- Jun.13
- 2016
自慢の椅子
皆さま、おはこんばんちは。しぇんむの杉木です。
誰にも、大切に使っている自慢の一品ってあると思います。
恋人にもらったプレゼントや、家族で使った思い出の品など・・・
今日は、僕が大切にしている
お気に入りの椅子の自慢をしたいと思います。笑
私が大切にしているのは、こちらのラウンジチェア。
6年前、ミヤモト家具に入社して
このラウンジチェアに一目惚れをしました。
そして初めて会社から頂いたボーナスで買ったものです。
いうなれば、
僕と一緒にミヤモト家具人生を歩んでいる奴です。笑
月に一度は、オイルを塗ってあげて
大切に大切に育て上げております。
どうせ買うなら、長く使えるようにと
奮発をして、張地は本革アニリンレザーにて注文。
革も徐々にアンティークの風合いを醸し出し、
とてもいい感じになってきています。
6年も使っていれば、革にこんな引っ掻き傷もあるし、
背もたれには、いつ何が付いたのかわからないシミ汚れが。笑
でも、不思議と全然イヤではない。
これも味です。
傷や汚れのないヴィンテージ家具なんてありませんからね。
こうして傷や汚れを残しながら、ガンガン使っていけるのが
ミヤモト家具の製品であり、本物の証であると考えております。
僕らが本物の素材にこだわっている理由は、ここにあります。
未来のユーズド・ヴィンテージに。
傷といえば、右アームの先端についたこの凹み傷。
2か月待って、ようやく届いたラウンジチェア。
仕上がったその日に、
当時乗っていた軽自動車に無理くり乗せて帰りました。
「早く部屋に置きたい!」と高揚する気持ちを抑えながら
アパートに入れようとしたその時、
玄関のドア枠に「ゴン!」とやっちゃいました。
よほど慌てていたんでしょう。苦笑
まだ部屋にも到達していないのに、傷が・・・・
さすがにその時はショックでしたが、
まぁ、これもいつか思い出になるかと思い、
あえて修復せずにそのままにして使っておりました。
本当に、今となってはいい思い出だし、
製品が出来上がったときの、あの時の高揚感を
この傷を見ると、思い出します。
これが思い入れというやつでしょうか。
この椅子を使っていて、ひとつ言えることは、
6年前より今の方が絶対カッコいい!
ということ。
「消費されるのではなく、後世に残せる家具を」
実際に使っていて、
ミヤモト家具がお客様に伝えたい
Anarchy Faceのコンセプトは、やはり最高だな感じます。
僕はこのラウンジチェアを大切に使い込み、
いつか息子に残したいと本気で思っています。
この椅子の良さがわかる年齢になってからですね・・・笑
ということで、今日は私の自慢の一品紹介でした。
お付き合いありがとうございましたm(__)m
チャオ!!