- Jan.12
- 2016
時を経て
何億~光年♪輝く~星~にも 寿命があると~
教えて~くれたのは あな~たでした~♪
みなさんおはこんばんちは。
山口百恵の「さよならの向こう側」を最近ヘビロテで聴いている杉木デス。
僕がまだ物心もついていないくらいの頃の曲ですが、
本当にいい曲で、心に染みわたります。
何に対しても言えることだと思いますが、
想いのこもった良い曲は、
どれだけ時間が経っても、その輝きを失いませんね。
昭和の歌謡曲は、そんな作品がとても多いように感じます。
時代が流れたからこそ、
その曲に味わいが出ているのかも分かりません。
弊社の家具も、そうありたいものです。
「時代の流行に左右されない、世代を超えて愛される家具を」
というコンセプトのもの、2005年に弊社で立ち上げられた
オリジナルブランド「Anaechy Face」
製品のひとつひとつには、
そのコンセプトが宿っており、
ミヤモト家具の掲げる理念を体現しています。
3年前、自社工場 「Vintage Factory」 が設立して間もないころ
スタッフでデザインし、工場長が制作してくれた
本店展示品の「ロバスト」リビングテーブル。
私が初めてデザインを担当したテーブルということもあり、
個人的に思い入れのある製品なのですが、
先日、新しく仕上がってきた
ウォールナットのサイドテーブルと比較して、
その色合いにとても興奮しました。
スタッフで大切にメンテナンスをし、3年の歳月を経て、
なんとも美しい色合いに、深みを増してるではありませんか!
恥ずかしながら、
毎日、毎日、見ているせいか
その変化に気付けず、
たまたま横に置いた丸テーブルと並べて、ようやく気が付きました。
時を経て、深まる風合い。
新品では決して出せない存在感と味わいがあります。
決して劣化ではなく、
そこには確実に使い手の想いが宿っている。
僕たちがお客様に伝えるべくことは、
「オシャレな部屋にするためには!」 ではなく、
モノに対する価値観。
その方の人生のそばにある家具との付き合い方です。
本年も、
弊社の掲げる「本物」という意味と
スタッフ全員で真剣に向き合い、伝え、
お客様と我々の想いを共有していければ幸いです。
2016年もミヤモト家具を宜しくお願い致します!!
杉木