こんばんわ。
オーナーの宮本です。
きょうは私と専務が最近特に力を入れております、ミヤモト家具の取り組みのひとつをご紹介させて頂きたいと思います。
題して
「接客職人となる為に」
さて、
職人 …と言うと、幣社の工場長が典型的な職人であることは一目瞭然ではありますが、
我々の考え方は…
家具職人同様に、我々の、ミヤモト家具に携わる全ての仕事は「職人仕事」であるという考えの元、
配送も、メンテナンスや現場施工業務も、そして何より接客も、我々は職人仕事であると捉えています。
そこで本日は、
「接客職人となる為に」
と題して、簡単にではありますが、我々の取り組みをご紹介したいと思います。
ではまずは手始めに、
こちらが本日も行われております、定期的に開催される工場長主催による勉強会。
目的は、接客職人になる為には、家具の構造の事や、それに使用される素材の性質、つまりはそのモノの本質を理解し、接客に役立てることが目的です。
最近は富山もそうですが、全国でも、家具屋ではなく、インテリアショップが多く存在するようになりました。
しかしながら、
数多く存在するインテリアショップの接客を担当するスタッフの中には、道具の使い方も分からない。素材の事さえ十分な説明が出来ない。
家具が、どのような経緯で製作され、その構造の事さえ知識に乏しいスタッフが、全国各地のインテリアショップに多く存在していることも事実です。
お客様はそんな
「家具屋のウンチクは聞きたくない!」
と思う方が9割であると仮定しましょう。
しかしながら、残り1割のお客様が、細かい構造や、そのショップが使う素材の性質を知りたいと思った時に、十分な説明が出来なければ、その1割のお客様がそのショップでお買い上げいただくことはありません。
知識があるからこそ、一人ひとりの全てのお客様に合わせて、ご要望に添った説明が出来るのです。
ブランド名で家具を売ろうとするインテリアショップが多いというのも問題ですね(ブランド名を使い、お客様を強引に納得させる接客です。)
では次にこちら。
専務主催の勉強会。
ミドリ主催の勉強会。
チイちゃん主催の勉強会。
といったように、社外セミナーに行ったスタッフが、それぞれ他のスタッフを相手に勉強会を開催します。
人は、吸収した知識しか、アウトプットすることが出来ません。
つまりは、良質なアウトプットをする為には、良質なインプットをしなければなりません。
セミナーに行ったスタッフには、そんな役割があるというわけです。
ちなみに…
こちらが昨日の接客の様子です。
最近は、
お客様のご要望を叶えるのに、四苦八苦している様子もうかがえますし、ワタクシ自身も、年々お客様のご要望が難しくなってる印象もお受けします。
これは…
とてもいい傾向であると感じています。
なぜならそういったご要望は、
「ミヤモト家具なら叶えてもらえるのかも」
といった、期待の裏返しと思うからです(^_^)
お客様のご要望に応える事の出来る接客と、それを叶えることが出来る技術力〈家具職人〉。
接客は、家具職人と同等。
いや、家具を知らないお客様に、分かりやすいよう「伝える」という意味では、それ以上のスキルが必要と思います。
本日は、
接客職人となる為に
と題してお送りさせて頂きました。
ワタクシも、まだまだ日々、勉強中です(^_^)
それでは皆様、ごきげんよう(*^_^*)
宮本 豊彰
ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
https://www.miyamoto-kagu.net
Vintage Factory
https://www.vintagefactory.jp