こんばんわ。
オーナーの宮本です。
我がミヤモト家具では、定期的に、皆のベクトルを揃えて仕事に取り組む為に、
「ベクトル勉強会」という名目で、
経営計画書の方針に基づいた、言語の共通化をはかるべく、
各々の部署で学びを実施している。
一つ一つの言語に対して、
その言葉の何たるかを定義することで、
認識も共通化され、よって、行動が揃ってくる。
きょう、
SOLIDの、とあるパートさんが産休に入る前の最後の日というコトで、
どうしても、新しく定義された、とある言語の持つ意味を聞いて欲しかったので、
朝8時に集まり、ベクトル勉強会を実施した。
当然、何が何でも、きょう実施しなければならいというコトはなかったし、
私は私で、前日も納期に追われた仕事が多数あり、
普段ならば、翌日の朝に実施する事は無かったと思う。
しかしそれでも実施したのには理由があり、
どうしても、そのパートさんに伝えたい、私からの「メッセージ」があったからだ。
そんな、ちょっと特別な日という認識で、
ベクトル勉強会を強行してやろうと思ったキッカケをくれた人物。
隠すのも面倒なことに気が付きましたので、
本名言っちゃう!( ̄▽ ̄)!
その名は、
津野美沙子。さんじゅう〇歳!( ̄▽ ̄)!
ミヤモト家具に入社して、僅か2年2か月あまり。
しかしながら、僅かこの2年2か月ほどの間で、
ここまで社員からの絶大な信頼を勝ち得たパートさんというのも、
どうなんですかね?
普通なら、なかなか有り得ないことなのではないでしょうか?
入社当初、パートさんが採用面接に来て、
「働くなら、ここでしか働く気はありません!」
物凄い熱量で、そんなような事を言われたと思う!( ̄▽ ̄)!笑
まぁ、おこがましいのですが、正社員の採用試験の時は、
ちょいちょい言われるフレーズを、
まさかこれまで専業主婦で、子育てしながら時短で働くパートさんに、
ここまで面接時に言われたのは、後にも先にも津野さんしかいない!( ̄▽ ̄)!笑
むしろ、
「ホントに凄い人だな…」
と思ったのが、2年2か月前のことと思うと、
あの日が、そんなに最近なんだなと思って、
そこにもちょっと驚いた( ̄▽ ̄)
思えば、今からちょうど2年ほど前の話なのだが、
実はその時、
これまでの私の概念を覆すほど、
超絶に衝撃を受けた出来事がありまして・・・
9時半が始業時間のミヤモト家具で、
津野さんには、人数不足のSOLIDで、
社員が清掃にかける時間を短縮できるよう、助けてあげて欲しいと依頼し、
9時出勤にしてもらい、
彼女は大概、社員よりも幾分早く出勤し、
朝、掃除を行っていた。
とある日の朝。
私がいつもより朝早く出勤した時、
既に汗だくになって掃除をしている津野さんを見た。
「津野さん!おはようございます!!」
と、私はいつも通りに元気に挨拶すると、津野さんは自分に気づいていなかったのか、
とても驚いた表情で、(それが超絶に汗だくになった表情で!( ̄▽ ̄)!)
「しゃちょう!おはようございます!」
と挨拶された、その顔を見て・・・
自分、あの時こそ忘れられないのですが、
「ほんとに凄いパートさんだな・・・」
と思って感心した。
というのも・・・
あんなに一生懸命に掃除するパートさんを、
自分、サラリーマン時代も含めて、ホントに初めて見たもんだから・・・
むちゃくちゃ驚いたのだ。
ベクトル勉強会で学ぶ、100語の言語の中で、
私は、【信頼される人】の定義を、こう記載した。
目の前にある仕事を、誰よりも一生懸命に出来る人の事です。
環境整備で言うと、毎朝の「掃除」です。
日々、当たり前にある仕事を、誰よりも一生懸命に出来る人は、
それがお客様満足や、働く仲間の幸せに繋がっているという事を知っています。
誰でも出来る簡単な仕事こそ、
誰も真似できないくらいに、一生懸命する人のことです。
そうすると、どこの部署に行っても例外なく、
あなたは信頼されるのです。
これが、私が【信頼される人】として定義した言葉でした。
そして実は・・・
これを考えたとき、
ずっと・・・
津野さんの・・・
あの時の表情を思い浮かべて、僕はこれを記載した。
それくらい、
私にはあの時の津野さんが、
「信頼できる人」
としか映らなかったからだ。
とある日、
理念研修の時だっけな?
津野さんが、こんな話を私にしてくれた。
「しゃちょう。うちの子供達が、ママ、きょうもお掃除頑張ってねって言うんです。
友達や先生に、うちのママは、ミヤモト家具でお掃除してるんだって、自慢するんですよ!」
って、笑顔で笑いながらそんな話をしてくれた津野さんに、
僕はこれ以上ないほどに、ムチャクチャ驚いたのだ。
いや。。。。
ホントに、
あの時、
僕は心底久しぶりに感動した。
何でか分かりますか???
それは・・・
いつも楽しそうに、生き生きとした表情で掃除しに行くママの姿が、「誇らしい!」「カッコいい!」って、子供達が思ったからに他ならないから。
だから、子供はそう言ったんだろうな・・・
そう思うと、
私はあまりに感動して、それを聞いた時は思わず、
「津野さんは、本当に素晴らしい人ですね。」
そう、言葉を返したと思う。
あの日私は、心から本心で、津野さんに、この言葉を返した。
(いや。正確に言うと、自然と出た)
あんなにも誰より一生懸命に掃除ができる津野さんが、
当然にそれだけのはずはなく・・・
彼女は、どんな仕事をさせても、特段早いうえに、
私が想像する、はるかそれ以上の仕事をすることが基本ベース!
それに、何の仕事をさせても、一切手も抜くこともない。
きょうは産休前の最終日だというにも関わらず、
いつも通り、時間めい一杯迄、ひたすら黙々と仕事をする!笑 ←いったい、どうやったらそういう人格になれるのか不思議!( ̄▽ ̄)!笑
社長の私が、こう言うのもなんですけどね。
津野さんは、自分の10個ほど、結構歳も下ですし、
しかも、勤務時間は15時までの、パートで2児の母。
でもね。
じぶん、ホントに津野さんのこと。尊敬しています。
自分がもしも津野さんと同じ立場だったとしたならば、
私は津野さんほど、こんなにも一生懸命に、仕事が出来ただろうか?
そう思うと・・・何だかあまり、自信の持てない自分もおります。。。( ̄▽ ̄)笑
それくらいに彼女は、限られた時間の中でも、
自分の仕事を、自分の熱意と情熱で、自分自身の仕事を尊いモノにしてきた。
そんな2年2か月で、あったのではないでしょうか。
本日のベクトル勉強会で、最後に学んだ言語の定義が、
「仲間」
でした。
私はこの言葉の定義を、こう記載している。
同じ理念と大目的、そして目標を共有し、挑戦する勇気をもらい、そして与えられる関係性を、「仲間」と呼ぶ。
津野さんは紛れもなく、ミヤモト家具にとって、ほかの社員やパートさん同等に、
かけがえのない存在であり、
そしてまた、私にとっては、紛れもない仲間のひとりでした。
SOLIDに戻ってこられる、1年半後。
必ず、もっともっと成長した自分を、
そしてまた、もっともっと発展したミヤモト家具を見てもらえるように、
また明日から頑張ろう。
そんな、これからも挑戦をし続ける予定の私に、有り余るほどの勇気を頂きました。
津野さん。本当に、ありがとう。
いつの日かまた、共に汗をかき、共に、気持ち良く仕事ができるその日まで。
きょうはそろそろ、何だか感慨深くなってしまいましたので、帰宅したいと思います!笑
本日は、
「自分の仕事を尊いモノにした、パートさんのお話」
と題してお送りさせていただきました。
明日も皆さまにとって、笑顔溢れる1日となることを願いまして、
それでは皆様。
きょうも笑顔で
ごきげんよう(*^-^*)
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代表取締役 宮本 豊彰