- Nov.03
- 2019
革の○○仕上げ。
みなさま、こんばんは。
中村です。
余談ですが、
先週の定休日、摺崎さんともってぃーこと濵本さんと
コストコへ行ってきました。
フードコートも含めて5時間以上滞在。
専務もびっくり。
女子のおしゃべりは尽きませぬ。
しかもほとんど、というかむしろずっと、
仕事のことを真面目にお話してました。
経験豊富な摺崎先生のお話、
とても勉強になりました。
摺崎さんはコストコのプロなので
コストコ商品のおすすめもあれこれ教えてくださり、
めちゃくちゃ楽しかった、、。
良い買い物ができました。
さて、先月ブログでお伝えした
自分用UDOスツールがついに届きました!
ブラックチェリーに赤みのある革の組み合わせ!
さっそく家の中で持ち運びして
いたるところで愛用しています。
木材にはオイル仕上げ、ウレタン仕上げなどありますが、
革にもいろいろ仕上げがあるのはご存知でしょうか。
お店の革サンプルの中にもよく見ると
質感やしわの感じが異なるものがあります。
何が違うのか。
■ピグメント仕上げ
ピグメント仕上げは顔料(水、アルコールに溶けない塗料)を
表面に塗装した革です。
キズやシミなどに強く、色落ちや日光による色あせをしにくい
特徴があります。
しかし、風合いや発色は少し劣ります。
木材だとウレタン仕上げに似ています。
■アニリン仕上げ
アニリン仕上げは染料(水、アルコールに溶ける塗料)を
表面に塗装した革です。
キズやシミがつきやすく、色落ち退色のリスクもあり、
飲み物や液体ジミもできやすいです。
しかし、革の風合いや発色が良いという良いところもあります。
こちらは木材でいうオイル仕上げのような感じです。
セミアニリン仕上げというものもあり、
ピグメント仕上げとアニリン仕上げのハーフで、
顔料と染料どちらも使用して塗装しています。
特徴は、少し色落ちのリスクがあり、
キズ、シミの見え方、色あせも
ピグメント仕上げとアニリン仕上げの中間くらいの強度になります。
それぞれメリットデメリットがあるんですね~。
選ばれるときは仕上げの実用面と好みと踏まえながら、
ぜひ選んでみてください。
ちなみに中村が選んだ革はアニリン仕上げ。
サンプルで見た色より、
届いたスツールの色はすこし赤みが強かったので、
サンプルが経年変化して、赤茶っぽくなっているんですね。
(写真を撮ればよかった、、。また次回投稿します!)
どちらかというと経年変化後の色合いが好きなので、
色落ち具合を徐々に楽しんでいきたいと思います。
それでは今日はこのあたりで。
今週もお待ちしております!
中村