Dec.08
2017

涙ちょちょぎれる出来事

皆さま、おはこんばんちは。しぇんむの杉木デス。

社長のブログや、LOWVEやSOLIDのスタッフもブログで書いておりますが
現在、ミヤモト家具では環境整備を力を入れて進めています。

『環境を整えて、仕事に備える』ことを目的に　
販売部・製造部・配送部すべての部署で、身の回りの環境を見直し
仕事のしやすい環境づくりに勤しんでいるのですが・・・

本店はというと、、、

歴史が長い店舗ということもあり、

これまでに見て見ぬフリをしていた場所が、

次々と露わになってきております。笑

透明人間が可視化するような恰好をして、

獅子奮迅の活躍を見せるダーイケ（池田）笑

物陰に潜むズン。

先日はほぼ徹夜で

事務所内も動線を考えてレイアウト変更をし、

カタログ資料などの配置も一新させました。

その甲斐あって・・・

本店が見事、

11月度の最優秀環境整備店舗に選ばれました！！

ヒューヒュー！！！！パチパチ。

ただ、LOWVEやSOLIDも僅差の１点差。

配送部や製造部も、みるみる環境整備が進んでおり

徐々にではありますが、

とても気持ちよく仕事ができる環境が整っています。

いいですねー、環境整備。本当にオヌヌメですよ。

早く次のステージの環境整備に取り組めるように

レベルアップをしていきたいものです。

さて、今日はとても感動することがあったので、

ブログに残しておきたいと思います。

もう６年程前になりますか

私が入社して１年経たないくらいの時に

ミヤモト家具で一式ご購入頂いたK様。

とてもこだわりの強いお客様で

リビングに置くテレビボードやキッチンのごみ箱収納など

当時、

経験がまだ浅かった特注家具もたくさんオーダー頂きました。

それがこちらです。

うーん、素晴らしい。

巨大リビングボードです。

今見ても、相当カッコいいなと

自負してしまいます。笑

何度も何度も打合わせを重ねて、

納品の時も、

綺麗に納まるか、喜んで頂けるか

正直、不安いっぱいでしたが、

無事に家具はきれいに納まり、

K様にも、とってもとっても喜んで頂けたのをよく覚えています。

それがあまりに嬉しく、

当時のHPには、

お客様とのフォトアルバムページこそありませんでしたが

一緒にリビングボードの前で記念撮影をしました。

そんなK様がつい先日、久しぶりにご来店され、

新たにカップボードの特注上置き収納をオーダー頂きました。

久しぶりの再会、うれしかったですねー。

お顔を忘れすはずもなく、お店で気付いた瞬間

接客中だったにも関わらず、

思いっきり手を振ってしまいました。笑

それだけでもうれしかったのですが、

本当に感動したのがその後で、

先日、納品に行った際

６年ぶりにK様邸にお邪魔しました。

当時はお子さんがまだいなかったK様も

今では４人家族。

可愛い２人のお子さんのおもちゃがたくさんあり

その中に、当時納めた家具たちが、

確実に、確実に　風合いを深め

K様のご家庭の中に馴染んでおりました。

あぁ・・・なんだか嬉しいなぁと思いながら

あの大きなリビングボードにふと目をやると

納品の時にK様と一緒に撮った

あの記念写真が飾られていたんです。

ご家族の写真と共に。

６年ですよ、６年。

自分でこんなこと言うのは、あれですけど

家具屋の店員と撮った写真を、

６年間リビングに飾っておきますか？

もう、、、見た瞬間

本当に涙が溢れそうになりました。

「ごめんねー、少しホコリが被ってるかも―！笑」

と奥様は笑いながら言っておられましたが

ほんとにずっと置いといてくれたんだと思うと、

マジで言葉がでませんでしたよ。

驚いている僕にK様は

「いやいやー当たり前でしょー。

杉木君には本当に良いのにしてもらったからねー。

実際、嬉しかったし！記念記念！」

そんな言葉を冗談交じりに掛けてくれましたが

涙をこらえるのに必死でした。

きっと、この出来事は一生忘れないだろーな。

他の方からしたら、小さなことに思えるかもしれませんが、

ずっと６年間、あの時のことを忘れずに

残してくれていたんだと思うと、

正直に感動します。

６年前、まだ半人前もいいところだった僕ですが

それでも、

精一杯考えて

K様に喜んでもらえるようにと

あの時、頑張ってよかったなーと

帰り道にしみじみ感じていました。

こんな思いを、

中村ちゃんや高柳さん、大山君、城岸さんにダンにズンにも

味わわせてあげたいなーと思ってしまいます。

納品した後も、ずっとご家族に寄り添っていける

そんな家具、そんな会社であり続けたいと思ってはいますが

この仕事の「尊さ」を

身に染みて肌で感じた、

そんな出来事でした。

K様、本当に本当にありがとうございます。

改めて、この仕事の喜びを感じさせて頂きました。