こんばんわ。
きょうも最高に元気でございます、
オーナーの宮本です。
もう少し年月がすぎますと、
ワタクシ、いよいよ、死んだオヤジの歳に近づきます。
今になって、
本当に随分と早死にしたんだな~と感じます。
自分が、あの時のオヤジと年齢があまり変わらないとは
とてもじゃありませんが思えにくく、
毎日、仏壇に線香をあげるのですが、
何もかもが志半ばで、
本当に無念だったろうな~
と思うと、時折、胸が痛くなります。
自分がこの歳で死ぬと想像するだけで
とてもじゃありませんが、やり残したことが多すぎて、
死んでも死にきれない。。。
当時、
今の全身であります、宮本タンス店の2代目を予定していたオヤジは、
私の学生時代に病気で亡くなったので、
正直、オヤジが働いていた姿を、私はほとんど思い出すことが出来ません。
その後、うちの爺さんは後を追うように亡くなりましたが、
どんな気持ちだったのでしょうか?
自分より、息子のほうが先に亡くなってしまうという現実を。
どんな思いで受け止めたのやろか?
これを、自分に例えると…
まさかとは思いますが、当然考えたくもないし、
想像すらできません。
先日、浦ちゃんが、休みの日に、自分の事務所に立ち寄り、
本店向かいの倉庫を解体した際に出てきた
うちのオヤジのギターを持ってきた。
どうせ捨てるんだからと、浦ちゃんにあげたのだが、
彼は、実物をマジマジ見た時に、
ここに持ってこようと思ったらしい。
私も、あまりマジマジと見ることが無かったから、
なんとなく、先ほど、ギターケースの中に入っていた
古い古いクラッシックギターを眺めてみた。
なにぶん、家具以外にさほど興味がないのですが、
この辺が歴史を物語ってるわな(~_~;)
なんやろう。
自分の手で持ってみると、
何といえばよいのやら。
オヤジがこれを持って、弾いていたのかと思うと
何というか。。。とりあえず複雑な気分。
なんか書いてあるなと、
覗いてみた。
んん?
1966年。
ちょうど50年前。半世紀も前なのか。。。
中出阪蔵と言う人を調べてみると、
日本のクラシックギター界では
ルーツといってもいいパイオニア的な存在らしく、
当時は、一つ一つを、手作りでギターを制作していた方のようだ。
オヤジの為に作ってくれたという事なのかな?
そりゃあ、
浦ちゃんも返してくるわけだ。。。
不思議と、
今50年も経って、
私の元に辿りついたのか。。。このギター。
高級品でもなかろうが、仏壇の横に飾ってやろう。
外も寒い深夜ですが、何だか、仕事をしている自分の後ろで、
オヤジがニコニコしながらギターを弾いているような(笑)
そんな、一緒にいるような気分で、
このブログを書いている自分。
今のミヤモト家具を、また、LOWVEを、
オヤジに見せたら何て言ったのやろか?
タンスも置かずに、罰当たりなと、
叱られたのかも分からない(笑)
いや、きっと喜んでくれたやろ。
次は、また新しい店に、連れて行ってやろう!
楽しみにしてろよ!早死にしやがったクソオヤジめっ!
ちょっといい気分でブログを書いております(笑)
捨てようとしてしまって、ごめんよ。。。オヤジ。。。
明日も、素敵な一日になると
イイですね(^-^)
それでは皆様。ごきげんよう(*^-^*)
株式会社ミヤモト家具
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代表取締役 宮本 豊彰