- Jan.06
- 2020
ときめく、造作コーナーソファ
皆様、新年あけましておめでとうございます。
お正月休みも、あっという間に終わりましたね。
今年は9連休、10連休と 長い方が多かったようで。
ミヤモト家具は2日より元気に営業開始しております。
2020年も張り切ってまいりますので、宜しくお願い致します!!
さてさて、
新年1発目ですが、
昨年末に納めさせて頂いたS様邸にて、
我ながら、とても素敵な空間をご提案できましたので、
ちょっとご紹介。
どうですか!!
この造作コーナーソファ!!!
凄いですよね。
ゴロゴロもできるし、
パーティーもできるし、
家族もみんなで座れるし。
こちらの造作ソファは
S様がご新築された清水工務店さんからのご依頼でした。
リビングにこのようなコーナーソファを置くのが
S様の夢だったらしく、何とか実現できないかと
相談を頂いたのがキッカケでした。
実はソファのクッションというのは木部と違い
ウレタンのサイズや加工方法、カバー製作の工程が
ある程度プログラミング(ライン化)されており、
いわゆる「特注」で製作すると、
規制サイズの倍以上のコストが掛かることがザラにあります。
品質は変わらないのに、
金額が明らかに「割り増し」になってしまう為、
お客様にとって親切ではないと判断し
ミヤモト家具では基本、
ソファクッションの「特注製作」は控えさせて頂いています。
今回のS様邸も、最初設計図を頂いた際、
ソファのサイズも含め(ちなみにワイド3500mmほどあります)
「これはまともに特注で作ったら、凄い金額になるな・・・」
と、すぐ分かりました。
そこで!!!
私、考えましたよ。
足りない知恵を絞って、考えましたよ。
なるべく低予算で、品質を落とさずに
S様に喜んで頂けるご提案方法を。
こやつを。
弊社オリジナルとして販売を開始して9年。
今でも座り心地の良さを評価いただき、
人気製品として活躍しているこちらのソファのクッションを
そのまま造作ソファに転用しました。
これなら、上質なソファクッションを特注せずに
適正な価格にてご提案できます。
今回、こちらのソファクッションを転用できたのはすべて、
清水工務店様から弊社への相談の時期が早かったから
これに尽きます。
家の設計段階でこの話を頂いたので、
実は今回のS様邸は、このソファクッションに合わせて
リビングの間取り(ソファのサイズ)
をすべて設計してもらったのです。
費用も抑えるため、ソファの躯体となる土台部分は
すべて大工工事にて施工して頂き、
座角や背の角度のみ、こちらから指定させて頂きました。
肝心のクッションのサイズは決まっているので、
(弊社定番品の為)
そのクッションをいくつ配置するかの計算で
全体サイズは自ずと決まってきます。
その結果、ミヤモト家具の仕事は
「いつも作っているソファのクッションだけを用意する」
という、非常にシンプルな仕事にまとまりました。
つまり、費用も最小限に抑えられたということです。
しかもS様にお願いし、
事前にこのソファの座り心地を確かめにご来店も頂いているので
ソファ自身は特注でありながら、リスクも少ないという。
ちょっと待って、
これって
我ながら・・・
ナイス提案!!!!!
ちなみに、コーナー部分のここだけは
特注で製作させて頂きましたm(__)m
納品後、S様からお電話を頂き、
「杉木さん!!マジ最高だった!!!イメージ通り!!!」
と、ご主人からハイテンション気味にお礼を言われたのが
本当に、本当に嬉しかった。
我々は、
製品・価格・サービス
この3点でご満足頂くことが重要。
その為に、
1円でも安く、
そして、お客様に少しでも良いものをご提供できるように、
毎度、提案は熟考しなければいけないなと感じました。
S様、清水工務店様
楽しい仕事をありがとうございました!!
今回の造作ソファが実現したのは
清水工務店様の全面的なご協力があったからでございます。
ありがとうざいます。
ということで、
また今年も、楽しくいきますぜ!!!
杉木
■株式会社 ミヤモト家具■