- Nov.13
- 2020
VintageFactory日記~テーブルの磨き直し編~
今日から3日間、息子が部活の遠征で長野に行きました。
昨夜は準備を手伝っていたのですが
とにかく楽しみなようで
「遊びに行くんかっ!」とツッコミたくなるほどワクワクしていました。
同じ部活の仲間たちと切磋琢磨しながら
同じ目標に向かって頑張る姿を見るのはとても嬉しいです。
そんな楽しそうな息子を見ていても、不思議とうらやましい気持ちにならないのは
私にも共に頑張れる仲間がいるからですね。
高校生の青春真っただ中の息子に負けてない!と自負しております(笑)
毎日、前向きに楽しく頑張れるのはミヤモト家具のみんなのお陰です!感謝!
最近は自社工場「VintegeFactory」の事務所での業務が多くなってきたのでせっかくですから本日は工場での一コマをお送りします!
我が家の子供たちはもうすっかり大きくなり
家具にらくがきしたりシールを張ったりしなくなりましたが
先日こんなリビングテーブルが工場にやってきました。
国民的アニメオールスターズ!
シールってどっかに貼るためにあるんだと思いますが
貼る場所ってノートとか、自分の持ち物とかしかないですもんね。
手元に大量のシールがあって。
目の前にテーブルがあったらそりゃ貼りたくなりますよ。
反対側に目をやると・・・。
あらーマジックでぐるぐると!
でもよく見るとなかなかアーティスティックな仕上がり。
ここにもどら焼き好きな あの国民的アニメキャラが。
大好きだったんだね。
さて。
ここから順を追って復活の様子をご覧いただきたいと思います!
まずはシールの除去です。
シールはがし液とスクレイパーを使って丁寧にこすり落としていきます。
シールが綺麗になくなりました!
ただマジックの跡はまだ消えていません!
拡大してみましょう
マジックの跡がまだまだ
ドラちゃんもご健在です。
またまた職人の出番です!
ギュイーンと電動やすりなるものを使って削っていきます!
こんなことが出来るのはもちろん
「無垢材のオイル仕上げ」だからです!
突板やプリント板などの張物では絶対できないんです。
無垢材オイル仕上げの家具をお持ちの方へ。
今回は落書きの範囲が広かったので電動やすりを使いましたが、少しの落書きや汚れであればご自身で修理が可能です!
まず、紙やすり(150番~200番ぐらい)で落書きの部分を削っていきます。
落書きが綺麗に落ちたらその後、削った部分をなじませるように天板全体を軽く削っていきます。
最後に全体を削ることで一部分だけ色が違うということも防げます。
仕上げに今度は番手の細かい(300番ぐらい)もので全体をもう一度削っていきます。
あまり削るとツルツルになるので、手で触って木肌の柔らかさを感じられるぐらいになったら完了です。
その後、メンテナンスオイルをしっかりと塗り込んだら・・・。
完成です!
「えっ、誰?」っていうぐらい別人みたいに綺麗になりました!
近くでご覧ください。
ドラちゃんもきれいさっぱり天に召されました。
同じ角度でもう一度(木目に注目)
ビフォー
アフター
全体をもう一度
ビフォー
アフター
お届けした時と同じぐらいの状態まで元に戻りました!
磨き直しの過程をまじまじと横で見ていたのですが
みるみる綺麗になる様はすごくおもしろかったです。
これはVintageFactoryにいる特権だなぁ。と思ったのですが
この驚きと嬉しさを、皆さんと共有したくて本日のブログに書いた次第であります。
今回の修理を見て、無垢材オイル仕上げの素晴らしさを改めて感じました。
こうやってずーーーーっとメンテナンスやリペアをしながら
使っていけるのは素敵なことです。
長くお使いになられて汚れが取れなくなってしまったテーブルや座面が汚れてしまったチェアなど、リペアでまた生まれ変わりますのでぜひお気軽にご相談くださいね。
いつの間にか本のご紹介が無くなってしまいましたが
変わらず週2で読み続けています!
おすすめしたくなるようないい本に出合ったら不定期でご紹介していきますね!
それではまた来週お会いしましょう!
スリザキ
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