こんばんわ。
オーナーの宮本です。
先日、私の幼馴染と言うか・・・
ちょいちょいブログでも名前を伏せて(笑)、
登場させております友人の経営者から、
こんな不可解な相談(どちらかと言うと愚痴)を頂きました。
「うちの社員は、褒められるのが好きな社員ばかりいて困る!」
・・・・・・。
いやいや、むしろイイことでしょ!( ̄▽ ̄)!
というかですね。。。
会社として、褒められるのが嫌いとか、褒められて喜ばない社員を、
社長は採用してはならないと思う。
特に工場ならば百歩譲ってまだしもですね。。。
小売店の社員(販売員・コーディネーター)が、
褒められて喜ばないとか、
そんなバカな社員が、お客様に喜んで頂ける仕事が出来るはずが無い!!
。。。。
スイマセン。少し熱くなりましたが、
なんせ先程タイムリーにあった出来事でしたので、
本日はここを深掘りたい。
(しかも言い出しっぺが私の友人なので、トコトン書いてやりたいと思う!笑)
小売り店(販売員)である従業員が、
働きがいを高め、
更にはモチベーションを高める最大の要因は、
人に褒められること、
お客さまから評価されることであると思う。
お客様から褒められることに喜ばない、
嬉しく思えない社員がいるとしたら、
これは完全に私の採用の失敗だ。
ビジネスはそもそも、
お客さまやともに働く仲間と行うものですから、
褒められることに喜びを感じないような人物を、
会社は採用してはいけない!
これは完全に個人的見解だが、
あながち間違っていない!!多分・・・笑
私は経営者なので、
会社内で褒められるという事は無いが、
そんな私も、
お客様に評価されたり、褒められたりするのは本当に嬉しいし、
仲間の経営者の方や、尊敬する経営者の方から褒められれば、
これまた当然に嬉しい。
私がこれまで、褒められて、心に残った、
本当に嬉しかった出来事をひとつ記載したい。
18年前。
私が、お世話になったサラリーマン時代の会社をやめて、
ミヤモト家具をやり始めようとしたときの話である。
当時、私の上司のひとりでした、
瀬戸取締役(もう隠すことなく名前も出しちゃう!笑)。
その、瀬戸取締役に、
勇気を振り絞って、会社を辞める事を相談しに行った時の話だ。
私は務めていた会社が大好きだったし、
社長も幹部も同部署の同僚、同期の仲間も、大好きだった。
だから、辞めるのは本当に辛かった。
瀬戸取締役は、
私の話を最後まで聞き終えると、
私に対してこういった。
「頼むから家具屋なんてやろうって言うな!
小さな家具屋なんてやったって、
ほんの数年もすれば潰れるのを待つだけだ!
それに、仮にそれなりに出来るようになったとしても、
お前の家族は勿論、
何より、お前が幸せになるとは思えない。
ここに残って出世して、結婚して、
お前が家族を養っていけばいいんだ!」
延々と、瀬戸取締役は、私にそんな話をして、
私の決断にダメ出しし、大反対した。
案の定、
会社を辞めて、家具屋をやり始めた私には、
とんでも無く試練が待ち受け、取引きしていた銀行からも、
ことごとく見放され、私はとにかく憔悴し、
「務めていた会社に戻りたい。」
そう思ったのは、もはや一度や二度では無い。
それに、
前職のサラリーマン時代の同僚が、
うちに家具を買いに来てくれた中で、
瀬戸取締役だけは、どれだけ手紙や葉書きを出しても、
一向に来てくれなかったのが寂しかった。
その後、ミヤモト家具は軌道に乗り、
ドンドンドンドン成長していく過程の中で、
ある日、
初めて瀬戸取締役が、私を訪ねてやってきた。
ご自宅の家具の買い替えをお願いされ、
私は部屋の中を一式、コーディネートさせて頂いた。
納品後、瀬戸取締役と、奥様が、
とにかく喜んでくれたのが心底嬉しかったし、
その時に言われた、褒められたひと言が、
今も私の心の中に、ず~~っと、ず~~っと残っているのだ。
「宮本。。。お前、本当によく頑張ったな。」
それは、たった、僅かこのひと言でした。
あの時、それを聞いた私は、思わず涙が溢れました。
そして、
また自分、これからも頑張ろうって思えた、
最高の褒め言葉だった。
時に、褒められることは、働く上で、
最高の原動力になるのだ!
販売をする人間が、
自分が携わったお客様から褒められること。
働く仲間から感謝され、お褒められることに対して、
喜びを感じないヒトであるのならば、
販売する仕事や、営業の仕事など、
そんなのはやんないほうがマシ。
そんなヒトが、お客様に喜ばれる良い仕事が出来るはずもない!
当然に、褒められることばかりでは成長していかないのは確かだが、
褒められることに喜びを感じられないヒトは、
まずもって、販売や営業の仕事は向いていないと思う!
お客様や同僚から感謝され、喜ばれる仕事と言うのは、
いわば褒められる仕事と一緒。
良い仕事をしたときに、
上司が部下を褒めるのは勿論、
良い仕事をした部下から、上司が感謝されるという行為は、
これは逆の立場で、褒められているのと同じ行為である。
上司はお客様に喜ばれる仕事をした部下に対して、
おおいに褒めてやるべきだ!
そうすると、また部下は、お客様に喜ばれる仕事をしたいと思う。
そのうち、これを繰り返し、いつしか心から、
ヒトのお役に立ち、喜んでもらえる人間になりたいと思うだろう。
まさに好循環である。
ちなみにミヤモト家具での最新情報をひとつ。
先日まで、
ひとり事業部でした・・・
ミヤモト家具イチ、安くて狭いデスクを拠点としているこの男。
ミヤモト家具受発注センターの塩岡君に、
始めての部下が出来ました(*^▽^*)ウケル…笑
褒められることに喜びを抑えきれない上司のワンパク塩岡君は、
きっと、
褒めることもウマいコトでしょう!(確信はしていない!笑)
今後、2人のみならず、
3人、4人と、
他部署との共同事務所ではなく、
単独した受発注センターの事務所が持てるように、
是非、
頑張って頂きたいものでございます(*^▽^*)
本日は、
「褒められる事に喜ばない社員を、採用してはならぬ!」
と題してお送りさせて頂きました。
明日は新卒社員の入社日。
今後のミヤモト家具も、
また賑やかに、楽しくなりそうですね~(*^-^*)
もうじき、配送・製造部での修行を終えまして、
本店販売部に異動する、昨年新卒の能澤君は、
勝負の2年目に突入でございます(*^▽^*)
一番大変な部署で揉まれてまいりましたので、
今の所、まるで想像できないのですが、
本当に楽しみですね\(^o^)/
それでは皆様。
きょうも笑顔で
ごきげんよう(*^-^*)
株式会社ミヤモト家具
https://www.miyamoto-kagu.net/corp/
INTERIOR SHOP MIYAMOTO
https://www.miyamoto-kagu.net
Vintage Factory
https://www.vintagefactory.jp
Interior Proshop LOWVE
https://www.kagu-lowve.jp
SOLID FURNITURE STORE
https://www.solid-furniture.jp
代表取締役 宮本 豊彰