こんばんわ。
オーナーの宮本です。
次回のブログで詳しく書こうと思っているのですが、
きょう、
私の小学校時代からの幼馴染の友人宅へ、
学習デスクの配送に伺ってまいりました。
小学校の時の記憶ってのは、
かなり曖昧なのですが、
多分当時は一番仲が良かったんじゃないかな。
そんな彼が、
初めてミヤモト家具に訪れたのは、
結婚するおよそ10年ほど前。
ちなみにこちらが当時の写真。
ホワイトオークの無垢材で、当然、オイル仕上げのわけですが、
「メンテナンスって、やってんの?」
と聞くと、
「いや。一回もしていない!笑」
「・・・・・。」
というわけで、
学習デスクを納品ついでに、
綺麗にオイルメンテナンスをすることに!
そう。
10年間もの間。
オイルメンテナンスをしていなかったテーブルの様子がコチラ。
↓
( ̄▽ ̄)
皆様。このような状況の方がもしもいらっしゃいましたら、
すぐにミヤモト家具にお声がけ下さい。
お好みのように、例え有料でも、弊社スタッフが見違えるようにいたしますし、
絶対にする価値有りでございます。
それに、
ミヤモト家具でオイルさえご購入頂ければ、
ご主人、いや、奥様で十分にオイルメンテナンスは可能なのです。
(それくらい簡単という意味です)
テーブルの状態を見て、
とても味わい深い、良い傷やシミが有りましたので、
私は一緒に配送に行った土屋君に、
「ヤスリでヤスらなくていい。そのまま傷を残したまま、
上からメンテナンスをしてやって!」
と言いました。
そんな土屋君もまた、同感な表情。
その意味は後に分かりますので以後ご覧くださいませ(きょうはいつになく真面目なほうのブログです!笑)
では始めてまいります。
まずは「乾拭き」して、
テーブルの上の埃を取り除きます。
テーブルに何か付着物がある時は、
硬く絞ったタオルで、水拭きでも良いので取り除いてあげるが先決でしょう。
(その場合は、必ず天板が乾いてから作業に取りかかって下さい)
傷やシミを消したいというお客様は、
ホームセンター等、市販で販売している紙ヤスリ(当然弊社でも販売しております)で、
研磨してから取り掛かると良いのですが、
せっかく何年も使用したテーブルです。
オイル仕上げのテーブルの傷は、
数多くの想い出の証。
研磨して、新品のテーブルのようにすることは容易ですが、
私個人的には、
傷やシミも残し、使い込んだ天然木の風合いを、
楽しんでもらいたいなと思いますので、
傷の上からオイルメンテナンスを施すほうをお勧め致します。
新品の革靴やバックは、新卒社員の持ち物のようで、
真新し過ぎてカッコよくないですよね。
使い込んで自然と出来るシワや濃淡もあり、
それでいてメンテナンスされた革靴やバックは、
とても味わい深く感じるものです。
それと一緒。
家具と違い、アパレルは日本人の偏差値が高いので、
私はよく、バックや靴。ジーンズに例えたりいたします。
(あくまで私の見解です)
というコトで、オイルメンテナンスに入ります。
↓
ウエスにオイルを浸透させて、木目に合わせて力強く塗っていきます。
乾拭きはタオルで良いのですが、
オイルメンテナンスの時は、
ご家庭であれば、いらなくなった T シャツの切れ端や、
ハンカチなんかでも充分です。
ちなみに参考になりませんが、
我が家のテーブルは、それすら面倒なので、
ワタクシは息子とそのままオイルを垂らして手で塗っています(改めて言いますがおススメは致しません!笑)
ちょっと塗っただけで、
このようにメンテナンスした所としていない所の風合いの違いが、
明らかに分かると思いますので、
少しづつ、塗っていない所にオイルを浸透させていきましょう!
心なしか土屋君も楽しそうです(笑)
10年もメンテナンスをしていなかったテーブルならば、
乾いてから2度してみられても良いと思います。
結構楽しいんですよ(*^-^*)いやホントに!
オイルメンテナンス用のペットボトルは、
ミヤモト家具で、2,750円(税抜)で販売しております。
ちなみに弊社であれば、何処の店舗でもご購入できますので、
お気軽にお声がけ下さい。
ドンドン良い風合いになると同時に、
愛着が湧いてくるという点を考慮しますと、
ランニングコストは無いに等しいと思います。
(これも個人的な見解です)
そしてようやくオイルメンテナンスを施したテーブルがこちらです。
使用前。使用後で比較してみましょう!
↓
使用前・・・。
使用後!\(^o^)/
とっても味わい深いテーブルに仕上がりました!
お子様が付けた傷もそのまま。
想い出の刻まれた素敵なダイニングテーブルの完成です。
オイルが乾いた後は、
最後にもう一度乾拭きすることをお忘れないようにお願いします。
天板に浸透していかなかったオイルを、
最後に乾拭きで拭き上げる必要がございます。
ここを省略すると、使用した時にベトつきが残る可能性がございますので、
忘れずしっかりと最後は拭き上げを行いましょう!
以上。
オイルメンテナンスに費やした土屋君の時間は10分弱。
たったそれだけの作業です。
簡単でしょ!誰でもできます!
こちらのオイルメンテナンスは、
ミヤモト家具では3か月に一度。
季節の変わり目にとお話ししておりますが、
別に2カ月に1度でも、
1カ月に一度して頂いても構いません。
ちなみに私は、
我が家のテーブルに関しては気が向いた時にしておりますが、
大体、年に4回以上はやっぱりしているなと、
振り返って思います。
オイル仕上げの家具の良さ。
味わい深く変化する風合い。
いわゆる、
経年変化が楽しめるといった所は、
やっぱり私にとっては、何にも代えがたい魅力です。
我が家にはウレタン仕上げの家具は何一つございません。
ウレタン仕上げが悪いというわけでは当然ありませんが、
やっぱりオイル仕上げの家具が、私は大好きです。
また当然に、
私の自宅の家具は、全てミヤモト家具による製品なわけですが、
最後に購入したオイル仕上げのKANOのサイドボードは、
散々、展示と住宅展示場のレンタルに使い回されました(だいぶ働いたから安く購入しても良かったのではないかと思っている… 笑)
自分が使用し、時折オイルメンテナンスを施しながら、
愛着を持って使っているからこそ、
お客様にもやっぱりこの楽しみを味わってもらいたいと思うんですよね(*^-^*)
家の中心にあるのが「家具」です。
だからこそ、「家具」こそが、
インテリアの中で最も重要なアイテムだと思いますし、
家具により、家の雰囲気は大きく左右されてしまいます。
時折、家に予算をかけ過ぎて、
家具の予算を削るといったコトも、よく耳に致しますが、
雰囲気を左右する最大のインテリアであるはずの家具が、
家に負けてはならぬ!と、個人的には思っております(あながち間違いでは無いと思う(*^-^*)!)
よって本当は、
家具の価値を、もっともっと、重要視しなければならないと思うわけ。
家具屋だからというわけではございません。
本気でそう思っておる次第です。
チョット話がズレてしまいましたね(*^-^*)
なのせ私は、
家具が大好きです。
ホントは家の中、動線も難しいくらいに家具を配置したいのですが、
妻に反対されるため、
仕方なく程々にしているワタクシです。
本日は、
「オイル仕上げのダイニングテーブルをメンテナンスする!」
と題してお送りさせて頂きました。
好きなコトを仕事に出来るって、
本当に素晴らしいなぁ~って思います。
毎日、自分の好きな家具に囲まれて仕事が出来るワタクシは、
本当に幸せ者であると実感している毎日です。
あしたの皆様も、きっと良い一日になりますよ(*^-^*)
ワタクシ当然、明日も全力で頑張ります!
それでは皆様。
きょうも笑顔で
ごきげんよう(*^-^*)
株式会社ミヤモト家具
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INTERIOR SHOP MIYAMOTO
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代表取締役 宮本 豊彰