- Oct.23
- 2019
スクラムの会での出来事
皆様、おはこんばんちわ。しぇんむの杉木です。
息子が風邪をひくと、100%風邪をもらってしまう。
このしくみを何とかできないだろうか・・・
というのが最近の悩み。
家の中ではマスクをして、寝る時も離れてリビングで寝ていたのに・・・
悲しいかな、私の体が弱いということなのか。
先日、本店メンバーにて懇親会を行いました。
くだらないことを談笑しながらも、
本店営業部の今後の課題やスケジュールを話しあい、
皆の気持ちの擦り合わせができました。
なんか、
気付けばいつも笑顔が溢れていて、
皆が楽しそうで、
ああ、この会社いいなーと
こういう時にしみじみ思う。
同じ志で、熱意と情熱で
お客様の為に働く 同志は
かけがえのないものですね。
話は変わりますが、
実はミヤモト家具は富山県庁生協の指定店になっており、
(あまり知られてはいませんが・・・)
その指定店同士で、
交流を深め、横のつながりを強めて
ビジネスに繋げていこう!という想いで発足された
「スクラムの会」という、異業種の集まりがございます。
このスクラムの会は
今年でちょうど10周年を迎えるのですが、
何気にミヤモト家具はその初期メンバーで(笑)
定期的にスクラムの会に参加し、
県庁生協様と協力して、
どうやって富山の商売を盛り上げていけるか
とういうことを日々話し合い、考えております。
昨日は、そんなスクラムの会の
懇親会があったのですが
その中で感動する出来事がありまして・・・
大手、大和ハウスにお勤めの松本さんという方。
新卒で大和ハウスさんに入社され
今年で勤続30年目。
ご出身は大阪で、バリバリの関西人。
富山に異動になってから13年が経つそうです。
優しそうなお顔立ちとは裏腹に、
見た目はスキンヘッドで、関西弁。
眼の奥にとても力があり、
まぁ、とりあえずただ者じゃない感のある人です。(笑)
何故か松本さんとは、
スクラムの会の懇親会で席が隣になることが多く
度々お話する機会がありました。
昨日はお互いの仕事の話を、色々とお話していたのですが、
その途中、
松本さんが愛用しているであろう
使い込まれた手帳をもってこられ
その中に挟まれていた
1冊の小冊子を取り出されました。
「私ね、これを今でも毎朝読んでから、会社に向かうんですよ。」
といわれた小冊子の中には
大和ハウスさんの経営理念や行動指針が書かれていました。
その小冊子は、
何度も何度も読まれているのが一目で分かるくらいに
ボロボロでした。
そして、松本さんが一言。
「私ねぇ、ウチの社是のここが好きなんですよねぇ」
と、7つほどある項目の、ある一文を指さし
なんとも嬉しそうな顔で、僕にそう言われたのです。
ここで文章にすると、何ともない一瞬の出来事に過ぎないですが
僕にはその時の松本さんのしみじみと嬉しそうな表情が忘れられず、
30年間、同じ会社に勤め続けてきた人間の
「うちの会社の社是のここが好き」という、
言葉の重みに感動を覚え、
意味もなく握手してしまいました。笑
「やめようと思ったことはないんですか?」
と聞くと、
「そりゃ何回もありますよ。
でもそれは上司と馬が合わないとか、せいぜいそんな理由ですわ。
この会社に育ててもらった恩を想うと、
そんなことで裏切れませんやん!」
と、豪快に笑いながら、そう言っておられました。
「愛社精神」とでも、いうのでしょうか。
松本さんの、
会社に対する想いや、あの嬉しそうな表情を見ると
松本さんを好きになるのは当然のこと、
松本さんがいる大和ハウスさんにも
不思議と興味が湧いてくるんですね。
そして、僕は思うのです・・・
これが理念接客か!!!!
と。笑
製品を想う愛、お客様を想う愛、そして会社を誇りに思う愛。
それは確実に、相手に伝わる。
私も同じように
30年経っても、
ミヤモト家具への愛を、誰かに語っていられる人材でいようと
そうなれるように、真摯にこの会社と向き合っていこうと
思うことができました。
ミスター ダイワマン。
松本さん、感動をありがとうございました。
ではでは、
今日はこの辺で。
■株式会社 ミヤモト家具■