株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本豊彰のブログ

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自分の為でいい

こんばんわ。

オーナーの宮本です。

 

きょうは、出来ているかどうかは別として、

いつも、人のお役に立つこと。

他者貢献をすることが人生の目的であると話している私が、

真逆の事を言っているように思いますが、

 

 

「自分の為でいい」

 

 

というブログを書きたいと思う。

僕は先日、46歳の誕生日を無事に迎え、

 

 

 

前身宮本タンス店 宮本辰彦

 

 

 

27年前に亡くなった父親と、遂に同級生となりました。

今も思い出すのは、父親が亡くなった時、

自分はまだ十代のクリクリ坊主でしたが、

あの日、強く胸に刻み込んだのは、

 

「自分は父さんの年齢になっても絶対に死なない。

父さんの無念を晴らすのが自分の宿命だ」

 

と、クリクリ坊主でしたからスイマセン。

何も世の中を分かっていない私は、そんなふうな少し曲がった価値観で、

十代を過ごしておりました。

 

そんでもって今、父親と同じ年齢になったからこそ、

気付いたコトがふたつある。

 

ひとつめに、

もはや別に夢といった大袈裟なモノでは無いのですが、

ただ目的ではなく、

目標としている物の中では一番最上位にあるであろう、

4年ほど前に掲げた目標なのですが、

 

2027年9月16日。父親の命日に・・・

それまでに培われた自分の全てを費やし、集大成のインテリアショップとして、

 

 

「宮本タンス店」を復活させること。


 

 

これを実現する頃。自分は52歳の年齢となる。

その間にも、他の新規店舗の出店や、

新しい新規事業なども、当然のように経験する事にはなるとは思うが、

ひとつの区切りの年として、ここに標準を定めている。

宮本タンス店を集大成のインテリアショップとして、区切りにしたいという理由は、

 

形を変えて家具屋をしたことの償いというような、

まぁそこまで大袈裟なモノではないにせよ、

かといって、何も胸を張って継承したとも言えず、

創業80年と言ってよいものか・・・

ちょっと自分でも、そんな後ろめたさが、ずっと付きまとっているような・・・

そんな20年でしたから。

 

この2027年のこの年に、胸を張って、3代目(いや…うちの父親は継いでないから2代目なんかな?)

まぁいずれにせよ、

 

 

 

胸を張って「宮本タンス店」を継ぎに行くこと。


 

 

 

これがまずは、宮本タンス店を2027年に開店する、私の目的のひとつです。

 

「52歳で商店を継ぎに行くというのも、悪くないな!( ̄▽ ̄)!」

 

と思っているので(笑)、

最近は誰かに歴史を聞かれることがあると、

 

 

 

「52歳で宮本タンス店の後継ぎになる予定です!( ̄▽ ̄)!」


 

 

 

と言っている(笑)。

こんな話をすると、意外に「イイねっ!」と言ってもらえるので、

今度こそ僕は胸を張って、「後を継ぎました!」と言えそうだ!

でもね。。。

強く言いたいのは、

 

若い頃亡くなった父親や爺さん婆さんの為に、

自分はするわけじゃない!

 

僕は、

 

何より自分の為に!そして働く仲間の為にしたいだけだ!


 

集大成のインテリアショップになるのだから、

とにかくこれまでに無いほど、働き易い職場になるだろうし、

製品は全て、これまでの良い所を詰め込んだ店舗になるので、

社員の皆は当然に提案し易くなるコトも間違えない。

また当然に、綺麗で気持ち良い、抜群に環境整備された店舗で、

きっと皆も喜んでくれると思う。

 

それに・・・

もはやお客様だって、1店舗でミヤモト家具の全てが見れるような店舗となるコトに、

我々と共に喜んで頂けるのではないだろうか?

 

今の僕にとっては、亡くなった父親や爺さん婆さんは当然永久に大切だけど、

今、こうして理念や大目的を共有し、

共に働いている社員、そして家族が、

それ以上に大切であって然るべきだ。

 

そして何より、自分が誰より楽しく働いて、

そこで共に働く仲間や、お客様が喜んでくれることが、

亡くなった父親や、爺さん婆さんも、一緒になって喜んでくれる事ではないだろうか?

今は亡き、家族の無念があったとしたならば、

それを晴らす手段は、ここにあるのではないか?と思っているし、

なんとなく、今となれば、それを確信している自分もいる。

 

 

 

次に、僕が父親と同じ年齢になって気付いたコトのふたつ目。

私が、自分がやりたいことを成功に導き、完遂させる上で、

必要不可欠な条件があると思った。

それは・・・意外に思うかもしれませんが、

 

 

両親への感謝を伝えるコトだ。

 

 

何を今さら?と思いそうな所だが、これは父親と同じ歳になって、

改めて重要だな…と思った所です。

これまでの自分は、何もそこまで重要に思う事は無かったけど、

成功者になる条件は、ここにもあるんじゃないかな?と感じるようになった。

 

では・・・

何故成功者になる為のアクションが、「両親への感謝」なのか?

という事について書きしるしたい。

 

それは、自分が今生きている事。

「もはやそれだけで素晴らしい事なんだ!」

と気付くことが出来るからです。

 

先日、自分の誕生日の日に、母親とラインのやり取りをしたんですが、

なんか照れくさくて言いたくないのですが、

何だか・・・気持ち良かったんですよね(*^-^*)

 

ブログをご覧の皆様は、親に感謝を伝えるコトってあるのでしょうか?

そもそも、話してもいないという人も、きっといると思います。

ただ、もしかすると…良い親では無かったのかもしれません。

未だに気が合わない所。許せない事も、まぁどんな家庭でも、少なからずあって当然なのかもしれない。

 

 

でも絶対に誰も否定できない事実がひとつあります。

それは・・・

 

 

私達は今、生きているという事です。

 

 

母親がお腹を痛めて生んでくれたから。

誰かが毎日、何も出来ない自分の世話をしてくれたからこそ、

今このブログを書いている自分がいて、また、これを見てくださっている、皆様がいるんですね。

 

もはや暇つぶしのエンタメでも無い!( ̄▽ ̄)!、

こんなクソ真面目なこのブログを見てくれているという事は、

少しでも人生をより良くしていきたいと思っている方のはずです。

これは否定できないと思う!笑

 

 

「自分はまだ出来る!」

 

 

と希望を抱いて生きているという事。

それだけでも、実はムチャクチャ幸せな事なんだと思うんですよね。。。

 

 

 

私は小さい頃。決して裕福な家庭ではありませんでしたが、

両親はとても大きくて偉大な存在に思えました。

皆様もそうなのかもしれません。

まるで両親は、世の中の全てを知っているかのような…そんな存在に見えました。

 

私は今、27年前に亡くなった父親と同じ年齢になり、結婚もしましたし、子供も授かりました。

経営者で少しだけ物知りにはなりましたけど、

世の中まだ分からない事だらけですし、日々、勇気を持って前に進み、

そしてだからこそ、悩む事も多い毎日です。

 

両親はそれぞれ27歳と26歳の時に私は生まれました。

歳を追い越して、そして亡くなった父親の年齢になった今、

大事な事に気付くことが出来たんです。

 

 

 

前身宮本タンス店 宮本辰彦 3

 

 

 

それは・・・

あんなに何でも知っているように見えた父親も、自分と同じように、ひとりの人間として、

悩んで、苦しんで、試行錯誤しながら、きょうまで生きてきたんだな~って言うことです。

 

思春期で物心ついた時には、衝突する事も多々ありました。

病気がちだった父親に、

 

「父さんは何もしてないじゃないか」

 

って、売り言葉に買い言葉で、とっさに、酷いことを言ってしまい、

どうしてあんな事を言ってしまったんだろうと思い・・・

ひとり苦しめられた時もありました。

 

ある意味、甘えていたんだろうと思います。

なんでも受け入れてくれる凄い存在だったから。

でも、自分は父親と同級生になり、

 

 

「それは違っていたんだ・・・」

 

 

という事に気付きました。

偉大に見えた、そんな父親も、自分と同じ、ひとりの人間だったんです。

私の両親も、きっと、皆様を育ててくれた人も、

毎日いろんな事に悩み、葛藤しながら、試行錯誤して、私達を育ててくれていたんです。

 

この年齢になってつくづく気付きましたが、

それは本当に有り難い事です。

 

自分を生んで育ててくれた人がいるから、今、私はここにいて、

そして何故か?ミヤモト家具の社長として、

僕はこのブログを書いています。

沢山の人が、自分が生きていることを認めてくれたからこそ、

今、こうして元気に生きて、仕事をしている自分がいます。

 

 

 

それを改めて考えた時、

まずは育ててくれた人。亡くなった父親と母親に、「有難う」と伝えたい。

そう、純粋に思えました。

 

 

 

生きているだけで有難い事なんだと、自分自身が認める事から、

私の、そしてブログをご覧いただきました皆様のサクセスストーリーが始まるのだと思う。

 

親に感謝をするとか・・・

きっと照れくさいと思います。

何を今さら?

と思って、ためらう気持ち。すごく分かります。

ただ、1回、勇気を出して、ガチの感謝の文章を書くと良いと思う。

 

僕ですね。。。。ここだけの話。。。。

恥ずかしいんですけど、

先日デスクで一人、父親と爺さん婆さんが眠る墓場に届ける為に、

ガチの手紙を書いて、ひとり泣いておりました!( ̄▽ ̄)!笑←変態では無い!笑

 

飾らずにありったけの想いを文章にするとイイと思う!

一度も言ったコトの無い、両親の素晴らしい所を伝えてみては如何だろう。

別に自分みたいに誕生日の日まで待つ必要も無いと思う。

今すぐにでも出来る事だから。

 

皆様が本気で伝えた言葉を、からかう人なんていません。

お陰様でミヤモト家具には、

感謝を伝えるという行動指針があり、

誕生日の日は、「両親への感謝日」として、

親に感謝を伝える日であると決められています。

 

やると皆、口々にやって良かったと言ってくれます。

涙こらえながらも、終礼で話してくれる人もいます。

私の知る限り、後悔する人はゼロです。

別にずっと仲良くする必要なんてないんですよね。

私も、自分の母親と話しする機会なんて、

年に1度あるって程度です。

 

お互いが幸せにいれる、適切な距離感と言うモノがありますから。

でも1度でも感謝を伝えたという事実は、永遠に消えません。

形に拘らず、きょう今すぐに、ラインで送ってみて欲しいです。

 

その瞬間から、人生は大きく変わり始める事を、もはやワタクシ、お約束いたします。

 

1通のラインで、一番幸せになるのは、自分自身です。

そして心が落ち着き、幸せで満たされた時。

 

それはもう・・・

成功者になる為のマインドセットを、手に入れた人ではないでしょうか。

 

 

事業も仕事も、自分の為にやる!で良いと思う。

自分が幸せになるから、他人に優しくなれるし、他者貢献への意欲が湧いてきます。

でも、その為にやらなければならないとこが、

先祖、両親に感謝する事なのだと理解した、

そんな私の、特別な46歳でした。

 

 

 

わたくし、確信を持って、このブログを書きしるします。

 

本日は、「自分の為でいい」と題して、

お送りさせて頂きました。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。

 

 

 

明日も皆様にとって、笑顔溢れる、最高の1日になるコトを願いまして・・・

 

 

 

前身宮本タンス店 爺さん婆さん

 

 

 

それでは皆様

 

 

 

前身宮本タンス店 宮本辰彦 2

 

 

 

きょうも笑顔で

 

 

 

宮本廉生 (2)

 

 

 

ごきげんよう(*^-^*)

 

 

 

 

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代表取締役  宮本  豊彰

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PROFILE
  • 株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本 豊彰
  • ミヤモト家具ホールディングス(株)、(株)Vintage Factoryの代表取締役であり創業者。オリジナルブランド【AF Lusty Road】のディレクター。国産家具ブランド【SOLID】及び【RENSEY】の立ち上げに、共同創業者として携わり、パートナーショップを全国に展開。(株)ミヤモト家具の代表取締役も歴任し、幼い頃に亡くした父親と祖父母を想い、家族で営んでいた【宮本タンス店】を、自身集大成のインテリアショップとして復活すべく、52歳で跡継ぎになる事を目指した実業家。座右の銘は【情熱は伝染する】。現在48歳3児の父。

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