こんばんわ。オーナーの宮本です。
きょうは、とにかくやることが盛り盛り沢山だったので、ブログを書く気もサラサラなかったのですが、
先ほど、とある方の中途採用の最終面接を終えまして、
なんとなく今の気持ちをブログに残しておこうと書き始めた次第でございます。
実はワタクシ…
先日40歳になりました(マジかぁ~。結構へこむ!笑)
事業をし始めたころは20代も半ばでしたので、
よく若手経営者というククリの中で、まだまだ人生は長い!!!
と思っていたのも束の間。
ホントにあっという間に時は経ちまして、
気が付けば、もう「若手」でない(*´з`)笑
私がサラリーマンだったころ、
自分を叱ってくれた先輩、上司は、そういえば今の自分の年代でした。
今
私もいつの間にかその年代になったことに気が付き、
あの時は随分と40歳って大人だなぁ~と、
感じておりましたが、
なんでもない。
もはや、ただ歳をとっただけのような気がしてへこみます(笑)。
会社を設立した当初は、
「あんたが社長か???」
といった目で見られることが、とにかく嫌で、
早く40歳になりたいと思っておりました。
そして、
今更、気が付きますが、うちのオヤジが死んだ時の年齢に近づき、
随分早くに死んだんだなと思うと、
きっと心残りだったろうなぁ~と、
改めて思います。
きょう。私と同年齢の方の最終面接でした。
来年度が、事業を加速させるうえで、「勝負の年」と位置付けている私は、
例年より多くの新卒社員に加え、家具職人以外では、
会社を設立して初めてと言ってよい、
このインテリア業界の「経験者」を採用する運びといたしました。
ではなぜ、これまでに経験者を採用してこなかったのか?
それは、
どん底から始まったこのミヤモト家具で、同業種の常識通りに事業を進めていては、衰退するだけ。
私をはじめ、他業種の常識を持ち込み、改革することが、生き残る道と思っていたからです。
お金もない、ヒトもいない、提案するモノも無いといった状況の中で、
私は単体の鉄砲を売るやり方では無く、家具のレンタルや、トータルでのコーディネート、お客様のご要望に合わせたオーダー家具といった、いわば、鉄砲の玉を売るやり方を追求しました。
最初は、プランボードをどうやって作ろうか?(おいっ!そこからか!笑)みたいな感じで、
恐る恐る当時とある住宅メーカーで務めていた松井さんに持っていくと、
「うわっ!わかりやすい!!」
と褒められ、
え~~~!マジか!これで良かったのか?!笑 と思っていたのは、もはや20代の頃でございました(笑)
あれからかなりの時が経ちまして…
今年の目標の達成は、専務をはじめとしたスタッフにお任せし、
実はもはや私には、来年の計画をどのように進めていくのか?
人員の計画も、2名多く配置し、この事業を一気に加速すべく、
私は今回、
初めてのインテリアコーディネーター経験者を採用するに至りました。
40歳は、
あぶらの乗った、本当に良い仕事ができる年齢と思います。
我々の製品を作品と例えるならば、私の解釈はこうです。
初めてお客様とお逢いし、接客する
↓
プラン・設計・コーディネート
↓
受注し手配
↓
製造
↓
配送・メンテナンス
まずはここまで最初に接客したスタッフが何かしら最後まで関わるのは当然でございまして
お客様(彼氏・彼女)のご来店
↓
結婚時の家具納入
↓
お子様の誕生で家具納入
↓
小学校入学時に学習机の納入
↓
家を建てて新築時の家具納入
↓
夫婦仲良く、縁側のラウンジチェアー2脚の納入(笑)
ここまで、とりあえずお客様の人生と共に、家具を通じてお付き合いすることが、いわばワタクシの作品です。
家具屋はただ家具を売るんじゃない。
お客様と共に、家具を通じて人生を共に歩むのです。
私は15年この仕事に携わり、そんなお客様と関わり合えたことに、
最高の幸せを感じています。
先日、
「いつか来なきゃと思っていたんです。」と、
私の10年以上前からのお客様の尾塩さん(*^-^*)
ご新築の家具・カーテン・照明・壁紙まで、ありとあらゆるものがミヤモト家具です。
先日お伺いいただいた際に、
「社長さんからご提案いただき購入させていただいたモノ。今も本当に気に入ってるんです」
そう言っていただき、ワタクシ、感無量でございました。
当時小さかったお子さんは、もう中学生。
そういえばオープン初日に来ていただきました
サカイさん。
当時ちびっこだった二人は、ミヤモト家具の店内ではしゃぎまわり、
ソファーに飛び乗った所、ご主人から怒鳴りつけられ、泣いていたっけな(*^-^*)
こんなに大きくなったのに、私にまだなついてくれていた事に、
とにかく嬉しくて、なんだか胸が熱くなりました。
家具屋は、お客様の人生と共に歩むのです。
何があろうと諦めす、続けてきたから
私のような未熟者でも、こうして信用を勝ち取ることができたのだと、感慨深く、
改めて、続けていくことこそ信用なんだと感じます。
今の若いスタッフの皆にも、私と同じ思いを経験させてあげたいと、今となれば心から思います。
我ら全身、宮本タンス店。
志半ばで亡くなった、爺さん、ばあさん、オヤジが残してくれた、
タンス屋の生き残りである。
とある商店街のタンス店が、北陸で最も多くのお客様から愛される。
そんな瞬間が訪れるその日まで、
俺は決してオヤジのように早死はしない(^。^)y-.。o○
それでは皆様。ごきげんよう(*^-^*)
株式会社ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
https://www.miyamoto-kagu.net
Vintage Factory
https://www.vintagefactory.jp
Interior Proshop LOWVE
https://www.kagu-lowve.jp
代表取締役 宮本 豊彰