こんばんわ。
オーナーの宮本です(*^-^*)
気が付くと、もう8月も終わりに近づいてしまい、
忙しさを理由に、ブログを程よくサボっておりますと、
月10回の更新まで、残り3日を残し、3回になってしまいました(>_<)
はぁ~~。
ようやく帰ろうと思っておったのに、
居残りブログ更新でございます(笑)。
しかしながらワタクシ、
一切手抜きをしないが身上でございます!!
では本日深夜も張り切ってまいります!!ヤルデ!!!
先日、
7年前に新築され、家の中の家具を丸ごとゴッソリ!と、購入いただきましたY様。
これ、なんのテーブルだと思いますか???
正解は、
7年間、一度もメンテナンスをしなかった、ブラックウォールナット無垢材オイル仕上げのテーブルです。
もはや、その選別まで難しい変わりよう(笑)
本当は、テレビボードの扉の上に、
お子様が乗っかってしまい、その修理をご依頼されたのですが、
お伺いした際、たまたま見ましたこのテーブルを見て、ワタクシ、ビックリたまげてしまいました(笑)
「Yさん!ひょっとして、これ、7年間、一度もメンテナンスされていないんですか???」
と聞いたところ、
「はいっ!妻と2人、この風合いもイイね~!なんて言いながら、これはこれで、とっても気に入っているんです!!」
「 ・・・・」
嬉しいような、悲しいような(笑)
テレビボードの修理をするのに、下見に来たハズが、ワタクシはこれを見て、
「Yさん!テレビボードの修理は当然バッチリ致しますが、ぜひ、このテーブルをメンテナンスさせてください!」
と思わず言いました(笑)
「でも、これはこれで気に入っているんですよ~」
と話すので、
「それなら、今よりもっと気に入っていただけるように、私に任せてもらえませんか?」
と、説得し、先日、修理とメンテナンスにお伺いした次第にございます。
当日。
私には抜けられない予定があったので、
うちの職人の舟瀬君と、補助で、補助になるはずも無い(ヒドイ…笑)カネちゃんに行ってもらいました。
昔からの大切なお客様です。
私はカネちゃんに、詰め込めるだけ箱一杯に詰め込んだ、ミスタードーナツを持たせまして、お昼に出発。
当然のことながら、
まずはテレビボードをサクッと修理する舟瀬師匠。
何度も言いますが、彼は天才です(笑)
基本、できない修理はございません。
壊れた金具を付け直し、
ダウンステイを一つ、追加したようですね(*^-^*)
さすがは天才です(笑)
そして、いよいよテーブルのメンテナンスに取り掛かる舟瀬君。
今回は、ダイニングが二階の為、外に持ち出してサンダーをかけることをせず、
全て手磨きで、丹念にヤスリをかけていきます。
お子様の落書きや、シミや小傷が多く目立ったテーブルですが、
ほとんどの汚れは、ほぼほぼ表面だけのモノなので、
少しヤスリをかけるだけで、
大体の汚れや傷はなくなります。
一切の妥協を許さない男です。
まずはテーブルの表面を、全て磨いていきます。
元々完全にオイルも抜けきった状態でしたが、
これはこれできれいな表情になりましたね(*^-^*)
では引き続き、塗装に取り掛かります。
本気の時には、
メガネも外す舟瀬師匠(笑)
見違えるように、
綺麗になっていきますね~\(^o^)/
いよいよ躍動感溢れる、本来の表情になってまいりました。
オイルは無着色のオイルです。
材料が良ければ、
無着色のオイルでメンテナンスすることが最良です。
古くなれど、
消耗していくことなく、
何度でも蘇る所こそ、
まさにミヤモトクオリティーです!!
塗装をおえ、
掃除をする舟瀬師匠(笑)
しばし乾燥させた後、
拭き上げをする、もはや痩せ過ぎの舟瀬師匠。
仕上がりです。
作業時間、およそ30分ほど。
オイル仕上げの家具は、
こうして、いとも簡単に修復可能です。
「新品になった~~!」
と大喜びのY様の様子を見て、
何もしていない、カネマツというチビスケが、「どや顔」だったのは、
ここだけのお話です(笑)
天然素材の良い家具は、こうしてメンテナンスが必要です。
本当の事を言えば、
舟瀬君は、ほとんどの汚れや傷を修復致しましたが、
出来ることなら、小傷はそのまま残し、
その上から定期的(1~3カ月に一度)に、オイルを擦り込ませるようにメンテナンスするのが理想です。
なぜならば、傷や日焼けも風合い。
全てを消してしまっては、それもこれも新品からのやり直しです。
使い込んだ風合いを残しながら、メンテナンスをし、未来のヴィンテージ家具にしていくことこそ、
我々の本来の目的です。
2人が帰った後、
御礼のメールや、ご自身のFBにまで、お喜びの様子をご紹介いただきまして、
Y様。
本当に有難うございました<m(__)m>
販売用のオイルの説明をしようと、張り切っておりましたカネちゃんが、
そのオイルを見せるや否や、
Y様に速攻でご購入いただいてしまい、
彼女は修理代金だけを頂き、ホンマに何もせずに帰ってきたというのは、
当然…
ここだけのお話です(写真、まちごてしもた…笑)
本日は、
「ブラックウォールナットのテーブルをメンテナンスする!の巻」
と題してお送りさせて頂きました。
さてと…
やっと帰れる… 笑
それでは皆様。ごきげんよう(*^-^*)
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代表取締役 宮本 豊彰