こんばんわ。
オーナーの宮本です。
先日・・・
毎月1度行われる、
弊社の幹部会議の最中・・・
最近誕生日を終えたばかりの、
本店、南副店長と、
受発注センター、塩岡センター長の二人を祝いたいと思い、
サプライズで誕生日ケーキを用意した(*^-^*)
長時間続く・・・難しい話合いの中で、
ホッと寛ぐひととき( ̄▽ ̄)
弊社では、「誕生日」と言う日は、
自分がこの世に、有難くも生を受けた、
「両親への感謝の日」
と位置付けている。
とはいえ・・・、ここ数年で、
私の価値観は、毎年少しづつアップデートされているせいか、
「親孝行する」
という言葉には、この歳になって少し、違和感を感じるようになった。
そもそも「親孝行」ってなんだろう?
自分が稼いだお金を使って、何かプレゼントする事が、
親孝行としたならば、
今の私の価値観とすれば、親孝行って、そんなコトじゃ無い!
って、思う自分がいます。
現に、自分の父親は、私が十代の頃に亡くなっておりませんが、
今も母親は健在です。
若い頃はお金を使ってプレゼントしたこともありますし、
今は毎月、
贅沢まで出来ないまでも、
それなりな暮らしが出来るよう、
生活費を仕送りしている。
支えとなっているのか?は分かりませんし、
それを確認したことも、特段興味もありませんが、
当然、今も昔も、自分を生んでくれた大切な、
唯一無二の存在な訳ですから、これからも仕送りは続けるだろうし、
これ、カッコつけてる訳ではなく、
だからと言って、親孝行をしているといった、
そんな気持ちはまるで有りません。
先程の話に戻りますが、自分のお金を使ってプレゼントしたり、
当然、それが親孝行と言うのなら、否定はしないのですが、
私は今年、46歳になります。
そして私の父親は、46歳になったばかりの頃に亡くなった。
不思議で仕方ないのだが、
なんと私は今年、父親と同級生になるのだ。
気付けば自分も、曲がりなりにも父親になり、
長男のテッペイが中学生にもなった今、
強烈に思う事がある。
私は、息子たちが、どうなってくれたら、親孝行をしてもらったって、思うのだろうか?
そもそも、「親孝行」という言葉は重い。
20代の頃、ミヤモト家具をやり始めた自分は、
いつ潰れてもおかしくない弊社を、常に見捨てずに支えてくれた、
ナガノさん、アカセさん、フランスベットさんだけには、
いつか絶対恩返しするんだ!って気持ちで、
接してきたわけですが・・・
これも最近・・・ちょっと違うなと思うようになった。
そもそも、「親孝行」然り、「恩返し」然り、
「私がやっていることは、あなたの為なんだ」
っていう、恩着せがましさと言うか・・・
押し付けがましさと言えば良いのか・・・
意識はしていなくとも、そんな所もあるのかな?と思ったりして、
本当に何かをしてあげたいと思うのなら、
取引先であれば、結果を出して、沢山のお客様にその製品を使ってもらい、
お客様にその製品を使って得られる価値や喜びを届けることこそが、
何より喜んでもらえる事だろうと思うし、
同じように、「親孝行」に置き換えれば・・・
子供が楽しく、幸せに生きているコトこそが、
最高の親孝行の形だと思うようになった。
これが自分の息子たちに置き換えるのならば・・・
例えお金持ちになれなかろうと、
例え頭が悪くて不器用だろうとも、
最高の仲間に囲まれて、
毎日が楽しい!毎日が充実していて幸せだと実感できる、
そんな人生を送っているのだとしたら、
それ以上、何も求めることも無いし、
それが何よりもの親孝行なのだと思うようになったのだ!(*^-^*)!
私の息子たちが、将来、そうであるのだとしたならば、
な~~んにも、してもらわなくても結構だ!( ̄▽ ̄)!と思うコトだろう。
例えどんな波乱万丈な人生であれ、
本人が、
「生まれてきて良かった」
「父ちゃんと母ちゃんから生を受けて、この世に生まれてきて本当に良かった!」
そう思ってくれるのだとしたならば、
親からすれば、何もいらないんじゃないかな。。なんて思ったり。
自分がそう思うようになったのは、
やはりそこそこの年齢にもなった子を持つ、
そんな父親になったからであり、
きっとうちの母親も、そう思ってくれてるんじゃないかなと思う訳です。
そもそも、
「勉強しなさい!」
っていう親がいるのも、将来、子供に幸せになってもらいたいからですよね(*^-^*)
つまりは勉強するのも、子供が幸せになる、その手段と思って言っているだけで。
まぁ実際は勉強できなくても、
将来心底幸せだと思う人生を送ってくれるのだとしたら、
親としてはそれで100点ですよ。
ちなみに僕はそう思います。
つい先日の出来事です。
うちのタカシマが、
経営計画発表会で表彰された次の日に、
私に送ってくれたチャットが忘れられません。
そこには・・・
「しゃちょう。昨日いただいた賞状と目録を渡し、母に報告すると、
「最近で一番、うれしいわ~~」
と言って、喜んでくれました。
亡くなった父と祖母にも、良い報告が出来ました。
母の体調が落ち着いたら、頂いた賞金で温泉にでも連れて行ってあげようと思います」
そう書かれていたのを見て、私は心底感動いたしました。
きっとお母様は、娘が楽しそうに仕事に向かう姿。
そして、自分の尊敬する仲間がいる、自分の好きな会社で、
立派な成績をおさめ、嬉しそうに報告してくれたことが、本当に嬉しかったのだと思う。
もしもこれがうちの息子だとしたら・・・
自分もきっと喜んだと思ったから。
僕はそれを見て、
昔自分のサラリーマン時代の頃に、
社長賞をもらって帰宅し、母親に報告した時に、
母親がとても嬉しそうに賞状を見て喜んでいた姿を思い出しました。
あの日。
その時もらった賞金を、
「部署のみんなに均等に分けて配ったから、母さんに渡すお金は無くなったけどね!」
って話したら、
「そんなん!いらんちゃ!」
って、嬉しそうに話していた母親の顔を思い出しました。
会社が好きで、当時の三浦社長を誰よりも尊敬し、
本当に楽しそうに働いていた私が、社内で最も認められた賞を頂けたコトに対して、
きっと、自分の事のように嬉しかったのだと思う。
今思えば、あれが親孝行だったんだなって思います。
「尊敬する仲間と、仕事を楽しむ」
これは今年の、私のテーマ。
そしてこれを実現することこそが、
私と今年、同年齢になってしまう、46歳の時に亡くなった父親と、
今も元気に生きております母親への、まさに、
「親孝行」
そんな感じですかね(*^-^*)
私はさしあたり、今も昔も、
ずっと順調であったとは言い難いですが、
とても幸せです!(*^-^*)
はい、また感傷に浸ると、長々と書いてしまいそうですので、
このへんでワタクシ眠ります。
最近は、1周どころか3周ほど周って、
また本田宗一郎の書籍を読み直しております(笑)
本日は、
「親孝行って何だろう?と。改めて考えてみた」
と題してお送りさせて頂きました。
明日も皆様にとって、笑顔溢れる1日となる事を願いまして。。。
それでは皆様
きょうも笑顔で
ごきげんよう(*^-^*)
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代表取締役 宮本 豊彰