- Nov.09
- 2019
経年変化とアレコレ。
山々の紅葉もピークを迎えているようで
赤、黄色の世界に飛び込みたくなります。
葉っぱが葉緑体のせいで緑色なのであれば
本来の葉の色は紅葉した時の色なのでは?と
考えたり考えなかったりして
変化に思いを馳せます。
今週も土曜日の大山です。
色の変化となれば、
恒例の木材の経年変化のお話です。
経年変化が一番顕著なブラックチェリー
手前サイドテーブル→奥のソファ→真ん中のラウンジチェア
の順番で新しく、
古いものになるにつれて褐色の色味が濃く変化していきます。
もちろん、オイルメンテナンスもしてあげての話です。
真ん中のラウンジチェアは、本革の経年変化の
色の深さと艶感でビンテージ家具の風合いを醸し出しています。
続いて人気のウォールナット。
それぞれが微妙に色合いが違っているのですが、
写真に写っているすべての家具がウォールナットです。
ブラックチェリーもそうですが、
どれもが着色しているわけではない
自然のままの風合いです。
時間や、日光の当たり具合、木の個体差等…
様々な要因によって、様々な変化をしていきます。
全ての色味や濃さが同じじゃないと嫌だな
と、思う方もいらっしゃると思いますが、
それぞれの変化をしていくので
家具の表情が出てきて、面白い一面もあるのです。
最後に、経年変化の話でなかなか出てこないオーク。
ブラックチェリーやウォールナットよりは
明確に分かりづらいですが
オークも時間をかけて、しっかりと変化していきます。
基本的には濃く、深い色味になっていくイメージ。
また、オークは木取り(丸太からどうやって切り出すか)と、
どうやって製品に使うかによっても
色が違って見えます。
細かい話になるので今回は割愛しますが、
気になる方はお尋ねくださいね。
と、言いますことで、
経年変化のお話し+αでした。
これから暖房器具を使う機会が増えてきて
お家の中も乾燥しがちになります
すると、家具も乾燥しやすくなりますので、
メンテナンスオイルを塗ってあげてくださいね。
以上、衣替えたい大山がお送り致しました。
それでは、また来週お会いしましょう。
■株式会社 ミヤモト家具■