こんばんわ。
オーナーの宮本です。
今年最後の、120回目のブログを、
無事に迎えるコトが出来ました。
なんだか怒涛の如く、過ぎ去っていきました一年に、
名残惜しいような気持ち半分。
今年も「やり切った！」と、心から思える一年を送れたコトに対する、
充実感が半分。
自宅でコーヒーを飲みながら、ひたすら気持ち良く浸っておる次第です(気持ち悪いですね！笑)。
きょうは朝から、本店にある神棚をピッカピカに掃除をしまして、
私の今年最後の一日が始まりました。
今年を振り返り、
私個人としては、SOLIDのオープンに向けての準備に、
多くの時間と情熱を費やした一年でした。
車に例えるなら、
めい一杯の馬力で、スタッフ皆で、最初のタイヤを回し始めるまでの作業に、
これまで培ってきた自分の全てをぶつけるつもりでやってまいりまして・・・
一度回り始めたタイヤであれば、
あとは徐々に、
少ない馬力で、スピードを上げていくことが可能ですから、
私の仕事はそこまでを、無事に回すコトであると自覚していました。
思えば、最初に取りかかった、SOLIDのコンセプトや理念の作成、
ナガノさんとの製品開発、
中斉先生との店舗の設計。
山本さんとのホームページの作成に、
家具以外の、雑貨や照明など、新規協力工場さんの開拓。
店づくりに関わる、自社工場での造作家具の準備や、
製品写真の撮影、その他あらゆるオープン前準備と、
それに付随する、採用と教育。
主にこれらが私の仕事でした。
そして、それが順調にできた背景には、
岡本店長を中心とし、新店舗SOLIDに配属された、塩岡君や友香、江本さん。
島田課長とスリザキ副店長を中心とした、LOWVE配属のサクちゃんにヤス、長野さん。
宇戸本部長を中心とした、浦ちゃん、サカエ君、土屋君に荒川君の配送班。
専務を中心とした、波店長、澤田副店長、池ちゃんにシュン。白崎さんの本店メンバー。
自社工場ヴィンテージからは、竹原工場長と舟瀬君。
そして裏方であります、経理のトモエさんに、乾さん、坂井さん。
このメンバーが各部署で、
誇りと情熱を持って、仕事に取り組んでくれたからこそ、
私は今年の仕事を全うすることが出来た。
これは、皆の仕事をねぎらい、褒めるわけでもなんでもなく、
ただただ事実であり、
そこには、ただただ感謝しかない。
私が出来る事は、会社全体の仕事を考えると、
ごくごく、ほんの一部でしかない。
そもそも私が頭でイメージしたSOLIDを、
具体的に考えて落とし込み、
前に進めたのは、
岡本店長を始めとしたスタッフのほかございません。
最近、つくづく、そんなコトを思います。
我々の前身であります、宮本タンス店の創業者であり、
随分と前に亡くなってしまった、私の祖父と祖母が残してくれた倉庫を、
皆で赤くペイントしたのは、今からおよそ3年前程でしたでしょうか？
私が会社設立当初の16年も前、
少しでも運転資金の足しにしたいからと、
当時、まだ生きていた祖母に、
「この倉庫と土地を、売ろうと思う」
と話したとき、
寂しそうな顔で、
「トヨくん(私です)に、大変な苦労をさせてるから、ばあちゃん、何も言わんよ。好きにしていいよ」
と言われ、
それを聞いた私は悲しくて、
「あと一年、あともう一年、出来るだけ頑張ってみよう・・・」
そう思いながら、
何年も費やしていた日々が、つい、この間のような気がしています。
あの時、
まさかこの場所に、我々の新しい店舗となる、
この「SOLID」が、建つことになろうとは、
いったい誰が想像できたでしょうか？
私ですら、
夢にも思っていなかったのに、
他の誰かが想像するはずもありません。
県内で、うちの爺さん兄弟4人が、それぞれに営んでおりました、
個人商店、宮本タンス店の生き残りであった、うちの婆さん。
ミヤモト家具が軌道に乗り始めた頃、
私の母親に連れられ、介護施設に行く最中、
車の中で、私の後ろ姿を見るたびに、
「爺さんとやっていた、あんな惨めなタンス屋を、トヨくんが立派な店にしてくれた・・・」
そう言って、よくうちの母親に話し、泣いていたそうです。
私は婆さんが亡くなった時、
何より一番最初にそのことを思い出し、車の中で号泣しました。
もしも、うちの爺さんと婆さんが生きていたとして、
今のSOLIDを見たとしたならば、
なんと言ったのでしょうか。
きっと喜んでくれたと思うんですよね。
「トヨくん。ハイカラな店作ったね～～」 って(笑)、
くちゃくちゃな顔をして、私に話す・・・
こんな婆さんの顔が想像できます。
これ、亡くなる寸前の写真です。
もう、随分と前ですから、
私ですら、こんな顔やったな～って思ったり。
年末も、しかもよりによって、31日に、こんなコトを思い出すって、
私も随分、歳をとったのかもしれませんね。
今更、昔々ではありますが、
亡くなった爺さん、婆さん、とうさん。
当時は、恨んだこともあったけど、
今思えば、あの過酷な状況下から始めたからこそ、
今のミヤモト家具があるのだと、つくづく感じる。
店を残してくれて、本当にありがとう！
全身の宮本タンス店が無ければ、
こうしてかけがえのない仲間に巡り合うことも無かったしね。
それに・・・
衰退し、消滅していった宮本タンス店で、唯一生き残った自分は、
予想以上にしぶといし、
共に働く、自分の仲間もまた・・・
ワシ同等にしぶとい若造揃いである！笑
それから、きょうは最後ですから、
改めて、うちのスタッフ以外で、
今年最も感謝したい3組をご紹介したい。
まずは、
共にSOLIDの製品を作り上げて頂きました、
共同開発者のナガノさん一同。
当然、社員の皆様ひとりひとりに感謝を申し上げたいのですが、
しいて言うなら、やはり永野社長と副社長。
きっと、私には言わないけど、
社内にも、多少なりとも反発があったり、
小売り店さんからも、よく言われないこともあったんじゃないかなと思うんですよね。
でも、なんとなくですが、
心温かい、社長と副社長が、我々ミヤモト家具を、どこか守ってくれていたような・・・
そんな気も致します。
我々は、そんな永野社長と副社長に報いる為にも、
「SOLID」を、成功事例とし、模範店舗として躍進させることが、
せめてもの恩返しと思いますから。
そもそも、それしかできないし・・・
これからも、
SOLIDの家具を購入した沢山のお客様の笑顔をお届けすることで、
社長、副社長を始めとしたスタッフの方に、喜んで頂く仕事がしたい！
そう思わせてくれる、我々の、大切なパートナーです。
改めてスタッフを代表し、心から感謝したい。
本当に、ありがとうございました<m(__)m>
次に、うちのWEB担当！
SOLIDのホームページを、
共に制作していただきました山本さん。
もはや、他人とは思えない・・・笑
社外で、私も含め、弊社スタッフ全員の事を、
ここまで理解し、応援してくれる。
こんな人はいないんじゃないかな(*^-^*)
山本さん！いつも本当にありがとう！
それから三人目はやっぱり・・・
写真中央上のイケメン建築家。
中斉先生。
つい先日、SOLIDスタッフと共に、飲みに行った写真(笑)
私の希望を100％カタチにし、
SOLIDを設計して頂いたのは勿論ですが、
何より、弊社のスタッフのコトまでもを想い、
「同士」とまで話して頂ける、
情熱で溢れた、温かい人柄。
確かな「実力」と「心」を兼ね備えた 建築家です。
先生！いつも本当にありがとう！
それから、
携わっていただきました全ての方へ。
今回はご紹介できませんでしたが、いつだって最高ですよ(*^-^*)
まだまだ道半ばの弊社と、長年お付き合いいただき、
本当にありがとうございました！！
最後に、忘れちゃならない、我々の大切なお客様。
みんな紹介できなくてスイマセン<m(__)m>
どうかこれからも、
未熟なミヤモト家具ですが、
皆様のお役に立てるように、
必要として頂ける企業となれるよう、
当然、全力で頑張らせてください！！
それから
本日は今年最後ブログですから、
今年度を総括しまして、つくづく感じた、ワタクシの「気づき」をひと言。
自分の為に働くのは当然と思いますが、
少しでも先に、働く仲間の為、お客様の為という気持ちが先にあれば、
最高のビジネスライフが可能になるし、
その気持ちがあれば、
誰でも、きっと幸せになれるのだと思う。
改めまして・・・ 我ら全身宮本タンス店！個人商店の星になる！
それでは皆様。きょうも笑顔で、
ごきげんよう(*^-^*)
P.S 2016年。昨年に引き続き、株式会社ミヤモト家具は、創業・会社設立以来、過去最高の業績を達成致しました。ご支援いただきましたお客様、協力工場の皆様、営業様、そして携わっていただきました全ての人へ
本当に、本当にありがとうございました。
ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
https://www.miyamoto-kagu.net
Ｖintage Factory
https://www.vintagefactory.jp
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https://www.kagu-lowve.jp
SOLID FURNITURE STORE
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代表取締役 宮本 豊彰
