株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本豊彰のブログ

企業情報

「難しいモノを難しく作るのは技術じゃ無い」というお話し

こんばんわ。

オーナーの宮本です(*^▽^*)

 

 

気付いた方もいらっしゃるかと思いますが…

 

 

わたくし・・・

 

 

月5回のブログ更新のお約束を守るべく・・・

 

 

先日まで書けなかった分を取り戻すのに・・・


 

 

必死です!( ̄▽ ̄)!←もはやバレてる!笑


 

 

そんな事を思いながら・・・

ついさっき、

自分がこのホームページでブログを書き始めたのって

いつだっけな?

と、ふと思い、最初に書いたブログを遡るとですね・・・

 

 

2014年2月28日


であったことに気が付きまして・・・

 

 

あれっ???

てことは・・・

 

 

10年過ぎとるやんけ?( ̄▽ ̄)?


ということに気が付きました!( ̄▽ ̄)!

 

 

つまり・・・最初に書いたブログの時は・・・

わたくし38歳だったんですね!!!


驚き!!!

 

 

ここで断言できるほどお伝えしたいのが、

ミヤモト家具の仕事って

 

20代のころ → 自分の理想に、全然見た目とスキルが追いついていかない「もどかしさ」に苦しめられ!( ̄▽ ̄)!笑


 

 

30代になると → 理想にちょっと近づいている実感もあり、そこそこ面白くなってきて…!(*^▽^*)!


 

 

40代になると → いままで培ってきたものが花開き、30代の頃の約8倍ほど仕事が面白くなりまして…(^O^)/


 

 

ということは・・・

これワタクシ・・・

50代になろうもんなら・・・

 

 

40代の20倍ほど面白いことになるんじゃないかと思って!(^o^)


 

やばい・・・

もっと早く気が付くべきだった・・・

そこに備えて・・・

 

 

筋トレ部 ミヤモト家具 鬼の筋トレ笑

 

もっと筋トレしとかないと!!←なんでよ!( ̄▽ ̄)!笑


 

 

 

ということで、本日も始めたいと思います(前半の内容は嘘みたいでホントの話しなので参考にして下さい!( ̄▽ ̄)!笑)

 

 

ということで本日は、

私が尊敬しております、

ナガノインテリアの永野社長のお言葉を拝借しまして

 

「難しいモノを難しく作るのは技術じゃ無い」


 

というお話しをしていきたいと思います(*^-^*)

まぁ…こんな話しをするのもですね…

改めて先日・・・

 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (6)

 

 

ナガノさんの工場に伺い

つくづくですね…

「スゲ~~な~」


って・・・思ったというコトもありまして…

今回、これについて書こうと決意しました(*^▽^*)

 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (5)

 

 

わたくし、これまでの永野社長との会話の中で、

何気なく話してもらった

好きな言葉が沢山あるんですけど、

中でもホントに好きな言葉が、今回タイトルにした

 

「難しいモノを難しく作るのは技術じゃ無い」

 

という言葉。まさにこれ。この言葉です。

 

 

製造 手仕事 富山 家具 (3)

 

 

以前(というか相当前になりますが)当時はそれを聞いた時、

いまいちピンとこなかったのですが、

ただ最近のワタクシはと言うと…

ホントに・・・

心から激しく…同感している次第なわけです。

 

というのも・・・

 

ほんとにそうだよな・・・


 

って思う出来事、今まで何度も経験してきましたから・・・

お客様の中には、

今でも

「手づくり」こそ最強のモノづくり

と思っている方が、むちゃくちゃ多いよな…と感じますし

 

 

製造 手仕事 富山 家具 (6)

 

 

そんな作り手を否定する訳では勿論無いのですが

とは言え、ここでまず1つ言いたいのは、

家具作りにおいて・・・

 

「もうそういう時代じゃない!!!」

 

ってことが1つ。

それと…皆様にもこういう経験、ありませんでしょうか?

意を決して注文したら…

 

「いや~~注文予約が埋まってまして…納期は半年後です」

 

とか…

まさに私が使っているバッグとかもそうだったんですが(笑)

もっと言うと、未だ弊社の取引先の工場にも、

半年ほど納期の掛かるもの、

細かく追っていくと、あるにはあるもんで・・・

これを言ってしまうと、

自分の所を否定してしまう部分も少なからずあるんですが・・・

 

しかしですね・・・

 

 

待つ人

 

 

そもそも半年や1年も、お客様にお待ち頂くなんて失礼だし・・・

ちゃんと合理性と生産性を考えて、

業務改善する努力を、怠ってはいけないというのは

否定できない事実であるわけで…

作家さんと言われる方に、そのへん多いのだと思いますが

そこを、

 

「企業努力が足りていない」

 

と言ってしまうと…

本当に失礼だと分かっちゃいるのですが・・・

 

 

SOLID ブランドイメージ写真 (70)

 

 

同じ製作時間を費やしたって、

設備投資をしたり、環境整備や改善を繰り返すことで

いくらでもやれる部分があるにも関わらず、

そこに着手することなく

一向に何十年前と同じ事をしていたら、

そりゃあ待遇や職場環境も改善していかないし、

名の知れた有名な方がそんな状況では、

作家さんを志す人だって、増えていかないわけで…

 

 

SOLID ブランドイメージ写真 (84)

 

 

つまる所、それだと産業として発展していかず…

後継者だって現れないってことになってしまう・・・

つまり結局は、その状況を繰り返したって

作り手側も、お客様も、

幸せになっていかないってことに繋がってしまいます…

(ちなみに誤解されたくないので言っておきますと、うちに関わっている作家さんも勿論含め、どなたもみんな素晴らしいモノを制作されるし、大好きだから言っているもんで…生意気申し上げて…本当に申し訳ございません<m(__)m>)

 

 

 

え~~、ということで、ここで話しを戻したい<m(__)m>

じゃあその、SOLIDの工場はどうなんよ?

って話しかと思うのですが、

このコトについて、ここで簡単に述べたいと思いますが…

私が今回一貫して伝えたいのは、冒頭から申し上げております

 

「難しいモノを難しく作るのは技術じゃ無い」


 

と言うコトについてです。

 

 

SOLID ブランドイメージ写真 (52)

 

 

SOLIDの特徴(理念やコンセプト等を今回は省きますが)

その最大の魅力は・・・私はひと言でいうなら、それは・・・

 

 

品質 対 価格 の面において、優れた製品であること


 

 

これに尽きるのかな…と思っています。

買ったあとも安心で、良質な国内生産であるということは勿論ですが

 

じゃあなんでそんなコトができるのか?

 

と申し上げるなら、ひと言でいうと、

「企業努力」と言うコトになってしまうのですが、

それだと理解しにくいので、軽くでもお伝えしておきたいと思いました。

(※これ全部話すと…私のブログ10回分相当になってしまうので御了承いただけましたら幸いです)

 

 

SOLID ブランドイメージ写真 (66)

 

 

ということで、

何故?SOLIDの家具は、品質対価格で優れた製品に仕上げることが出来るのか?

その理由を、きょうは4つに絞りまして、

皆様にお伝えしたいと思います!

 

理由その① 


製造途中の段階で、まだ完成していない製品(これを仕掛品といいます)が、普通の工場はあるのに、SOLIDにはこれが無い!=ムダの無い工場であるということ


=イコール


お客様にお届けするモノ以外は、一切不要とも言える工場体制が


出来上がっているということです!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

理由その②


家具を作るには、通常…

木取り→加工・研磨→組み立て・塗装・研磨→仕上げ・梱包


といった工程を踏むのですが 、そのあいだあいだに、

これが厄介なのですが、中間在庫たるものが、

普通は発生してしまいます。

言い換えるなら…それは「停滞品」


SOLIDの工場には、それすら無い!


=イコール


これまたムダの無い工場であるということが言えるのです!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

理由その③


これまでの①と②のムダを省くことで、

ではいったい、何が生まれるのか?

ここは想像できると思うのですが、

単純に、場所(スペース)が空く


=工程間が短縮され、


工場の省スペース化が実現するというコトです!


これが、品質を上げる為、

そして価格を抑える為の鍵を握る訳になるのですが…

 

これが実現すると、勿論、そこから生まれるモノは…

まさしく!

工場全体の導線短縮による


生産性の向上です!!


部分最適から全体最適に、なっているとも言えるでしょう!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

理由その④


木取りから完成まで、


一貫生産できる設備を所有していること


ここには予算も掛かる訳ですから、普通の工場だと

難しい部分もあるかもしれません。

ただ、これによって、

機械の精度と、職人の感性による、


まさに相乗効果が生まれるのです!


ここはぶっちゃけ大きいと思う。

家具作りにおいて、

そもそも、多くの人を幸せに出来る家具を製造しようと思うなら

 

 

_02A9315

 

 

精度が求められる所は機械で。


 

 

製造 手仕事 富山 家具 (5)

 

 

感性が求められる所は、職人の手仕事によって作られるべきです!


何故なら・・・

 

それこそが、


品質 対 価格において、まさに整合性の取れた


優れた製品に仕上がるから!


 

SOLIDの家具は、難解な加工も、簡単に出来てしまうような、

そんな機械設備が充実しています(*^▽^*)

例えばこれ。

 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (2)

 

 

じゃん!!!


 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (1)

 

 

じゃじゃん!


回転傾斜ヘッド型の5軸加工機!!!


これによって・・・

 

 

skc-354-wn lounge chair SOLID MODEL (11)

 

 

前後・左右・上下の削り出しのみならず

 

 

skc-354-wn lounge chair SOLID MODEL (10)

 

 

あらゆる傾斜した角度からも、削り出しが出来てしまう

そんな機械すら所有しているのもSOLID工場の特徴です!

 

 

skc-354-bc lounge chair オマケ画像 (1)

 

 

もっと言うなら・・・

 

 

skc-354-bc lounge chair SOLID MODEL (8)

 

 

人間の手だと、何十時間も掛かるような


複雑な形状の加工も、何台製作しようとも、


寸分狂わず、簡単に製作出来てしまうということです!


 

そして勿論そこには・・・

 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (11)

 

 

プログラムする技術者の、

血の滲むような努力もあり…

 

 

SOLID-SDC352S-OAK (1)

 

 

「こんな形にしてくださ~~い!」

 

って機械に呼びかけたら、そのまま削ってくれる訳じゃ…

勿論ありませんから!( ̄▽ ̄)!

 

 

SOLID-SDC352S-OAK (8)

 

 

これらの形を可能に出来る、

何年、何十年も経験を積み重ねた、

 

 

ナガノ工場見学 製造風景 (72)

 

 

本当に素晴らしい技術者も集まっている。

それも、SOLIDの工場、ナガノインテリアの魅力ではないでしょうか?

 

製作に掛けた時間こそ、価格に反映されるのは、言わば当然です

どれだけ座り心地も良く、複雑な形状をした

かっこいい椅子だったとしても・・・

 

「いくらですか?」

 

って聞いて、

 

「はい!20万円です!(^O^)/」


 

なんて言われたら・・・

皆様ひきますよね!( ̄▽ ̄)!笑


 

 

 

ということで、話も長くなりそうなので

そろそろまとめたいと思います!

 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (4)

 

 

SOLIDの家具は、

買ったあとも安心の、純国産の家具であり

品質 対 価格において、整合性の取れた、

お買い求めし易い、優れた製品ばかりです!

そして・・・

 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (9)

 

 

それを実現している考え方こそが、

「難しいモノを難しく作るのは技術じゃ無い」


という、考え方です。

これを言葉だけを切り取ると、

一見ネガティブに思う方もいらっしゃるのかもしれませんが、

 

 

治具 富山 金沢 家具 (3)

 

 

そこには

血の滲むような企業努力と、設備投資によって生まれる


顧客志向の考え方がベースにあり、


お客様に喜んでいただきたいという想いが深いからこそ


これが言い切れるのだというコトを、


 

ワタクシがSOLIDを代表し、

ここに自信を持ってお伝えしまして・・・

本日の私のブログとさせていただきます。

 

きょうも最後までご覧いただき、

本当に有難うございました!

 

 

製造 手仕事 富山 家具 (10)

 

 

明日も皆様にとって、笑顔溢れる、最高の1日になるコトを…

わたくし、心より願いまして…

 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (8)

 

 

それでは皆様

 

 

富山 金沢 家具製造 SOLID (10)

 

 

きょうも笑顔で

 

 

SOLID 富山 金沢 家具

 

 

ごきげんよう(*^-^*)

 

 

 

株式会社ミヤモト家具

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代表取締役  宮本  豊彰

★★★★★★★・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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スクリーンショット (809)

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PROFILE
  • 株式会社ミヤモト家具代表取締役 宮本 豊彰
  • ミヤモト家具ホールディングス(株)、(株)Vintage Factoryの代表取締役であり創業者。オリジナルブランド【AF Lusty Road】のディレクター。国産家具ブランド【SOLID】及び【RENSEY】の立ち上げに、共同創業者として携わり、パートナーショップを全国に展開。(株)ミヤモト家具の代表取締役も歴任し、幼い頃に亡くした父親と祖父母を想い、家族で営んでいた【宮本タンス店】を、自身集大成のインテリアショップとして復活すべく、52歳で跡継ぎになる事を目指した実業家。座右の銘は【情熱は伝染する】。現在48歳3児の父。

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