- Jul.15
- 2016
色味の変化
7月もいつの間にか半ばです。
セミが鳴きはじめ、スーパーではスイカや素麺が積まれ、花火大会のチラシが張られ、ジワジワと夏らしくなっています。
明日からは、夏休みの前座ともいうべき3連休ですね。
ミヤモト家具は雨にも風にも夏の暑さにも負けずに営業します。
どうぞ、この夏もミヤモト家具ご期待下さい。
こんにちは、金曜日のブログです。
三連休前の優雅なひと時、少々お付き合い頂ければ幸いです。
最近、世の小学生達よりも一足早く “自由研究” をひっそり行っております。
課題は
『オイル仕上げのテーブルを、毎日水拭きするとどうなるのか』
です。
こちらをご覧ください。
ウォールナット・オイル仕上げの板見本です↓
左:水拭きをしていない板
右:2週間にわたって、1日3回の水拭きを行った板 です。
よくよく見て頂くと、微妙に色味と質感が違います。
左は艶がありますが、右は色が薄く表面がパサパサ乾燥しています。
写真では分かりづらいのですが、手で触るとその差はハッキリ感じられます。
当店では、家具の仕上げを「オイル仕上げ」か「ウレタン仕上げ」から選んで頂けます。
木の持つ風合いや、経年変化を楽しみたい!という方でしたら、オイル仕上げが断然オススメです。
ただ、オイル仕上げの場合…少し気を付けて頂きたいことがございます。
オイル仕上げの製品は、直射日光や冷暖房、水拭き等によって、少~しずつ、表面のオイルが抜けていってしまいます。
オイルが抜けると、乾燥してパサパサになってしまうのです。
女性のお肌と同じで、定期的なケアが必須です。
オイル仕上げのテーブルは、水拭き不可なの?
…と驚かれるかもしれませんが、大丈夫です。
水拭き、して頂いても問題ありません。
ただ、家具用のオイルを塗る“メンテナンス”はぜひともして上げて下さい。
オイルを塗り込むことによって、木が水を弾いて汚れにくくなります。
そして何より、色艶に違いが出てきます。
この↓自由研究結果のように、見た目・触り心地が違ってきます。
↑たとえばこれも…。
ウォールナットのリビングボードの上に置かれた、同じくウォールナットの花器。
リビングボードの方は、メンテナンスをしており、艶のある深い色味になっています。
花器は新しく出してきたばかりの製品で、メンテナンスをしていません。少し青みのある薄い色をしています。
無垢材・オイル仕上げの家具をお持ちの方は、ぜひぜひ、風合い・質感、そしてメンテナンスによる変化を楽しんで頂きたいと思います。
それでは本日はこのあたりで。
よい3連休をお過ごしください。
イケダ(この↓スツール、「脇息に似ている…」と言ったのは私ですが、
専務杉木は「スターウォー■にこういうの出てくる」と言っていました)
姉妹店 Interior Proshop LOWVE
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