- Sep.26
- 2016
ミヤモト家具らしさ
おはこんばんちは。しぇんむの杉木です。
無事にＳＯＬＩＤもオープンを迎え、
この土日はたくさんのお客様にご来店を頂いたようです。
ご来店頂いた皆さま、ありがとうございました！
ミヤモト家具はまだまだこれからでゴザンス。
忙しく毎日を過ごしておりますが
ふと立ち止まって振り返ってみると、
ミヤモト家具は大きくなったなーと感じます。
僕と澤田副店長が入社した６年前は、
社長とトモエさんがバリバリ現場の第一線に出て、
上司には杉田部長に大野店長の二人。
社員は４人でした。
その頃は当然のことながら、配送部も自社工場もなく
接客から配送、販促管理まで、すべての業務を６人でこなしていました。
あの頃はあの頃で大変だったけど、
少ない人数だったからこその楽しさもり、
何より新卒出の僕ら二人にはすべてが新鮮でした。
配送から帰ってくると、社長が事務所でタバコを吸いながら
「涼君！今日もお疲れさん！」
といつも元気よく迎えてくれたのを良く覚えています。
社長にはいつもパワーをもらっていました。
厳しかった部長には、毎日のように叱られていましたね。
ちーちゃんと初めて二人で行ったの配送はテレビボードの納品で、
二人とも車内でめちゃめちゃ緊張していました。
大野店長は明るく、いつも笑っていて、店長といるといつも笑顔になれました。
社長のお母さんは、よくチャーハンを作ってくれました。笑
僕は今でも、そんな当時のことをよく思い出します。
本店のすぐ近所、千石町通りにお住いのＮ様。
社長のお母さまの代からずっとお世話になっている
大切な大切なお客様です。
僕が入社して、本当に間もない頃、
そのＮ様のところへ壁掛けミラーの取り付けに社長と行きました。
当時社長が愛用していた腰バックとミラーをもって徒歩で現場へ。
社長はＮさんに新入社員の僕のことを紹介してくれ、
そのＮ様は僕に昔のミヤモト家具の話をたくさんしてくれました。
今ブログを書きながら、本当に懐かしく思い出します。
そして、先日。
Ｎ様がミヤモト家具に照明を買いに来てくださり、
あの時と同じように、照明をもって納品に向かいました。
照明は二つあって、一人では持てなかったので
入社したての澤田駿君を同行させ、二人で歩いてＮ様邸へ。
無事に取り付けが完了し、
Ｎ様に新入社員の澤田君を紹介すると
あの時と同じようにＮ様は澤田君にミヤモト家具の話をしてくださいました。
３店舗目がオープンすることや、
今は従業員が30名近くいることを話すと
Ｎ様はとても驚いておられましたが、
「でも あんたのとこの社長は偉いね。いつも元気がいい。
この間も遠ーくにいるのに、大きい声で
Ｎさん こんにちはー！！って大きい声で挨拶してきてね。
深々と頭下げて本当に腰が低い。昔っから変わらないね。」
なんて話を聞かせてくれました。
社長らしいなと思いましたが、Ｎ様に言われたというのもあり
なんだかすごく背筋が伸びる話でもありました。
帰り道、澤田君に
「専務、ありがとうございました。貴重な話が聞けて嬉しかったです！」
とキラキラした顔で言われ、
６年前にミラーを取り付けに行った 社長との帰り道を思い出し、
よくわからんけど、いろんな感情が芽生えて胸が熱くなりました。
今のミヤモト家具に、あの頃の面影はほとんどありません。
３店舗に自社工場、人数も大幅に増えて、
企業としての規律やルールも増えてきました。
ただ、どんなに会社が大きくなっても、社長や社長のお母さんが
ミヤモト家具に培ってきてくれた精神は無くしちゃいけない。
Ｎ様がＳＯＬＩＤに遊びにいっても、
「やっぱりミヤモト家具さんやねー」と言われたい。
人としての意味で。
建物の外観や店内、製品はカッコよくても
そこにいるスタッフは、ずっとミヤモト家具らしくありたいんです。
先日、Ｎ様は最後にこう言ってくれました。
「だからミヤモトさんのスタッフはみんな挨拶がいいね。
社長があんなんだから。 誰でも笑顔で気持ちの良い挨拶をしてくれる。
私はとミヤモト家具のそんなところが好きなんだよ。」って。
うーん。泣ける。
意外とこういうことが、
行動指針や企業理念では表せない
ミヤモト家具の感覚的な部分の「本質」なのかと僕は感じております。
「らしさ」ってやつですかね。
人と人との笑顔のつながり。
千石町の商店街で培われたその温かさを、
これからも、この先もずっとこの会社には残していきたいと
強く思った出来事でした。
今日は、本当にとりとめのないない内容になってしましたが、、、
今感じている気持ちとして綴っておきますm(__)m
チャオ！！
杉木
SOLID FURNITURE STORE
https://www.solid-furniture.jp/
