このブログで紹介するには、
今さらか?といった感もいなめませんが、
随分と長いお付き合いになりました。
尾山幸祐 42歳
平たく言うと、保険屋さんである(^_^)
尾山さんは別として、
彼の職業は…
どちらかと言うと、私の嫌いな職種である。
それもこれも、彼に会うまではね。
うちの母さんを始め、家族は、私が話すのもなんだが、人のいい人間でしたから、よく必要もない保険の勧誘をされては、断りきれずに入り、解約もできず(笑)
ある意味、いいお客様だったと思う。
私は幼いころから、そんな保険の営業をしてくる方に、とてもじゃないが、良い印象を持つことが出来ず、会うと嫌な気分になった時期も正直ある。
尾山さんと知り合ったのは、ちょうど10年も前。
最初は、私がとても尊敬している経営者の、とある会で知り合ったものの、保険の営業マンと聞いて、どうにも良い印象を持てず、
私自身あのころは、何が何でも、今入っている保険以上は入らないと決めていた為、尾山さんが初めてミヤモト家具に、保険の話をしに来た時の事は、忘れもしない。
彼が来社する前日。
私は妻と、
「こうこうこう言って、丁重にお断りするから、自分の話に相槌だけしてくれればいいから」
と食卓で話したのを、10年も前のことにも関わらず、しっかりと思い出せる(基本、何でも忘れてしまう自分なのに…笑)
保険会社なんて、結局の所、何処も同じ
とも思っていたし、
それなら義理のある人から入るもの
とも思っていた(いささか間違えでも無いと思う)。
あの日
尾山さんがやってきて、私はとりあえず話を聞いた。
軽い感じで最初は聞いていながらも、その話しぶりに思わずのめり込み…
不思議である。
人は、興味深い話をされていると体が感じたら、自然に前かがみになり、いつの間にやらその人の持つ、独特の雰囲気にのみこまれる。
次第に、私は保険そのものの価値を、この仕事にかける彼の想いや情熱、そして、その的確なアドバイスを聞き入るうちに、自分にとても必要なものだと感じてしまった。
結果を先にお話する。
私は、彼から保険に入った。
その理由は、
彼の話を聞き終えたときには、すでに保険に入らないという選択肢は消え、
ではどこの会社の保険に入ろうかと思った時に、不思議と他の保険会社という選択肢さえもなくなり、さらには彼から入りたい!と強く思ってしまったのだ。
こんなことってあるんですね。
保険の営業の人は好きではない。
絶対に入らない!
と決めていた自分ですらである。
一流の営業マンは、
この人から買いたい!
と思っていただく事は勿論だが、自然と、この人が所属している、この会社で購入したい!
と感じさせる人であると言われる。
何かしら購入するのであれば、義理のある人の所で購入したい!と思っていた私が、当時そんな風に感じた、人生初めての人のような気がしている。
恥ずかしいのだが
実は彼の話を聞きながら
私は最後泣いてしまった(笑)
そんなことってありますかね(笑)
先日、
彼の仕事に対する想いや情熱。そして「営業」と言う職を学ぶべく、ミヤモト家具に講師として来ていただいた。
もしかすると、
「社長は保険の営業マンを講師で招いて、何を勉強させるんだ?」
何て思ったスタッフも、いたかも分かりません(笑)。
ひょっとすると、
「保険に入らされるのか?」
と思ったスタッフが(それは大袈裟か?笑)
仮にいたとしたならば、彼の話を聞いて驚いたに違いない。
その誇りを持って、自分の職業に対しての価値や情熱を語る彼に、恐ろしいほど真剣な眼差しで、講義を聞いたスタッフ皆が、何かを感じ取ったはずだからだ。
営業の原理原則は決まっている。
私達の職業は、飛び込み営業と言うものも当然しなければ、お店で、しかもその殆どが、お客様からの紹介といったパターンの為、きっと、その形の無い商品を売る大変さは、いまいち理解が出来にくい分野と思う。
ただ、今のミヤモト家具のスタッフなら
彼から、大切な何かを感じ取ってくれるはずと、確信もあった。
何故なら、彼の話す言葉一つひとつには、並みならぬ情熱を感じるからである。
「情熱は人に伝染する」
彼から教えて頂いた言葉である。
2時間ほどの講義だったと思う。
自分はお客様やスタッフにも、情熱を持って接しているのだろうか?
強い信念を持って、何事にも取り組めているのだろうか?
その日の帰り道。
私はそんな事をずっと考えながら帰った。
同時に、彼のような大人にならねばと、強く感じた、とても清々しい、そんな1日だった。
その道の、トップ営業マンがいつか一度は達成できればと憧れる、MDRT(世界百万ドル円卓会議)に、何と11年連続して達成し、終身名誉会員にまでなってしまった尾山さん。
もはや、「営業の神様」と呼ばれるにふさわしい。
ただ、その背景には、
1日の平均睡眠時間が4時間という激務を経験しながら
「人生の中で全ての出来事に対して、感動の気持ちを持てる人生を送る」事を信念とし、大変な努力を積み重ねてきたことは
もはや言うまでもない。
忘れもしない8年前。宮本 豊彰 31歳の頃である。
あの日、ミヤモト家具の未来を考えて、本気になってうちの税理士さんと口論した尾山さんを見た。
「宮本さん。私はいつでも一緒に戦いますから」
と言う一言に、私は強く感動し、とても胸が熱くなったのを思い出すのだ。
尾山 幸祐 42歳
カタチの無い「安心」という商品を扱う、保険屋さん。
語弊があると失礼だが、どちらかと言うと、目立たない職業かもしれない。
しかしながら、
「ただの保険屋だろ!」
という人がいるとしたら、私は全力で否定する。
彼から「安心」と言う武器を得たミヤモト家具は、その後、何年にも渡り、快進撃を続けた。
紛れも無く、尾山さんは、そんなミヤモト家具の、8年も前からの、影の立役者であったことは、なんの間違えもなく、事実であるから。
このブログで、これまでに沢山の自分の友人をご紹介してきたが…
もっと早く紹介すべきヒトであることを、改めて感じたそんな夜。
お客様の幸せを祈り感謝し、歩き続けた人生と、
一緒に飲みに出かけると、酔っ払い、屈託のない笑顔を皆にふりまく尾山さん。
彼もまた、私の、“大切なヒト” である(*^_^*)
プレデンシャル生命保険株式会社
株式会社ミヤモト家具
https://www.miyamoto-kagu.net/corp/
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
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Interior Proshop LOWVE
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SOLID FURNITURE STORE TOYAMA
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SOLID FURNITURE STORE KANAZAWA
https://kanazawa.solid-furniture.jp/
Vintage Factory
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RENSEY金澤本店
https://rensey.jp
代表取締役 宮本 豊彰