- Jan.20
- 2020
家具の価値
皆さま、おはこんばんちは。しぇんむの杉木です。
今年はほんと雪が降らないですね。暖冬だDANTO。
我々は除雪の仕事が減って嬉しい限りですが
子供は雪遊びができずに寂しがっていますよ。
同じ事象でも、
人によってそれが
「良いこと」
なのか
「悪いこと」
なのかは
違うものですね。
私が自宅で愛用しているこちらのソファ。
座面高が300mmの、所謂「ローソファ」なのですが
低く、床に近い設計の為
座りながら足を前にお投げ出して、
ダラ~~~っとした態勢で寛げるため
私にとっては至極、幸せなソファ。
しかし、
人によっては、
「姿勢が崩れるのがヤダ」
「座ってから立ち上がりにくい」
など、合わない人には 相性が悪い一面もある。
ミヤモト家具の製品はどれも
「素材」と「造り」には、とことん拘っておりますので、
それぞれの商品の良い部分を語っていくと
「結局どれが一番良いんだ??」
と、時折お客様を混乱させてしまうこともあります。
しかしこれは、家具に限ったことではなく、
家電とかも、まさにそうですよね。
色々な機能や専門的なスペックの話ばかりが先行してしまうと
調べれば調べるほど、聞けば聞くほど
どれを買えばよいのか、わからなくなっていく。
その結果、
お客様は「1番売れている商品がきっと良いのだろう」と、
他者の判断を基準にして
なんとも勿体ない買い方をしてしまう!!
(実際僕も、家電に関しては売れ筋を気にしてしまう)
我々、ミヤモト家具が店舗での対面販売形式を貫いている
その理由の一つは、まさにここ。
中材や素材、造りが良ければ
当然家具としては「良い製品」ではあるが、
それがお客様にとって「良い家具」なのかは全くの別問題。
お客様との会話を通して、
お好みやニーズ、今の暮らしの悩みなどをヒアリングし
そのお客様にとって良いと思える商品をご案内する。
そして実際に製品を触っていただき、座っていただき、
「そのお客様にとって、良い家具」を一緒に探していく。
私はこの過程が、たまらなく楽しい。
全ての人にとって、100点の家具 なんてなくて、
それぞれに違った良い部分があり、個性がある。
その個性を光らせる為にも、
我々は自社の1つ1つの製品に興味を持ち
好きになる努力をしなければいけないと、強く思います。
そこに立って、初めてお客様にご提案ができると。
いやはや。
家具の接客は本当に楽しいばい。
今日はつらつらと、
この仕事について思うところを書いてしまいました。
では、本日はこの辺で。
チャオ。
杉木
■株式会社 ミヤモト家具■