- Mar.14
- 2016
覚悟
皆様、おはこんばんちは。
しぇんむの杉木デス。
ミヤモト家具では現在、配送・メンテナンススタッフを募集中です。
お客様のことを第一に考え、一緒に楽しく仕事ができる人大歓迎!
ってな感じなのですが、
今日もお電話を頂いていた、社員希望方の面接をさせて頂きました。
こんなことをブログで書くのもなんですが、
自分自身、感じるものがあったので残しておきたいと思います。
今日面接させて頂いたのは、36歳の男性、I様。
17年間、三交代制の製造業一本でやってこられたそうです。
つらいこともあり、何度も会社を辞めようかと考えたそうですが、
それでも17年間、一度も会社を変えることなく努めてこられたことは
素直にご立派だと感じました。
正直、I様の第一印象は良いとは言えませんでしたが、
お話しているうちに、とても熱い思いが伝わってきました。
「自分を変えたいと思う」
そう言われたIさん。
製造というのは、直接エンドユーザーとは携われません。
お客様が喜ばれる、最高の瞬間を味わうことができないのです。
ミヤモト家具をネットで見つけ、
ウチのスタッフの人たちがお客様の喜びの為に働いている社風や、
目標に向かってスタッフ全員でで力を合わせている姿を見て、
「ここで働きたい」と決意したそうです。
I様はご結婚されていて、小学生のお子さんが二人います。
その環境下で、17年間続けてきた仕事を辞め、
まったく違う職種に足を踏み入れようとしているのです。
「相当な覚悟だったのでは?」
と聞くとIさんは大きく頷き、
「本当に考えました。吐き気がするくらい考えました。
悩みに悩んだけど、それでもミヤモト家具に入って、
自分を変えたいと思った。
ここの仕事の喜びを、体感したいと思った。」
なんか、、、素直にすごいなと思いました。
もし仮に、僕がIさんと同じ立場だったとしたら、
同じ決断はできないと思う。
ご家族の皆さんも、応援してくれているそうです。
Iさんはお世辞にも愛想がいいとは言えなかったし、
あいさつの仕方なども正直ひっかかりました。
「うーん、暗そうな人だなぁ・・・」
と思いましたが、
それでも話しているうちに
目を見ていると本気というのが伝わってきたし
Iさんの手は緊張でブルブル震えていました。
やはり、よっぽどの覚悟でミヤモト家具へ来たのでしょう。
「緊張しないでくださいね」
と何度も言ううちに、徐々に笑顔を見せてくれ、
ただただ、不器用な人なんだとわかりました。笑
Iさんを採用するか否かは別として、
すごく印象強い方でしたね。
終わり際、「もし受からなかったら、この先どうするおつもりですか?」
と聞くと、
間をあけることもなく「もう一回来ます」と言って、帰って行かれました。笑
Iさんとの面接を終え、
改めてミヤモト家具は対外的にどう見られているのかを感じたし、
同時に何を期待されているかも実感した。
Iさんのような方が入社した時に
「やっぱりミヤモト家具に入ってよかった。
自分の決断は間違ってなかった。」
と、ちゃんと思ってもらえるような会社にしたいと、強く思いましたね。
そして、、、
人を第一印象だけで決めてしまうのは本当に良くないと
反省しました。
う~ん、いろいろな気付きをくれたIさんには感謝です。
いつかまた会える日が来るといいな。
では、今日はこんな感じで。
チャオです。
杉木