こんばんわ。
オーナーの宮本です。
家具屋をやり初めまして、
19年の月日が経とうとしており、
今春で、20年目に突入します。
20年後の会社の生存率。僅か0.3%の中に、いよいよ入ろうとしておりまして、
「嬉しい」という気持ちも、そんなにありませんが、
う~~ん。何ですかね?
残った!
と言うのもチョット違うし・・・
順調!というのも、自分の大目的が壮大な分、
それもチョット違うしな…と思うし、
そうですね。。。
しいて言うなら・・・
まぁまぁです!( ̄▽ ̄)!
これ、しっくりくるな!( ̄▽ ̄)!
正直、自分が賢ければ、もっとやれたかな???という気持ちもある(笑)
最初の頃は、わたくし、家具屋をしたくて家具屋をした訳ではなく、
違う事業計画の資料を作成していたのに、
それにはまるで見向きもされず、
とある銀行の、とある人から(今は良好な関係を継続しておりますので、とある人とさせて下さい!( ̄▽ ̄)!笑)
うちの死んだ爺さん婆さんのしていたタンス屋の仕事を、間接的に馬鹿にされ、
融資をして欲しいとすがる私に、
「地方の家具屋に未来なんて無いんですよ」
と、吐き捨てられるように言われたひと言がキッカケで、
それがどうにもこうにも悔しくて・・・
あの日・・・
「絶対家具屋でやってやる。。。」
と決意したのが2000年。
私は死んだ爺さんの魂を受け継ぎ、
知識もやり方も何も知らない家具屋で再出発を致しました。
あれが私が25の時でしたから、
自分と重ね合わせると、
20代半ばほどのスタッフが。何を言おうが何を失敗しようとも、
どうにも叱る気になれなず。
そりゃ未熟に決まってるしな… と思うし。
会社方針や理念に沿っていない行動を注意するとか・・・
自分が何か言うとしたら、その程度のことで。。。
基本、私は専務や店長や摺崎さんが教育している所を、
ほんのり遠くで観察している(笑)
そんな、きょうこの頃でございます(*^-^*)
先日・・・
マルヤマを連れて、九州は福岡県まで出張に行ってきた。
ちなみにマルヤマを連れて行った理由として。
表面上は、
曲がりなりにも本店とLOWVEを経験し、
SOLIDでの勤務は少し長くなりそうだと思ったので、
SOLIDに携わる方々の姿を、その製品に込められた想いを、
しっかりとスタッフに横展開し、
お客様にお伝えできるようにといった理由。(しかしこれが実は表面上!笑)
ホントの理由は、
「仕事は楽しいか?」
と、いつも面談で聞いて、
「楽しいです!」
と元気に答えるマルヤマですが、
入社して間もなくから感じておりましたが、
私には彼女が、
「仕事を楽しんでいる」
そんなようには見えなかったので、
家具屋としての仕事の楽しみ方を教えてやりたいと思い、
連れて行ったというのが、ザックリ、私の本音の所でございました。
逆にそれを教えてやれれば、
曲がりなりにも本店、LOWVEと歩んできましたから、
もはや彼女に対して
私の出る幕は無くなるのかな?といった想いもありました。
マルヤマを初めて連れてきたと申し上げると、
「よかったら工場も見ていかれますか?」
と、いつも随分と御贔屓にして下さる広松の北さんがいたり、
本店かLOWVEか新店で展示を計画しています、
新しい弊社オリジナルソファーの開発打合せの最中に、
いろいろと座り比べさせてみたり。
美奈子社長のイイ匂いを嗅がせてみたり(変態かっ!( ̄▽ ̄)!笑)
ナガノさんとのプロジェクトOneの会議に出席させてみたり、
作り手の職人に触れて話を伺ったり、
コダワリを肌で感じて驚いたりも致しました。
常に職人の皆が話し合って、
お客様に喜んで頂くための改善に余念なく、
ここまでの耐久性を確認せなアカンのかな?と思うほどに、
皆でその強度と安全性を確認し合う。
そんな様子も直に体験し、随分と驚いた様子でした。
私個人としては、弊社のマルヤマひとりの為に、
職人の皆様。本当に親切だなって思うし、
ただ、うちと工場さんとの関係性があるからで、
これが当たり前のはずが無いというのも、
気付いていただろうとも思う。
桑田リーダーと、山口リーダーが、
ひとつひとつ、
本当に恐縮に思うほど、丁寧にマルヤマひとりに教えて下さったことは、
僕からすれば、そこで生産に直結する、
皆様の貴重な時間を止めて頂いたということを、
よく分かっておりましたから、
申し訳ないなといった気持ち半分、
またそれ以上に、あまりにも有難すぎる…
感謝という言葉では薄っぺらいなと思うほど恐縮する。
そんな心境でございました。
ちなみに出張中。
もっと自分が販売している家具を好きになれるように、
目で見て、手で触れて、座って、好きな所を探して、
自分は何でそこが好きなのか?
それを深堀していく中で、楽しく学ぶようにと、
さんざんマルヤマに伝え続けた。
何処まで伝わったか分かりませんが・・・
自分は素人から家具屋を始めたし、
当時当然に、自分に家具を教えてくれる人なんて、
誰もいない環境だったから、
そうやって好きな洋服を見るように家具を見て、
好きだと思う所を深堀りながら勉強した。
だから家具を見るのが楽しかったし、
勉強しようと思って知識を増やすのはしんどいから、
興味のある所からドンドン深堀って学んだ。
元々コダワリ出すとマニアックな性格なもんだから、
気付くと異常な知識量になったし、
頑張って勉強しようと思ってやってなかったから、
20代の時は仕事はトコトン過酷でしたが(笑)
自分の好きな家具を見るのは楽しかった。
自分の働く場所に、
自分の好きな家具が沢山あるって言うのは、
働くうえで必ずモチベーションに繋がるし、
うちは家具屋ですから、
「家具が好き!」
っていうのは、「楽しく働く」うえで、
最もと言って過言でないほど、
重要なことだと思うんですよね(*^-^*)
お客様にとって一番の提案をしたいと思うと、
自分の好きな家具だけを集めれば良いという訳にもいきませんが、
仮にデザインが好きでなくても、
そこから好きな所を見つけて深堀れば、
次第にドンドン好きになってきた家具も、
私には沢山ございます(*^-^*)
仕事の楽しみ方を、
チョットでもマルヤマに伝えることが出来たとしたら、
彼女を連れて行った甲斐もあるなと思っております。
(実際の所は分からない。でも、先日のマルヤマのブログは、だからこそ嬉しかった。)
無垢材と言う限りある資源を使って、
曲げる、削る、磨くを繰り返し、
二つとない天然木の、魅力ある家具の素晴らしさを伝える家具屋の仕事を、
僕は誇りに思うし、
家具を好きになる事こそが、結果、家具屋の場合、
「仕事を楽しむ!」
に、繋がるんじゃないかな。
自分の好きな所を、お客様から共感頂いたりすると、
伝えるのも楽しいもんね。
お客様から、
「ホントにここの家具が好きなんですね!」
なんて言われたら、これは、家具屋として良い接客をしている事の証拠だと思うし、
「ホントに会社が好きなんですね!」
と言われれば、それは会社のファンになって頂ける、
理念接客が出来ている証拠です。
これは、私が皆の接客を見る時の基準であり、上長を誰にするかの基準でもございます。
と言うわけでまとめます・・・
家具を好きになろう!( ̄▽ ̄)!
そうすれば家具屋の仕事はすこぶる楽しい!( ̄▽ ̄)!←長々書いたけど基本単純!笑
しばらくマルヤマをイジリ続けましたが、
ワタクシ、しっかりとキッカケは与えたと思いますので、
しばらく放置したいと思います(笑)
ワタクシも暇じゃないので、
自分と価値観・考え方が揃った人か、
あるいは、何とかしてあげたいと思う人で無いと、
出張には連れて行かない。
マルヤマは当然後者ですが、
何とか出来ると思ったので連れて行った。
これも事実で、
今後、沢山のお客様に喜んで頂ける仕事が出来るように、
頑張って欲しいなと思います(*^-^*)
さて帰ろ。
明日もきっと、皆さまにとって、最高な一日になりますよ(*^-^*)
そしてワタクシ当然に、明日も一生懸命、仕事します!
それでは皆様。
きょうも笑顔で
ごきげんよう(*^-^*)
株式会社ミヤモト家具
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代表取締役 宮本 豊彰