- Jul.16
- 2019
VFのクオリティ
こんにちは。
梅雨寒ですね。
風邪引いていませんか。
本日は、先日、自社工場のVintage Factoryに行った際に、
見せてもらった突板の仕上げのお話をしたいと思います。
「城岸さん、見てくださいよ~」と言って、
榮さんが、完成間近の大きな大きな造作リビングボードを見せてくれました^^
入れる物に合わせて、深さを変えた引き出に、上にスライドする扉、
ガラス扉の飾り棚には、ミラーや照明が埋め込まれて、とってもゴージャス!
お客様とコーディネーターの想いが形となった壮大なリビングボードです。
今週、取り付け予定ですので、全貌は江端さんのブログをご覧くださいね^^
「城岸さん、VFは、突板を2回研磨して仕上げてるんですよ。
研磨したものと、してないものでは、全然違う。 とても手間がかかっているんです」
そう言って、説明しながら研磨の様子を見せてくれました。
まずは、200番台のやすりで全体を研磨。軽く2往復くらい。
これが簡単そうに見えて、とても難しく、普通に削ったら、すぐに下地が見えてしまうそう。
そして、300番台のやすりで仕上げの研磨。
わずか、0.2mmの単板を削るわけですから、とっても繊細な作業です。
研磨する前は、ウェスで撫でると引っ掛かりがあった突板が、
研磨後は、なめらかな触り心地♪
次に、天板の寸法通りに1mm単位でカットします。
↑ダイヤルを合わせて、長手方向をカット
↑メジャーで寸法を入念に確認する榮さん
そして、カット!
機械は使っていますが、オートメーションではなく手作業です。
こうやって、一つ一つの行程を経て、家具が出来上がていくんです。
だから、私たちは、VFの特注家具を胸を張って、お客様におすすめできるんです^^
ミヤモト家具でご自宅の特注家具をオーダーしてみませんか^^
ご相談どしどしお待ちしております!