株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本豊彰のブログ

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巨人13連敗の日本プロ野球ファンに物申す!の巻

こんばんわ。

オーナーの宮本です。

本日は、ブログを書く予定にしておりませんでしたが、

ミスタープロ野球!長嶋茂雄を尊敬し、

日本プロ野球をこよなく愛する私としては、

この度の巨人13連敗の出来事に対して、

久しぶりにワタクシの怒りをぶちまけなければならぬと、ブログを記する次第である(もはや使命感!笑)

 

 

昔々、私の学生時代の親友で、プロ野球ではないのだが、

プロレスをこよなく愛する男がいた。

未だにノロノロのくせに現役だったジャイアント馬場に対し、

私はその友人にこう言ったのだ。

 

「あんなプロレスなんて八百長だろ!馬場のチョップなんて、ひとつも痛くなさそうだし!」

 

そうすると、友人は真剣な顔で私を見てこう言った。

 

「とよあき・・・。お前は何も分かっちゃいない。

馬場の手にはな・・・

 

 

 

 

 

 

宝石が詰まっているんだ!!」


・・・( ̄▽ ̄)ソンナバカナ・・・笑

 

 

え~~~

つまり何が言いたかったかと言うと、

本物のファンは、選手をとことん信じ、応援する。

それぐらいのコトも言える勢いもある。

ファンを大切にし、夢を与えられる選手だからこそ、

壁にぶつかった時、不調で惨めな時にでも、そこまでファンから応援され、愛されるのだ。

確かに今思うと、あの時そういった、学生時代の友人の気持ちも分かる。

私の尊敬する長嶋茂雄が、

弟子である松井秀喜と共に、国民栄誉賞を受賞した際には、

 

「長嶋が受賞したのは、松井の“ついで”でしかない」

 

と言った、私の経営者の友達がいたのだが、

その時、私は彼に対してこう言い返した。

 

 

「お前は何も分かっちゃいない・・・。

“ついで”だったのは・・・長嶋さんでは無く・・・

 

 

 

 

 

 

「松井のほうじゃ!( ̄▽ ̄)!」


コノヤロー!分かった口をききやがって!笑

 

その後、ワタクシは松井を嫌いになりかけたが、

受賞後に、松井はこんなコメントを残している。

 

 

 

「長嶋さんが貰うのは当然だけど、僕は違う。長嶋さんがいたから僕もこんな素晴らしい賞を頂けた。全ては長嶋さんのおかげ。」

 

 

 

松井よ・・・

 

嫌いになりかけたが・・・

 

 

 

 

 

 

好きになってやる!( ̄▽ ̄)!お前は偉い!( ̄▽ ̄)!


その言葉は申し訳ないがその通りだ!しかしそれに気づいた松井選手も素晴らしい!( ̄▽ ̄)!笑

 

 

 

 

 

 

はい。

と言うわけで、余談はそのへんに致しまして本題です!

ん?前置きが長い?じゃかましい(ー_ー)!!

しかし巨人の連敗中はですねぇ。

ここぞとばかりに評論家と名乗る人たちが、

やれ高橋監督の采配が悪いだの、

フロントが悪いだの、

補強は無駄だっただの、

好き放題言っておりましたね。

挙句の果てには、

他球団のファンだけならまだしも、

巨人ファン(ファンなのかも微妙ですが)までもが、

散々に監督や選手、そして巨人そのものを批判する、

心無いコメントが殺到していた。

特にマスコミは酷かった。

こういうのは、見ているだけでも寂しい気持ちになる。

 

しかしながら、

連敗中の経過を見れば、野球ファンなら分かるはずだ。

みな、この負の連鎖から抜け出そうと、

選手は一生懸命にやっている。

どう見ても、それは伝わる。

誰も負けようと思って試合に出ている者はいない。

高橋監督も、全ての手を尽くし、神にもすがりたい気持ちだったに違いない。

私から見れば、

誰かが悪いという問題ではない。

 

ただただ、

実力だけが足りていなかった。それはどう見ても明らかだ!

 

 

1998年の出来事だ。

この年。千葉ロッテマリーンズが、「18連敗」の日本プロ野球記録を作ったことは、

おそらく普通のプロ野球ファンならご存知だろう。

 

 

 

画像4

 

 

 

この18連敗はロッテの歴史の中で決して忘れてはならない、語り継ぐべき出来事でもある。

 

そう、それは夏の高校野球が始まるほんの少し前。
この18連敗の止まった約1か月後に開幕し、

 

 

 

画像2

 

 

 

夏の甲子園で松坂世代が躍動した。

横浜高校対PL学園の延長17回の死闘、

明徳義塾戦での横浜高校大逆転劇、
決勝戦での松坂ノーヒットノーランでの横浜高校優勝。

 

 

 

画像3

 

 

 

多くのスターを生み出した1998年甲子園。

野球ファンにとって華やかなイメージの1998年。

私もそうだった。

しかし、おそらくロッテファンにとっては、

それとは違う思い入れのある1998年なんだ。

 

 

負の連鎖が止まらない

 

 

全18敗のうち逆転敗戦は9、サヨナラ敗戦は4。

こうゆう時のマスコミは相当ひどいんだろうな。

選手達も追いかけられまくって、

どんどん精神的にも追い込まれていったのが想像できる。

でもそんな負の連鎖もいつかは止まるもので、

少なからずそれを後押ししたのは、やはりファンの存在だった。

ロッテファン熱さを象徴する出来事はこの18連敗中に起こった。

1970年に作ったNPB記録(16連敗)に、


とうとう並んでしまった翌日に先発予定だった黒木は、


ロッカールームでモニター観戦していたが、


10点目をとられた7回で見るのをやめたという。


「16連敗に怒ったファンが、暴動を起こすのではないか…」
1996年、当時最下位に沈んでいたダイエーの選手らが乗るバスを、

ダイエーファンが取り囲み、生卵を50個投げつける事件があった。
それを思い出して恐ろしくなった黒木は、

試合途中でその恐怖に襲われた。

だが、自宅でスポーツニュースを見た黒木は、愕然とする。

試合終了後のスタジアム正面には、

なんと500人ものマリーンズファンが集まっていた。

 

 

俺たちの誇り 千葉マリンズ
どんな時も俺たちがついてるぜ

 

 

突っ走れ 勝利の為に
さあ行こうぜ 千葉マリンズ
ラーラーラーラーララー

 

 

 

マリーンズ

 

 

 

16連敗を喫したマリーンズを

俺達の誇り

と歌い続けるファンの姿が、そこにはあった。
黒木はファンを恐れ、逃げだした己を恥じた。そして誓った。

 

 

これからはファンの為に投げよう。懸命に投げよう
次は最初から目一杯行く。腕が千切れたって構わない!

 

 

黒木はこの年、最多勝(13勝)、最高勝率のタイトルを獲得した。

私はロッテファンではなかったけど、

テレビなどで何となく18連敗のニュースは聞いていた。
しかし記憶に一番残っていたのは大型連敗しても、

試合終了まで声を張り上げて応援するロッテファンの姿。

 

いつもファンを大事にし、ファンとの交流を大切にする、

ロッテという球団だからこそ、

ファンは崖っぷちでも選手を信じて応援した。
私はあの時のロッテファンの姿を見て、

ホンマにすこぶる感動し、

今もこうして、

どこのファンと言う訳ではないが、

日本プロ野球ファンであり続けている。

 

逆に言うと、

これは企業にも同じことが言えると思う。

ファン(お客様)を

大事にしない会社であったとしたら、

企業が窮地に至った時、

お客様は応援してくれるだろうか?

 

 

スナック菓子で有名な「カール」が、

営業不振により、

製造を縮小し、買えない地域が出てしまうといった出来事が発覚したのは、ついこないだのコトだ。

 

その時、往年のカールファンのコメントに、

こう記してある。

 

「これから沢山買いますから、カールを無くさないでください」

 

そんなふうに思ってもらえるなんて、

明治は幸せですよ・・・。

必ず復活してもらいたいし、

最近私も会社の帰り際、息子にカールを買って帰っている(笑)。

 

話がそれてしもた。

スイマセン。

 

巨人の球団史上、最長記録の13連敗。

日本プロ野球ファンなら、

そんな時こそ応援してあげるべきだ!

しょうもないコメントするくらいなら、

見ないで頂きたい!コノヤロー!

選手が苦しんでいるときにこそ、

応援してあげるのが、本物のファンだ!

子供の頃の夢はプロ野球選手。

それが叶わなくとも、

今もこうしてテレビやニュースで楽しませてもらっているではないか!

巨人の連敗をバカにする、

にわかな野球ファン、マスコミが大勢いるのが、

今回の件でよ~~く分かったが、

それは日本プロ野球をこよなく愛する私としては、

悲しい出来事でしかない。

皆で応援してあげることのほうが、

見ていても気持ちいいし、楽しいに決まっている!

 

 

今回の巨人13連敗で、

私はファンとしての在り方を見直した。

そして、ミヤモト家具も、

今、業績が好調とはいえ、

この先どうなるかなんて、誰も分からない。

会社なんて、1年もあれば、すぐに窮地に追いやられる。

 

私が会社を設立した17年前。

会社にも、個人にも、全くお金の無い状態で、

本当に地獄のような毎日だった。

 

でも、

そんな時にも私を支えてくれたのは、

お客様の温かい言葉であり、その時に働いてくれていた、少数のスタッフだった。

 

なので、もしも自分が逆の立場なら、

自分なりに、全力で応援してあげたいと思うのだ。

それがファンだ!

 

 

 

 

え~~~

随分と熱くなり過ぎてしもた。

このあたりが潮時だな。

ホンマに反省。

ながながと、スイマセン<m(__)m>

 

私がこよなく愛する、日本プロ野球界の発展を祈りまして、

この度のブログを締めさせて頂こう。

 

 

次世代の長嶋茂雄が登場してくれることを、

今か今かと待っているワタクシ・・・。

 

 

明日も当然、ミヤモト家具の社長として頑張ります(そりゃそうだろ!笑)

 

 

それでは皆様。

 

 

 

ラ・クッチーナ ミヤモト家具社長ランチ11

 

 

 

きょうも笑顔で

 

 

 

 

画像5

 

 

 

ごきげんよう(*^-^*)

 

 

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代表取締役  宮本  豊彰

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PROFILE
  • 株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本 豊彰
  • ミヤモト家具ホールディングス(株)、(株)Vintage Factoryの代表取締役であり創業者。オリジナルブランド【AF Lusty Road】のディレクター。国産家具ブランド【SOLID】及び【RENSEY】の立ち上げに、共同創業者として携わり、パートナーショップを全国に展開。(株)ミヤモト家具の代表取締役も歴任し、幼い頃に亡くした父親と祖父母を想い、家族で営んでいた【宮本タンス店】を、自身集大成のインテリアショップとして復活すべく、52歳で跡継ぎになる事を目指した実業家。座右の銘は【情熱は伝染する】。現在48歳3児の父。

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