- Feb.23
- 2018
3mmのコーキングの向こうに
皆さま、おはこんばんちは。しぇんむ杉木です。
ついこの間、忘年会をやった記憶があるのですが
もう3月に入ろうとしております。
なんでこんなに時が過ぎるのは早いのか。。。
一日一日を、噛みしめながら生きていかないと
あっという間に おじいちゃんです。
早いもので
我が子は もうすぐ3歳になります。
みんなの真似をして、一生懸命 雪かきをしようとする
可愛い我が子。。。。
こんな小さな体でも、頑張って体を動かし
働こうとする者もいれば
Oh........
どうした大山君!!
だらしなBOY。
頑張れ大山君2号。
さて、
ご愛読者も多いと思いますが、
北日本新聞社さんが発行している「まんまる」
来月号は「家具のある暮らし」というテーマで
特集を組まれるとうことで
ミヤモト家具も取材協力をさせてもらいました。
(ありがたやー!)
実際にミヤモト家具の製品を使っておられるお客様の生の声を
生地にしたいということで、
昨年、家中の置き家具から造作家具、照明やカーテン、表札まで
たくさんのオーダーを頂きましたT様に
今回の特集の取材協力を頂きました。
T様、お忙しい中
快くご協力を頂き、本当にありがとうございました!!
ライターさんが、根掘り葉掘り
ミヤモト家具のことや
家具を使ってみての感想などを取材していく中で
T様はミヤモト家具のことを
基本、めちゃ褒めちぎってくれたのですが(笑)
その中でとても印象に残ったのが
ぽつりと言って下さった、この一言。
「ミヤモトさんは
コーキングが薄くていいんです!」
・・・・?
何のことか分からない方も多いでしょう。
なんせT様はマニアックなお方なので。
何かというと
造作で取り付けたこのカッコいいテレビボードの
この部分のこと。
壁と家具との隙間を埋めるパテのことです。
ピーっと入った白い線ですね。
皆様のお住まいにも、必ずコーキングを打たれている場所が
たくさんあるはずです。
とりわけ、造作家具というのは
最終的に壁と隙間なく一体化させるために
このコーキングは付き物になります。
T様のお宅のように
壁と壁との間に家具をスッポリ納める際は
家の構造が出来上がった段階で
現場採寸をして、壁と壁との寸法を正確に測り、
加えて、曲尺手(かねんて)といって
「直角」が正確に出ているかなども細かく採寸します。
その実測をもとに、造作家具の最終図面を用意し
家具の制作に取り掛かるわけですが、
我がVintage Factoryの凄いところは
この現場実測の正確さにあるのです。
細やかな採寸で割り出した、
この確かなを寸法がある為、
僅か3mmのクリアランス(ゆとり)
にて家具を製作することができるのです。
つまり壁と壁の寸法の超ギリギリサイズで
家具を作るということですね。
そうすることにより・・・
家具を収めた際の壁との隙間を最小限に抑えることができ、
ゆえにコーキングが細く、薄く打てるというわけです。
すべては、採寸と制作技術の裏付けがあるのですね。
さらにいうと
我がVintage Factoryのイケメソ職人
榮さんの繊細なコーキング技術が、
最終的な仕上がりの美しさに繋がっているのも事実。
どうしても、
主役の家具本体に目がいってしまいますが
造作家具というのは、このようなコーキングや施工の美しさも
「クオリティ」の一部なのです。
家具のみならず、
コーキングの美しさまで、抜け目なく美しさを追求する
ミヤモト家具Vintage Factoryは、我ながら素晴らしい。。。
そして、
そこに気づいたT様はもっと素晴らしい!!笑
ありがとうございます。ほんと。
コーキングひとつでも
お客様を喜ばせることができるという証明になりました。
ということで、
本日はミヤモト家具のマニアックなこだわりのお話でした。
ではまた来週。
チャオ!!
杉木
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