジのことです。
この(スポンジ=)ウレタンは、ソファの中材(ソファの中身)に使用されています。
ソファの中材に使用されるウレタンは、ウレタンフォームとも呼ばれ、薬剤の配合を変えることで何百通りものウレタンを作ることが可能です。
配合する原料(化学薬品のポリオール等)をブレンドして作られるため、いろいろな種類のウレタンフォームを作ることができ、
身近な物では食器用のスポンジや、マットレス、車のシートなど、私達の暮らしの中に様々な形でウレタンは採用されています。
ウレタンには大きく2種類の作り方があります。
それは【モールドウレタン】と【スラブウレタン】です。
モールドウレタンは、型枠の中で発砲させて作るウレタンで、車のシートなどに用いられます。
スラブウレタンは、発砲させたウレタンを一定の大きさにカットしていくウレタンです。
お客様のお部屋に合わせてセミオーダーで作るミヤモト家具では、主にスラブウレタンを採用しています。
(↑モールドウレタンを採用しているソファもありますよ!)
【良いウレタン(良いソファ)とは?】
良いソファの定義は、お客様によって様々です。
本質的に良いソファであっても、座面の柔らかさやデザイン、価格、リクライニングや組み換え等の性能、汚れに強い、耐久性など、お客様が求める「良いソファ」の定義は、お客様によって違いますよね!
それでは「良いウレタン」とは何か?
『ウレタン』にだけ焦点を当てて、その品質を見てみると、
良いウレタンは『密度』によって決まります。
先に結論を申し上げますと、
30~36kg/㎡の高硬度フォームを採用しているソファは良いウレタンを使用していると言えます。
ウレタンの密度は、一立方メートルで何キロの重さになるかで表すことができ、一般的に密度が高いほど硬く、密度が低いほど柔らかいウレタンになります。
しかし、薬剤の配合を変えることで、何種類ものウレタンを作ることが可能なので、ブレンドする液体が異なれば、完成するウレタンの性質も異なってきます。
ウレタンの性質の異なりは主に次の4つです!
①高弾性フォーム
耐久性に優れたウレタンで、ヘタリにくく密度が高いほど弾力性が増します。(スプリングのようなウレタン!!)
②低反発フォーム
衝撃に強く、耐圧分散に優れているため、長時間座っていても疲れにくいウレタンです。(枕などの寝具でもお馴染み♪)
③高硬度フォーム
名前の通り、硬くしっかりとしたウレタンです。ソファでは底付き感を軽減するために本体側の下地に採用されます。(高密度ウレタンとも呼ばれています!)
④ラバータッチフォーム
しっとり柔らかなウレタンで、伸縮性に優れ、通気性とクッション性に優れています。(ミヤモト家具で一番人気のソファにも採用されていますよ♪)
※ちなみに↓このソファです!
(座っているのは僕です!)←もうちょっとオシャレな座り方できんかったんか?と実は反省してますm(__)m
↓僕が座っていない方が良いソファに見えますので、誰も座っていないバージョンもどうぞ!
同じ高硬度フォームや高弾性フォームで比べるのなら30kg/㎡のウレタンフォームより50kg/㎡のウレタンフォームの方が優れていると言えます。
ただ一方で、ウレタンの質は密度によって異なりますが、密度が高いウレタンを採用しているソファが全てのお客様にとって良いソファであるとは限りません。
実際に50kg/㎡のウレタンを中材に使用すると座り心地は、めちゃくちゃ硬くなります。(構造体である床板をウェービングテープやSバネにすれば座り心地は変わってきますが…)
どのウレタンフォームを何処に、どれだけの厚みで作るかによって座り心地は異なるため、お客様にとってのベストなウレタンはその種類や性質、密度によって異なってきます。
ミヤモト家具のソファは、そんな何百種類もあるウレタンを絶妙なバランスで採用し、本質的にも良いウレタンを使用することで、抜群の座り心地と耐久性を実現しています。
お客様が ご検討中のソファは、どんな造りのソファでしょうか?
どんなウレタンを使用しているソファなのか?
構造体は床板なのか?Sバネなのか?
木枠は?フェザーは?張地はどんなものを採用しているのか?
なぜ?高弾性、低反発、高硬度の3層ウレタンなのか?
そもそも、そのソファはどこに拘っているのか?
せっかく長い年月を家族でゆっくり過ごすソファですから、
作り手が何処に拘っていて、その拘りや特徴(本質)に、お客様自身が「なるほど!座角(座面の角度)が8度だから座った時に腰にしっくりくるのか!」と共感できるソファを選んで欲しいと思っています!!
興味があるお客様はぜひ!ミヤモト家具までお越しください!
デザイン、製造、アフターフォローまで、自社で一貫して行なっているミヤモト家具だからこそ出来るソファの本質を、ご来店のお客様にお伝え出来れば嬉しいです!
もちろん話を聞くだけ、どんなソファが置いてあるか見に来て頂くだけでもOKです!!
ぜひお気軽にご来店ください!!
↓こんな感じの
↓愉快な仲間たちが
↓皆様のお越しを
↓お待ち致しておりますよ!
(下の写真は、私の大事なお客様、奈良県のF様です!
F様!また富山に遊びに来てくださいねー!!!)
ソファの事、家具の事、インテリアの事、
ご不明な点がございましたら、何でも聞いてくださいね!!
本日はソファの座り心地に直結する「ウレタン」のお話でした!ウレタンも構造も座り心地も異なる約60種類のソファから、お客様にピッタリのソファを提案致します!!
皆さまのご来店をお待ちいたしております!!
それでは!!
けんろー。
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