こんばんわ
オーナーの宮本です(*^_^*)
きょうは水曜定休日。
誰もいない会社内で、のんびり仕事を楽しんでおります(*^_^*)
つい先ほど
仕事中にふと思いつき、
宮本タンス店の創業者であります祖父と祖母、それから私の学生時代に亡くなった自分のオヤジの墓参りに行きまして、
うちのオヤジが
「止めろ止めろ」と、母親から言われ続けながら、
かたくなに止めようとしなかったタバコ。
パーラメントを、
火をつけてお供えしてまいりました(笑)
私が、今もこうして仕事が出来るのは、
随分昔ではありますが、
亡くなった3人の親子が、ミヤモト家具の前身であります
宮本タンス店を創業してくれたから
私はこの道を選び、
カタチは随分と変えてはしまいましたが、
こうして仕事が出来るのだと。
この歳になってつくづく思う次第です。
「借金が返せなくなった。店を閉めなくてはならない」
と相談されたのは
私が25歳の頃でした。
生まれ育ったこの土地から出ていく事を、その時初めて、リアルに想像し…
とっさに私は、
「どうせ潰すなら、自分がやるだけやって、潰すから」
と、今は亡き、祖母に言いました。
順風満帆だった私のサラリーマン時代。
数々の記録を更新した自分のキャリアを捨てて、
この道に飛び込んでから14年。
今もこうして仕事が出来る事に、
感慨深い思いと、
亡くなった3人に対して、不思議と感謝の気持ちが湧き出てきます。
当時、若かった私は、家族に対して恨みしかなく、
嫌なことを散々言いました。
これまで話をしておりませんが、
実は当時、唯一、宮本タンス店の頃に働いていた社員が一名おりました。
当然、私も本当にお世話になった方なのですが…
しかしながら、その唯一頑張ってくれていた社員を雇えなくなり、
リストラしてしまったは誰か。
それは当時25歳の私です。
今の私くらいの年齢の方でした。
彼には子供もいた。
それがあまりに辛くて
その日はまともに眠れなかったのを14年も前のことですが、今も鮮明に思い出します。
きょうは久しぶりにあの日の事を思い出し、
ヒドイ事をしたと思い、今となっては、悔やんでも悔み切れぬ思いです。
そして、
当時は生き残る為には、
それしか方法が無かったのも事実。
顔も、当然名前も、
二度と忘れる事は無いだろうし、
同時に、二度と繰り返してはならぬと思います。
今のミヤモト家具しか知らないスタッフや、お客様には、
想像も出来ない過去ですね(^_^)
なので、今の私はこうしてガムシャラに仕事が出来る事に、
特別な喜びと幸せを感じるのです。
仕事ができるというのは、
当たり前のことでは無いということ。
その時、私は教わりました。
ミヤモト家具は、おそらく来年には社員数20名に近づきます。
社長としての器を広げる為にも、
もっと趣味を持ったり、遊びに行かなくてはと思うのですが、
当時、自分のせいで不幸にしてしまった人の事を考えると、
マジメに仕事しなければと思うし、
時折、
こうして仕事が出来る喜びに、特別な感情を持ってしまい、
何ともいえぬ幸せを感じ、自分の時間、そして遊ぶことを怠ってしまいます。
あれから14年もの月日が流れ、
今のミヤモト家具は、沢山のスタッフと、
多くの武器を手にいたしました。
過去は過去で反省することは当然重要ですが、
今、生き生きと働いてくれているスタッフの為にも、
私は苦い経験を糧として、
次のステージに行かねばなりません。
よって
ふと、私は14年前の会社設立当初から、
自分が歩んできた歴史を
良くも悪くも赤裸々に語ることで、
起業された方。
個人商店を営む方へ、元気と勇気を与えられるような
そんなお手伝いが出来ればと思い、
この度、
ワタクシのブログに新しいカテゴリーを追加いたしました。
名付けて、
「前身宮本タンス店!個人商店の星になる!」
頑張っているヒトを、決して仕事は見捨てないし、
そこで働いている皆が幸せになれる会社を目指し、
理念とビジョンを持って、スタッフ一同邁進していく姿を、
ここでお伝えできればと思っております。
本日はこちら
墓参りにお供えしてまいりました…
初めて購入した、オヤジの好きだったパーラメントを吸いながら(笑)、
もう少し、仕事を楽しんでから帰ります(*^_^*)
成長していくスピードには個人差があれど、
理念とビジョンを持って、少しづつで良いから、
前進さえしていれば、
必ず思い続けた通りの会社に出来ると信じております。
明日も
良い一日になると
いいですね(^-^)
それでは皆様、ごきげんよう(*^_^*)
ミヤモト家具
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
https://www.miyamoto-kagu.net
Vintage Factory
https://www.vintagefactory.jp